2012年度のロマン大賞を「嘘つきな五月女王(メイ・クイーン)」で受賞し、同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ 〜五月祭(メイ・デイ)の求婚〜』にて、2013年にコバルト文庫よりデビューした白川紺子(しらかわ・こうこ)さん。
そんな白川紺子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
白川紺子の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(2024/11/26発売)
■文庫本新刊
- 『烏衣の華 3』(2025/8/25発売)
- 『雪華邸美術館の魔女』(2025/8/20発売)
- 『花菱夫妻の退魔帖 五』(2025/5/13発売)
- 『烏衣の華 2』(2025/1/24発売)
- 『京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う』(2024/11/11発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
白川紺子の単行本新刊情報
1.『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(2024/11/26発売)
最新刊
集英社
<あらすじ>
成都(せいと)随一の高級旅館、張家楼(ちょうかろう)。主人は成都屈指の豪商、張家の末息子・(※)琬圭(えんけい)である。すこぶる病弱な琬圭は、23歳になる今まで幾度となく生死の境をさまよった。風が吹いては寝込み、雨が降っては寝込む。とにかく体が弱いのである。ある日、久しぶりに体調がよく市をそぞろ歩いていると、売卜者(占い師)のような男から突然声をかけられる。いわく、琬圭は幽鬼、妖魅のたぐいを引き寄せる体質で、そのために不調が出るのだと。半信半疑の琬圭だが、彼にお祓いをしてもらうと、確かに調子がいい。それを知った琬圭の父親は、どういうわけか、売卜者の娘を嫁にもらえと言いだした!戸惑う琬圭をよそに結婚話は進み、いよいよ娘はやってきた。
――そう、色とりどりに輝く雲に乗り、空の上から。天女とみまがう美しい少女は琬圭に歩みよると、「人間の花婿なんて今時、流行らないわ」と言い放つ。どうやら彼女は「人」ではないらしい……。果たしてこの夫婦、一体どうなる!?
こちらが単行本の最新刊になります。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
白川紺子の文庫本新刊情報
1.『烏衣の華 3』(2025/8/25発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
当代随一の巫術師・董月季(とうげっき)に下された勅命。それは地方の廟で起きている異変の調査に行くことだった。許婚の封霊耀(ほうれいよう)と巫術師見習いの渓(けい)らと共に、月季は白介山の麓の繁華街へと向かう。
そこでは行方不明者が急増しており、村の古い廟との関連が疑われた。早速街中で調査を始めた月季は、黄舟(こうしゅう)というごろつきの幽鬼と出会う。彼は洞窟のような場所で「食われた」と訴え……。
花に抱かれた村の暗い秘密とは。
中華退魔ファンタジー第3弾!
2.『雪華邸美術館の魔女』(2025/8/20発売)
U-NEXT
<あらすじ>
昭和30年。東京の養育院で暮らす16歳の小百合は呆然とした。自身が元華族・雪宮家から誘拐された令嬢だと告げられたのだ。当主で双子の姉でもある撫子の暮らす御殿場に身を寄せた小百合。孤児から令嬢へと一変した生活に戸惑いつつも、撫子との距離をゆっくり縮めていく。
そんな雪宮家には時折思わぬ客が訪れる。その理由は代々の当主が蒐集してきたいわくつきの美術品にあるようで……?
3.『花菱夫妻の退魔帖 五』(2025/5/13発売)
光文社
<あらすじ>
花菱孝冬は、友人の新聞記者・五十嵐を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。鈴虫の刺繍が施された朽葉色の単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴とのことで、十年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。
貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。
果たして小鈴は、花菱家に祟っている怨霊・淡路の君の〝獲物〟となるのか?ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第五弾!
4.『烏衣の華 2』(2025/1/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
稀代の巫術師と評判の董月季(とうげっき)は、ある日「持ち主を次々に取り殺している」という香炉について依頼を受ける。折しも同様の相談を受けていた許婚の封霊耀(ほうれいよう)と、巫術師見習いの渓(けい)と共に、月季は香炉の持ち主を訪ねる。しかしそこで遭遇したのは強力な女の幽鬼。
月季は思わず祓ってしまうが、女が消える寸前に見せた表情が気になり、霊耀たちと、女が住んでいた村に向かうが……。
天才巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー、待望の第二弾!
5.『京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う』(2024/11/11発売)
PHP研究所
<あらすじ>
呪いを解くためには、俺を殺せ――謎の少年高良(たから)にそう言われた澪(みお)だが、高良と共に生き延びる道があるのではないかと模索していた。そんな澪に、一筋の光明が見えてくる。古代から転生を繰り返す「千年蠱(せんねんこ)」の呪いを別のものに転化することができれば、高良を死なせずにすむのではないか――。
澪の言葉に微かな希望を抱いた高良は、何かを思い立ち、彼女のもとを去っていく。
京都の一乗寺、蠱師(まじないし)が営む下宿屋「くれなゐ荘」が舞台。兄の漣(れん)や澪の護衛を務める波鳥(なとり)ら仲間たちが見守るなか、澪は難題に果敢に挑んでいこうとするのだが……。
京都各地の風物詩、歴史、自然を絡めて、呪いの因果が綴られる、『後宮の烏』で人気の著者による呪術幻想譚シリーズ第五弾。文庫書き下ろし。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(2024/11/26発売)
■文庫本新刊
- 『烏衣の華 3』(2025/8/25発売)
- 『雪華邸美術館の魔女』(2025/8/20発売)
- 『花菱夫妻の退魔帖 五』(2025/5/13発売)
- 『烏衣の華 2』(2025/1/24発売)
- 『京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う』(2024/11/11発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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