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2004年、『アルファベット・パズラーズ』で本格的に小説家デビューした大山誠一郎(おおやま・せいいちろう)さん。
そんな大山誠一郎さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
大山誠一郎の単行本新刊情報
1.『にわか名探偵 ワトソン力』(2024/5/22発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
パ映画館で人気のないゾンビ映画を観ていた警視庁捜査一課の刑事、和戸宋志。終幕後に照明が点くと観客の一人が殺されていた。おまけに扉に細工されて出られない。
困惑に包まれる中、和戸は感じていた。その場に居合わせた者たちの推理力を飛躍的に高める能力、「ワトソン力」が発動しつつあることを……。そしてにぎやかな推理合戦の幕が上がる!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』(2022/3/17発売)
短編集
実業之日本社
<あらすじ>
パーティ出席者500人
全員が証人!
時乃はアリバイを崩せるのか! ?今、日本でもっとも愛される本格ミステリ作家が贈る「至極の作品集」
時を戻すことができました。――アリバイは、崩れました。
難事件に頭を悩ませる新米刑事は、美谷時計店の店主・時乃にアリバイ崩しを依頼する。
湖に沈められた車のアリバイ、パーティ出席者500人が証人となった政治家のアリバイ、容疑者の親族3人がもつ鉄壁のアリバイ……。時乃の推理はいかに? 時乃が高校生時代に挑んだ「夏休みのアリバイ」も特別収録。
3.『ワトソン力』(2020/9/16発売)
短編集
光文社
<あらすじ>
目立った手柄もないのに、なぜか警視庁捜査一課に所属する和戸宋志。行く先々で起きる難事件はいつも、居合わせた人びとが真相を解き明かす。それは、和戸のそばにいる人間の推理力を飛躍的に向上させる能力のおかげだった。
謎解きの楽しみが目白押しの本格ミステリ短編集!
4.『アリバイ崩し承ります』(2018/9/7発売)
短編集
実業之日本社
<あらすじ>
時を戻すことができました。アリバイは、崩れました――。美谷時計店には、「時計修理承ります」だけでなく「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。「時計にまつわるご依頼は何でも承る」のだという。
難事件に頭を悩ませる捜査一課の新米刑事は、アリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ、山荘の時計台で起きた殺人のアリバイ……7つの事件や謎に、店主の美谷時乃が挑む。
あなたはこの謎を解き明かせるか?
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『赤い博物館』(2015/9/19発売)
文藝春秋
<あらすじ>
『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を射止めた著者がミステリ人生のすべてを賭けて贈る渾身作。キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》の館長に甘んじる謎多き美女と、一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい巡査部長。図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件とは――。
予測不能の神業トリックが冴え渡る、著者初の本格警察小説!
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
大山誠一郎の文庫本新刊情報
1.『仮面幻双曲』(2023/6/6発売)
文庫最新刊
小学館
<あらすじ>
時は、戦後間もない昭和22年。東京で亡き父の事務所を継いだ私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町に赴く。依頼主は、地元随一の製糸会社を営む占部家の先代社長夫人。専務の武彦が双子の兄である現社長の文彦に恨みを抱き、殺害を目論んでいるのだという。武彦は女子工員の小夜子に恋をしていたが、彼女は町中に中傷の手紙がばらまかれたことを苦に自殺。兄の仕業だと思い込んだ武彦は姿をくらまし、整形手術を受けて顔を変え、別人になりすまして双竜町に戻っている。
「なぜ顔を変えたかわかるか? お前の近くにいる」
川宮兄妹の使命は、武彦を探し出し、文彦の命を守ること。しかし、琵琶湖のほとりに建つ巨大な洋館に招かれ、寝ずの番にあたった矢先、文彦は惨殺されてしまう――
果たして誰が”武彦”なのか。
本格ミステリの名手による傑作が、待望の文庫化!
2006年の単行本の文庫版です。
2.『記憶の中の誘拐 赤い博物館』(2022/1/4発売)
文藝春秋
<あらすじ>
赤い博物館こと犯罪資料館に勤める緋色冴子が、過去の事件の遺留品や資料を元に、未解決事件に挑むシリーズ第二弾。文庫オリジナル。
3.『アリバイ崩し承ります』(2019/11/25発売)
短編集
実業之日本社
<あらすじ>
美谷時計店には「時計修理承ります」とともに「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。難事件に頭を悩ませる新米刑事はアリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ……
7つの事件や謎を、店主の美谷時乃は解決できるのか!?
2018年の単行本の文庫版です。
4.『赤い博物館』(2018/9/4発売)
文藝春秋
<あらすじ>
警視庁付属犯罪資料館、通称「赤い博物館」の館長・緋色冴子はコミュニケーション能力は皆無だが、ずば抜けた推理力を持つ美女。そんな冴子の手足となって捜査を行うのは、部下の寺田聡。過去の事件の遺留品や資料を元に、難事件に挑む二人が立ち向かった先は――。
予測不能なトリック駆使、著者渾身の最高傑作! TVドラマ原作
2015年の単行本の文庫版です。
5.『密室蒐集家』(2015/11/10発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
消え失せた射殺犯、密室から落ちてきた死体、警察監視下で起きた二重殺人。密室の謎を華麗に解く名探偵登場。これぞ本格ミステリ!
2012年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『にわか名探偵 ワトソン力』(2024/5/22発売)
- 『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』(2022/3/17発売)
- 『ワトソン力』(2020/9/16発売)
- 『アリバイ崩し承ります』(2018/9/7発売)
- 『赤い博物館』(2015/9/19発売)
■文庫本新刊
- 『仮面幻双曲』(2023/6/6発売)
- 『記憶の中の誘拐 赤い博物館』(2022/1/4発売)
- 『アリバイ崩し承ります』(2019/11/25発売)
- 『赤い博物館』(2018/9/4発売)
- 『密室蒐集家』(2015/11/10発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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