小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】貫井徳郎の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

貫井徳郎の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

『慟哭』で第4回鮎川哲也賞(1993年)の最終候補となりデビューした貫井徳郎さんは、人間の心の暗部を表現したミステリーを数多く発表しています。

そんな貫井徳郎さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

貫井徳郎の単行本新刊情報

1.『ひとつの祖国』(2024/5/7発売)

最新刊

朝日新聞出版

<あらすじ>
第二次大戦後に分断され、再びひとつの国に統一された日本。だが東西の格差は埋まらず、東日本の独立を目指すテロ組織が暗躍し……。

意図せずテロ組織と関わることになった一条昇と、その幼馴染で自衛隊特務連隊に所属する辺見公佑の二人。社会派エンターテインメント巨編。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『龍の墓』(2023/11/22発売)

双葉社

<あらすじ>
東京都町田市郊外で発見された身許不明の焼死体。町田署の女刑事・保田真萩は、警視庁捜査一課の南条とコンビを組んで聞き込みを開始するが、事件解決に繋がる有力な手がかりを掴めずにいた。

そんな中、荒川区内で女性の変死体が発見される。その殺害状況が公表されるや、ネット上である噂が囁かれはじめた。〈町田と荒川の殺人は、人気VRゲーム《ドラゴンズ・グレイブ》の中で発生する連続殺人の見立てではないのか?〉

一見、何の繋がりもないように思えた二つの事件だったが、やがてその噂を看過できなくなるような事態へと発展していく――。

VRツールが日常に浸透した〈すぐ先の未来〉を舞台に描く、怒濤のノンストップ・エンターテインメント!

 

3.『紙の梟 ハーシュソサエティ』(2022/7/13発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
ここは、人を一人殺したら死刑になる世界――。

私たちは厳しい社会(harsh society)に生きているのではないか? そんな思いに駆られたことはないだろうか。一度道を踏み外したら、二度と普通の生活を送ることができないのではないかという緊張感。過剰なまでの「正しさ」を要求される社会。

人間の無意識を抑圧し、心の自由を奪う社会のいびつさを拡大し、白日の下にさらすのがこの小説である。

恐ろしくて歪んだ世界に五つの物語が私たちを導く。

被害者のデザイナーは目と指と舌を失っていた。彼はなぜこんな酷い目に遭ったのか?――「見ざる、書かざる、言わざる」

孤絶した山間の別荘で起こった殺人。しかし、論理的に考えると犯人はこの中にいないことになる――「籠の中の鳥たち」

頻発するいじめ。だが、ある日いじめの首謀者の中学生が殺害される。驚くべき犯人の動機は?――「レミングの群れ」

俺はあいつを許さない。姉を殺した犯人は死をもって裁かれるべきだからだ――「猫は忘れない」

ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった――「紙の梟」

 

4.『邯鄲の島遥かなり 下』(2021/10/29発売)

新潮社

<あらすじ>
一ノ屋の血を引く信介の活躍で、島は戦後の復興を果たした。

穏やかな営みが続くかに思えたが……。

渾身の大河小説、感動の大団円へ!

 

5.『邯鄲の島遥かなり 中』(2021/9/28発売)

新潮社

<あらすじ>
神生島は初の普通選挙に揺れ、投身心中の名所になった。

やがて平和な島にも容赦なく戦争の足音が近づく。驚異の大河小説、第二弾!

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



貫井徳郎の文庫本新刊情報

1.『邯鄲の島遥かなり(中)』(2024/10/29発売)

文庫最新刊

新潮社

<あらすじ>
神生島に生きる一ノ屋の血を引く者には皆、イチマツ痣と呼ばれる同じ形の痣がある。しかしイチマツのような特別な男はめったに生まれない。

椿油で財をなし、島に富をもたらした一橋産業の一橋平太は間違いなく「特別な男」だった。その平太が死んだ。跡を継いだ長男は、父が絶対に手を出さなかった軍需産業に進出し、島の造船所で駆逐艦建造に着手する。

昭和12年7月、盧溝橋事件勃発。日本軍と中国軍が宣戦布告なしに戦闘にはいった。島の若者が次々に兵隊に取られるなか、昭和16年12月8日に日本軍はハワイの真珠湾に奇襲攻撃。対米戦が始まり、造船所を持つ島も米軍の標的となる。

驚異の大河小説、激動の第二幕へ!

2021年刊行作品の文庫版です。

2.『邯鄲の島遥かなり(上)』(2024/9/30発売)

新潮社

<あらすじ>
人間離れした美貌の男、イチマツこと一ノ屋松造が神生島に戻ってきた。5年前に出奔し、明治維新とともにふらりと島に帰還したのだ。

古来、島では一ノ屋に生まれた色男は島に福をもたらすと伝えられてきた。だが、いい男は何十年に一人くらいしか生まれない。

一ノ屋の家系の最後の一人だったイチマツは、働きもせずひたすらに島の女たちと次々に契る。不思議なことに、彼の血を引く子どもは皆、身体のどこかに唇に似た形の痣が刻まれていた――。

明治維新から「あの日」まで。神生島に生きる一族を描く大河小説が開幕!

2021年刊行作品の文庫版です。

3.『悪の芽』(2024/1/23発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
大手銀行に勤める41歳の安達は、無差別大量殺傷事件のニュースに衝撃を受ける。

40人近くを襲ってその場で焼身自殺した男が、小学校時代の同級生だったのだ。あの頃、俺はあいつに取り返しのつかない過ちを犯した。この事件は、俺の「罪」なのか――。

懊悩する安達は、凶行の原点を求めて犯人の人生を辿っていく。彼の壮絶な怒りと絶望を知った安達が、最後に見た景色とは。

誰の心にも兆す“悪”に鋭く切り込んだ、傑作長編ミステリ!

2021年刊行作品の文庫版です。

4.『罪と祈り』(2022/10/7発売)

実業之日本社

<あらすじ>
貫井徳郎作家デビュー30年記念連続刊行第三弾。

隅田川で発生した元警察官殺し。被害者の息子たちが真実を追う。

慟哭の傑作長編

2019年刊行作品の文庫版です。

5.『追憶のかけら 現代語版』(2022/8/5発売)

実業之日本社

<あらすじ>
貫井徳郎作家デビュー30年記念連続刊行、第二弾。

妻を亡くした大学講師は絶望の泥沼へ。

過去と現在が交錯する傑作長編ミステリ

2004年刊行作品の文庫新装版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『ひとつの祖国』(2024/5/7発売)
  2. 『龍の墓』(2023/11/22発売)
  3. 『紙の梟 ハーシュソサエティ』(2022/7/13発売)
  4. 『邯鄲の島遥かなり 下』(2021/10/29発売)
  5. 『邯鄲の島遥かなり 中』(2021/9/28発売)

文庫本新刊

  1. 『邯鄲の島遥かなり(中)』(2024/10/29発売)
  2. 『邯鄲の島遥かなり(上)』(2024/9/30発売)
  3. 『悪の芽』(2024/1/23発売)
  4. 『罪と祈り』(2022/10/7発売)
  5. 『追憶のかけら 現代語版』(2022/8/5発売)

精力的に作品を発表し続けている貫井徳郎さん。新作が楽しみです。

それでは、良い読書体験を!

関連記事

Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を

Kindle Unlimitedを無料体験してみる

「Kindle Unlimited」は、月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。

専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。

1~2冊読めば元が取れますので、ふだんそのくらいの量の本を読んでいる方や、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。

最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。

Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!

Kindle Unlimitedを無料体験してみる

ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
こちらの記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。