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柚月裕子さんの「孤狼の血シリーズ」は暴力団の抗争と警察との戦いを描いた人気シリーズです。
そんな柚月裕子さんの「孤狼の血シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
柚月裕子「孤狼の血シリーズ」読む順番
KADOKAWAから全3作が刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので順番に紹介していきます。
1.『孤狼の血』(2015年)
<あらすじ>
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。
やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。
正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。
こちらが第一作です。
とにかく暴力団の描写がリアルで、かつハードボイルド全開。作品そのものの魅力に惹きつけられます。
2.『凶犬の眼』(2018年)
<あらすじ>
広島県呉原東署刑事の大上章吾が奔走した、暴力団抗争から2年。日本最大の暴力団、神戸の明石組のトップが暗殺され、日本全土を巻き込む凄絶な抗争が勃発した。首謀者は対抗組織である心和会の国光寛郎。彼は最後の任侠と恐れられていた。一方、大上の薫陶を受けた日岡秀一巡査は県北の駐在所で無聊を託っていたが、突如目の前に潜伏していたはずの国光が現れた。
国光の狙いとは? 不滅の警察小説『孤狼の血』続編!
2作目はさらに抗争がエスカレート。押さえ込むことができるのでしょうか。
3.『暴虎の牙』(2020年)
<あらすじ>
博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とそのカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、沖と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の匂いを嗅ぎ取り、沖を食い止めようと奔走する。時は移り平成16年、懲役刑を受けて出所した沖がふたたび広島で動き出した。
だがすでに暴対法が施行されて久しく、シノギもままならなくなっていた。焦燥感に駆られるように沖が暴走を始めた矢先、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖に接近する…。
不滅の警察小説シリーズ、令和でついに完結!
最新作にして完結作の3作目。ついに幕を閉じます。
映画版「孤狼の血シリーズ」
2018年に役所広司さん、松坂桃李さん主演で映画化されています。
2021年に『孤狼の血 LEVEL2』が公開されました。前作同様に松坂桃李さんが主演です。
それに合わせてノベライズも刊行されています。
なお、著者は柚月さんではありません。
まとめ
それではおさらいします。
柚月裕子「孤狼の血シリーズ」の読む順番は以上のようになります。全3作ですので、ぜひ読んでみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
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