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1984年に単行本『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社) を発表し、作家デビューした群ようこ(むれ・ようこ)さん。
そんな群ようこさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
群ようこの単行本新刊情報
1.『六十路通過道中』(2024/5/24発売)
最新刊、エッセイ
集英社
<あらすじ>
「おばさん」から「おばあさん」へ――。穏やかなひとり暮らしを送る群ようこ氏も、本格的な高齢期である古稀が目前となった。住空間をこれまでの2/3に減らした27年ぶりの引っ越しにともなう断捨離は、今後の生き方をあらためて考える機会に。
迫りくる〈おばあさん問題〉は気になりつつも、今日も一日が無事に過ぎていく……ささやかだけれど豊かな日常を綴るエッセイ集。
2.『老いてお茶を習う』(2024/3/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
齢六十八にして、お茶を習うことになった。果てがない稽古が始まった。
3.『捨てたい人 捨てたくない人』(2024/3/6発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
これは、捨てる! あれも、捨てる……?
溢れかえる洋服、本、フィギュア、溜め込んだカップ麺、レトルトカレー、非常食、密かに隠した写真に手紙……。他人事ではありません!
身内の身の回りを“断捨離”しようとする人たちの、右往左往に大共感の連作小説。
4.『しあわせの輪 れんげ荘物語』(2024/1/13発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
大手広告代理店を早期退職したキョウコは、相も変わらず古いアパート「れんげ荘」で、貯金を切り崩し、月10万円の暮らし。キョウコは、老後に少々不安を感じながらも、兄夫婦のところに、突然やってきたおネコさま御一行、「れんげ荘」の住人で人生の先輩のクマガイさんと一緒の楽しい外食や季節の花などに心癒され、日常の暮らしに喜びを感じながら、今日も楽しくのんびり生きています。
こちらが単行本の最新刊になります。
5.『こんな感じで書いてます』(2023/9/19発売)
エッセイ
新潮社
<あらすじ>
いまだに優雅には書けません――。25歳で初めて原稿料をもらって以来40余年、140作以上もの作品を生み出してきた著者による「書く暮らし」。新卒で入った広告代理店を半年で辞め、転職すること4回。拾ってもらった本の雑誌社で経理事務として働いていたときに書評を依頼され、初めて原稿料をもらったのが25歳。以来、40年にわたり書き続けてきた著者が綴る、書きはじめの苦しみ、的外れな誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化、そしてお金より大切なこと。
ひとつのことを長く続ける心構えと自立に徹した生き方に勇気をもらえる名エッセイ。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
群ようこの文庫本新刊情報
1.『今日はいい天気ですね。 れんげ荘物語』(2024/8/8発売)
文庫最新刊
角川春樹事務所
<あらすじ>
早期退職し、相変わらず月十万円で慎ましい生活を送るキョウコ。最近は太ってきたのを気にして、長めの散歩にでかける毎日だ。日々のささやかな楽しみは、散歩ですれ違う動物や、兄夫婦の家にいるネコ三匹、「れんげ荘」の住人・チユキさんの彼が飼うイヌたちの存在だ。
動物や植物に心癒され、自分なりの幸せを見つけながら、キョウコとキョウコの周りの人たちは、人生の小さな一歩を踏み出していく。
ロングセラー「れんげ荘」シリーズ第七弾!
2023年の単行本の文庫版です。
2.『小福ときどき災難』(2024/4/19発売)
エッセイ
集英社
<あらすじ>
大好物の桃の季節になると時々つくる、桃とルッコラのサラダ。
猛暑のなかビーズワックスのラップ作りに挑戦。
コロナ問題で殺伐とした日々でも、近所のウグイスの鳴き声に心を和ませる。荒ぶる天候、揺れる体調、折に触れて感じる世の中への怒り――
ストレスフルな毎日をすこし快適に、すこし楽しく変えてくれる「小さな幸福」を探して、時に成功、時に大失敗の悲喜こもごもを綴る共感必至のエッセイ集。
2021年の単行本の文庫版です。
3.『子のない夫婦とネコ』(2024/2/8発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
結婚と同時に子ネコと暮らし始めた夫婦。子宝に恵まれなくても、二匹が加わって幸せに歳を重ねるが、ネコたちとの別離は順番に訪れる。熟年離婚した男やもめと思いがけず拾ったイヌとの、ドタバタで温かい日々。七十歳で夫と死別した後、ネコを五匹も引き取ってしまった母に振り回される娘。
ほか、「老いとペット」を明るく描く連作小説。
2021年の単行本の文庫版です。
4.『これで暮らす』(2024/1/23発売)
エッセイ
KADOKAWA
<あらすじ>
春夏秋冬を快適に。ひと手間の中に生活の楽しさがある――。歳を重ねると、愛用品の使い勝手が悪くなるタイミングが訪れる。御飯がおいしく炊ける土鍋が重く感じたり、枕の高さが合わなくなったり、大好きな編み物で疲れてしまったり……。
そんな時こそ、もっと素敵な物に出会うチャンスかも。こだわるうちに、若い人より残りの時間は少ないのに、手がかかることが楽しくなってきた! 今の暮らしのサイズにぴったりな品を見つけ出す、宝物探しのような日々を綴った生活実用エッセイ。
人気エッセイストが実際に使った物だけを全力でオススメ!
2021年の単行本の文庫版です。
5.『食べる生活』(2023/11/7発売)
エッセイ
朝日新聞出版
<あらすじ>
とにかく体は、たべるものでできている──。料理はどちらかというと嫌いだと語る群さんが、自分の身体を一番心地よい状態に保てるよう、〈たべること〉にとことん向き合った「食」エッセイ。
大人気「生活」シリーズ文庫最新刊。
2020年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『六十路通過道中』(2024/5/24発売)
- 『老いてお茶を習う』(2024/3/25発売)
- 『捨てたい人 捨てたくない人』(2024/3/6発売)
- 『しあわせの輪 れんげ荘物語』(2024/1/13発売)
- 『こんな感じで書いてます』(2023/9/19発売)
■文庫本新刊
- 『今日はいい天気ですね。 れんげ荘物語』(2024/8/8発売)
- 『小福ときどき災難』(2024/4/19発売)
- 『子のない夫婦とネコ』(2024/2/8発売)
- 『これで暮らす』(2024/1/23発売)
- 『食べる生活』(2023/11/7発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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