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【2024年最新版】柚木麻子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

柚木麻子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2008年 、「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞してデビューした柚木麻子ん。何度も直木賞の候補に選ばれています。

そんな柚木麻子さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

柚木麻子の単行本新刊情報

1.『柚木麻子のドラマななめ読み!』(2024/10/26発売)

最新刊、エッセイ

フィルムアート社

<あらすじ>
2014年から10年以上にわたって続く『anan』の連載が待望の書籍化! ドラマ好きとして知られる作家・柚木麻子が国内ドラマの軌跡や、女性像の変遷、日本社会の変化(と変わらなさ)を、時に真摯に、時にコミカルに、時に私的に描き出す。

主に放送中の国内ドラマについて綴る同連載は、柚木ならでは視点によって、テレビドラマを「ななめ読み」! フェミニズムやシスターフッド、エイジングといった柚木の小説に通底する主題から、自己啓発やスクラップブック、はたまた金田明夫という名バイプレイヤーまで多種多様なテーマのもと過去作にも言及し、ドラマ愛に満ちた評が展開される。

書籍化にともない、自身の文章や、取り上げた作品、その出演俳優について、2024年現在の視点から振り返る新規テキストも収録。日本のドラマや俳優の魅力、面白さ、そして変化(やその予兆)が綴られる。

『anan』の連載以外にも、ファンとして、元脚本家志望者として、そして原作者として、ドラマや俳優について綴ったエッセイを収録。『逃げるは恥だが役に立つ』『エルピス―希望、あるいは災い―』『虎に翼』といった近年話題となった傑作から、『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』『すいか』といった記念碑的作品まで、柚木麻子が縦横無尽に語り尽くす。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『あいにくあんたのためじゃない』(2024/3/21発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……

いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。

この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全6篇。

 

3.『オール・ノット』(2023/4/19発売)

講談社

<あらすじ>
友達もいない、恋人もいない、将来の希望なんてもっとない。貧困にあえぐ苦学生の真央が出会ったのは、かつて栄華を誇った山戸家の生き残り・四葉。

「ちゃんとした人にはたった一回の失敗も許されないなんて、そんなのおかしい」

彼女に託された一つの宝石箱が、真央の人生を変えていく。

 

4.『とりあえずお湯わかせ』(2022/10/19発売)

エッセイ

NHK出版

<あらすじ>
このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、かしこく浅はか、独特な人物の日々の記録だ(前書きより)――

はじめての育児に奮闘し、新しい食べ物に出会い、友人を招いたり、出かけたり――。

そんな日々はコロナによって一転、自粛生活に。閉じこもる中で徐々に気が付く、世の中の理不尽や分断。それぞれの立場でNOを言っていくことの大切さ、声を上げることで確実に変わっていく、世の中の空気。食と料理を通して、2018年から2022年の4年間を記録した、人気作家・柚木麻子のエッセイ集。

各章終わりには書下ろしエッセイも収載。

 

5.『ついでにジェントルメン』(2022/4/8発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
編集者にダメ出しをされ続ける新人作家、女性専用車両に乗り込んでしまったびっくりするほど老けた四十五歳男性、男たちの意地悪にさらされたないために美容整形をしようとする十九歳女性……

などなど、なぜか微妙に社会と歯車の噛み合わない人々のもどかしさを、しなやかな筆致とユーモアで軽やかに飛び越えていく短編集です。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



柚木麻子の文庫本新刊情報

1.『マジカルグランマ』(2022/7/7発売)

文庫最新刊

朝日新聞出版

<あらすじ>
正子は75歳の元女優。CMで再デビューを果たし、順風満帆かと思いきや、ある出来事で事務所を解雇され、急きょ、お金が必要な状況に。

周りを巻き込み逆境を跳ね返す生き方はマジカルグランマ(理想のおばあちゃん)像をぶち壊す!

第161回直木賞候補作。

2019年の単行本の文庫版です。

2.『踊る彼女のシルエット』(2021/4/15発売)

短編集

双葉社

<あらすじ>
義母が営む喫茶店を手伝う佐知子と芸能事務所でマネージャーをする実花。

出会ってから十六年。趣味にも仕事にも情熱的な実花は、佐知子の自慢の親友だった。だが、実花が生み育てたアイドルグループが恋愛スキャンダルで解散に追い込まれたのをきっかけに、彼女は突然“婚活”を始める。

「私には時間がないの」と焦る実花に、佐知子は打ち明けられないことがあり……。幸せを願っているのに、すれ違ってしまう二人が選ぶあしたとは。

揺れうごく女の友情を描く長編小説、待望の文庫化。(単行本『デートクレンジング』より改題)

2018年の単行本『デートクレンジング』を改題した文庫版です。

3.『名作なんか、こわくない』(2021/1/9発売)

読書案内本、エッセイ

PHP研究所

<あらすじ>
人気作家・柚木麻子をつくりあげた57冊!

名作は堅苦しい、と感じている人も多いだろう。しかしページをめくれば、そこにいるのは、今の私たちと変わらない悩みを抱えた人々で、女の友情、野心、恋の駆け引き、男の本音といったテーマなどが、余すところなく描かれている。

つまり名作には、女子が今を生きるために必要な情報が山ほど詰まっているのである。

本書は、スタンダールの『赤と黒』、有吉佐和子の『悪女について』からメルヴィルの『白鯨』まで、57冊の読みどころとその本にまつわる著者の思い出を紹介。

読んだ人も、これから読む人も、読むつもりがない人も、「世界名作劇場」を観ているかのように楽しめる。

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』の著者による、初の刺激的な読書案内風エッセイ集。

2017年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

ややマイペースに作品を発表している柚木麻子さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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