1988年にデビューした、新本格派ミステリー作家の代表的なひとりである法月綸太郎(のりづき・りんたろう)さん。
そんな法月綸太郎さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
法月綸太郎の単行本新刊情報
1.『法月綸太郎ミステリー塾 怒涛編 フェアプレイの向こう側』(2021/11/18発売)
最新刊、評論集
講談社
<あらすじ>
日本編、海外編、疾風編に続く「怒涛編」は「フェアプレイの向こう側」。ミステリー界の至宝が語る輝ける評論集、ラストを飾る1巻。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『赤い部屋異聞』(2019/12/4発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
日常に退屈した者が集い、世に秘められた珍奇な話や猟奇譚を披露する「赤い部屋」。新会員のT氏は、これまで九十九人の命を奪ったという〈殺人遊戯〉について語り始める。少しも法律に触れない、安全至極な殺人法とは――そして恐るべき身の上話ののち、仰天の結末がT氏を待ち受けていた!(「赤い部屋異聞」)
乱歩の名作をアレンジし、どんでん返しのつづら折りが見事な表題作ほか、都筑道夫のホラー短編を下敷きにした“決して最後まで読めない本”の怪異譚「だまし舟」(書き下ろし)など、マニアであれば二度おいしい、絶品揃いの全九篇。
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『法月綸太郎の消息』(2019/9/12発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
ロジックの名手、新境地へ―!ドイルとホームズ。クリスティーとポアロ。そして法月綸太郎と法月綸太郎―。作家と名探偵、そのスリリングな関係に切り込み、本格ミステリの新たな地平を見出す華麗なる作品集!
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
法月綸太郎の文庫本新刊情報
1.『赤い部屋異聞』(2023/5/23発売)
文庫最新刊、短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
日常に退屈した者が集い、世に秘められた珍奇な話や猟奇譚を披露する「赤い部屋」。新会員のT氏は、これまで九十九人の命を奪ったという恐るべき〈殺人遊戯〉について語りはじめる……。
江戸川乱歩の名作短篇「赤い部屋」に捧げる表題作ほか、著者が敬愛する作品へのオマージュだけを集めた、ミステリファンにはたまらない全九篇。
2019年刊行作品の文庫版です。
2.『雪密室 新装版』(2023/2/15発売)
講談社
<あらすじ>
雪の山荘で美女が殺される。部屋は旋錠され、犯人の足跡もない! 本格推理の極。誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺される。建物の周囲は雪一色、そして彼女がいたはずの離れまで、犯人らしい人物の足跡もついていないのだ。
この奇怪な密室殺人の謎に法月警視の息子綸太郎が挑戦する、出色本格推理。
1992年刊行作品の文庫新装版です。
3.『法月綸太郎の消息』(2022/10/14発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
ホームズ探偵譚の異色作「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」。この2作の裏に隠された、作者コナン・ドイルをめぐる意外なトラップを突き止める「白面のたてがみ」。ポアロ最後の事件として名高い『カーテン』に仕組まれた、作者アガサ・クリスティーの入念な企みとは? 物語の背後(バックステージ)が息を呑むほど鮮やかに解読される「カーテンコール」。
父・法月警視が持ち出す不可解な謎を、息子・綸太郎が純粋な論理を駆使して真相に迫る、都筑道夫『退職刑事』シリーズの後継というべき2編「あべこべの遺書」「殺さぬ先の自首」。
2019年刊行作品の文庫版です。
4.『二の悲劇 新装版』(2022/10/13発売)
祥伝社
<あらすじ>
「きみ」は京都四条河原町の雑踏で突然に名前を呼ばれる。思いもかけぬ再会に惹かれ合う二人。すべては、東京世田谷で「彼女」が殺されて暗転した――。死体から見つかった、たった一本の小さな鍵。「長さ90センチ相当」のキーホルダーから、作家探偵法月綸太郎はひとつの推理を導いた。
だがそれは、果てしなき迷宮(ラビリンス)への入口にすぎなかった……。奇蹟の超絶ミステリ再臨!
1997年刊行作品の文庫新装版です。
5.『一の悲劇 新装版』(2022/4/15発売)
祥伝社
<あらすじ>
「あなたが茂を殺したのよ」泣き叫ぶ冨沢路子の言葉に、山倉史朗は絶句した――。犯人は山倉の息子と間違えて、同級生で路子の息子である茂を誘拐した。厳戒下、山倉は身代金授受に失敗、少年は骸となって発見されたのだ。
誰が、なぜこの凶行を?やがて浮上した容疑者には、作家探偵法月綸太郎と一緒にいた、というアリバイがあった……。
1996年刊行作品の文庫新装版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『法月綸太郎ミステリー塾 怒涛編 フェアプレイの向こう側』(2021/11/17発売)
- 『赤い部屋異聞』
(2019/12/4発売) - 『法月綸太郎の消息』
(2019/9/12発売)
■文庫本新刊
- 『赤い部屋異聞』(2023/5/23発売)
- 『雪密室 新装版』(2023/2/15発売)
- 『法月綸太郎の消息』(2022/10/14発売)
- 『二の悲劇 新装版』(2022/10/13発売)
- 『一の悲劇 新装版』(2022/4/15発売)
比較的マイペースに作品を発表している法月綸太郎さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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