2004年に自費出版を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でデビューし、人気作家となった神永学(かみなが・まなぶ)さん。
八雲シリーズ等、多くのシリーズ作品を世に送り出しています。
そんな神永学さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
神永学の単行本新刊情報
1.『ラザロの迷宮』(2023/9/19発売)
最新刊
新潮社
<あらすじ>
すべての推理が裏切られる快感! 誰もこの「謎」から抜け出せない――。大人気シリーズ「心霊探偵八雲」著者が全身全霊をかけて読者に挑む、一頁先さえ予測不能のノンストップ・ミステリ。湖畔にある洋館を友人と一緒に訪れた月島。殺人事件の犯人を当てる、脱出型の謎解きイベントが開催されるという。だが、男女8人の参加者たちが発見したのは、本物の死体だった。一方、所轄の刑事・紗和は、血塗れで保護された男の捜査に駆り出され、本庁の刑事・久賀とコンビに。しかし男は、記憶をすべて失っていた――。
二つの事件は次第に繋がり、驚愕の真相が明らかに……。戦慄の最終章に備えよ!次々と覆される推理が、次第に快感になる――中毒必至のサイコ・ミステリ。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『月下の黒龍 浮雲心霊奇譚』(2023/2/3発売)
集英社
<あらすじ>
霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲は、土方歳三とともに京へと旅をしていた。浮雲は箱根で遼太郎と名乗る謎の青年と出会う。遼太郎は幽霊に憑かれやすい性質で、様々な怪異を引き寄せてしまう。
浮かぶ生首、干からびた死体、そして生贄を求める龍。次々と迫る怪異の謎を調べるうちに、浮雲たちは秘められた哀しみと愛にふれていく……
そして明らかになる遼太郎の恐るべき正体とは――
鮮烈な剣戟と、華麗な謎解き。幕末ホラーミステリの傑作。
3.『心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理』(2022/11/30発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
「幽霊は人間の脳によって生み出される」―数学者フェルマーの名を騙りネットに現れる怪しい3D映像。幽霊マンションの怪、女子学生寮のポルターガイスト現象、老教授宅で深夜に鳴るピアノ……。幽霊を透視する大学生・斉藤八雲と、数学の天才である准教授・御子柴岳人が対峙する複雑怪奇な連続事件。電脳空間に暗躍する謎の男の正体とは?
八雲シリーズの最高傑作が登場!
収録作:「幽霊の定理」「悪霊の推定」「怨霊のパラドックス」
4.『心霊探偵八雲 Initial File 魂の素数』(2021/12/8発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
著者のもう一つの代表作「確率捜査官」シリーズの毒舌天然数学者・御子柴岳人が、大学の担当教官として斉藤八雲とスリリングな推理合戦を展開。死者が見える八雲・確率で事件を解く御子柴の心霊×科学=最強バディはミステリーの常識を軽々と凌駕する! 累計700万部超、八雲シリーズのさらなる進化に注目せよ。
収録作:「亡霊のバイアス」「魂の素数」「呪いの解法」
5.『火車の残花 浮雲心霊奇譚』(2021/5/10発売)
集英社
<あらすじ>
地獄へ堕ちぬ罪人は、私がこの手で灼き尽くす――。霊を見ることができる赤眼を持つ「憑きもの落とし」の浮雲は、旅の途上の川崎で奇妙な噂を耳にする。罪人の亡骸を奪い去る妖怪・火車が、多摩川で次々と人を殺しているという。殺された者は水死体にもかかわらず、なぜか黒焦げになっていた。
一方、宿では亭主の息子が何者かに取り憑かれ、刃物を持って夜な夜な歩き回っていた。
ふたつの事件に繋がりがあると睨んだ浮雲は、連れの土方歳三と才谷梅太郎とともに調べを進める。やがて点と点が繋がったとき、衝撃の真相が明らかになる。
そして惨劇の裏に秘められた切ない想いとは――
先の読めない展開と、その果てにある慟哭。700万部突破『心霊探偵八雲』の著者が贈る、文学史上最も切ない幕末ホラーミステリ。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
神永学の文庫本新刊情報
1.『火車の残花 浮雲心霊奇譚』(2023/7/21発売)
文庫最新刊
集英社
<あらすじ>
「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。憑きもの落とし・浮雲と薬の行商・土方歳三は、道中で知り合った才谷梅太郎(実は坂本龍馬)とともに調べを進めると、そこには若く美しい女の悲しい物語が秘められていた。
圧倒的な読み心地と猛スピードの展開、驚くべき結末が快感の時代小説。
2021年の刊行作品の文庫版です。
2.『怪盗探偵山猫 深紅の虎』(2023/2/8発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
山猫、絶体絶命のピンチに――!?悪いやつらから華麗な手口で金をうばい、ついでに悪事をあばく謎の怪盗――その名は、山猫!
お人よしすぎて、気がつけば相棒のような存在になっていた勝村が、ミッションの途中、何者かにつれさられてしまった。それは、裏社会で「深紅の虎」と呼ばれ恐れられている男から山猫への、宣戦布告だった…!
「虎」は、山猫の幼なじみで、彼を知りつくしている存在らしい…。次々と仕掛けられる虎の攻撃に、山猫は、まさかの絶体絶命のピンチへと追いこまれる!? どう切りぬける山猫!
おとなも夢中のスリル満点のピカレスク(悪党)メガヒットシリーズが、つばさ文庫に!
2019年刊行作品の角川つばさ文庫版です。
3.『心霊探偵八雲 いつわりの樹 ILLUSTRATED EDITION』(2022/11/22発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
幻の1冊がフルカラーで文庫化! 美麗イラストの入った特別版!神社の境内にある樹齢千年を超える杉の前で刺殺体が発見される。被害者が石井の高校時代の同級生だったことにより、石井の過去が明らかに…! ?
新聞連載時の形をそのままに、イラストも楽しめるコンセプトブック。
2013年刊行作品の文庫版です。
4.『悪魔を殺した男』(2022/9/15発売)
講談社
<あらすじ>
予言者と呼ばれ、触れた者の過去を見通す男・阿久津。彼とかつてコンビを組んだ警視庁特殊犯罪捜査室の天海志津香は、猟奇的皮剥ぎ連続殺人に遭遇。捜査の末に警察のさらなる暗部に直面するなか、警察内部監査室が阿久津を付け狙いはじめ――。
2020年刊行作品の文庫版です。
5.『心霊探偵八雲 12 魂の深淵』(2022/5/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
16年にわたって紡がれた「心霊探偵八雲」シリーズ、遂に完結! 深淵の果てに、八雲が見たものとは――。八雲の宿敵・七瀬美雪の手によって、昏睡状態に陥ってしまった晴香。絶望感に苛まれる後藤、石井、真琴だったが、八雲は彼らを置いて姿を消してしまう。
晴香を守り切れず、無力感と後悔の念に襲われる八雲の前に、元凶の七瀬美雪が現れる。「始まりの場所で待っている」そう告げる彼女を追いながら、八雲は重大な決断を迫られていて……。
2020年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ラザロの迷宮』(2023/9/19発売)
- 『月下の黒龍 浮雲心霊奇譚』(2023/2/3発売)
- 『心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理』(2022/11/30発売)
- 『心霊探偵八雲 Initial File 魂の素数』(2021/12/8発売)
- 『火車の残花 浮雲心霊奇譚』(2021/5/10発売)
■文庫本新刊
- 『火車の残花 浮雲心霊奇譚』(2023/7/21発売)
- 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』(2023/2/8発売)
- 『心霊探偵八雲 いつわりの樹 ILLUSTRATED EDITION』(2022/11/22発売)
- 『悪魔を殺した男』(2022/9/15発売)
- 『心霊探偵八雲 12 魂の深淵』(2022/5/24発売)
快調に刊行を続けている神永学さん。今後も期待ですね。
それでは、良い読書体験を!
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