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テレビドラマ『相棒』の脚本家として活躍し、近年は小説も発表している太田愛さん。
そんな太田愛さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
太田愛の単行本新刊情報
1.『未明の砦』(2023/7/31発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
その日、共謀罪による初めての容疑者が逮捕されようとしていた。動いたのは警視庁組織犯罪対策部。標的は、大手自動車メーカー〈ユシマ〉の若い非正規工員・矢上達也、脇隼人、秋山宏典、泉原順平。四人は完璧な監視下にあり、身柄確保は確実と思われた。ところが突如発生した火災の混乱に乗じて四人は逃亡する。誰かが彼らに警察の動きを伝えたのだ。所轄の刑事・薮下は、この逮捕劇には裏があると読んで独自に捜査を開始。
一方、散り散りに逃亡した四人は、ひとつの場所を目指していた。千葉県の笛ヶ浜にある〈夏の家〉だ。
そこで過ごした夏期休暇こそが、すべての発端だった――。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『彼らは世界にはなればなれに立っている』(2020/10/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
“始まりの町”の初等科に通う少年・トゥーレ。ドレスの仕立てを仕事にする母は、“羽虫”と呼ばれる存在だ。誇り高い町の住人たちは、他所から来た人々を羽虫と蔑み、公然と差別している。
町に20年ぶりに客船がやって来た日、歓迎の祭りに浮き立つ夜にそれは起こった。トゥーレの一家に向けて浴びせられた悪意。その代償のように引き起こされた「奇跡」。
やがてトゥーレの母は誰にも告げずに姿を消した。消えた母親の謎、町を蝕む悪意の連鎖、そして、迫りくる戦争の足音。
「相棒」の人気脚本家がいま私たちに突きつける、現代の黙示録!
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『天上の葦』(2017/2/18発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。死の間際、正光はあの空に何を見ていたのか。それを突き止めれば一千万円の報酬を支払う。興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。
そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した。その捜索を極秘裏に命じられる停職中の刑事・相馬。廃屋に残された夥しい血痕、老人のポケットから見つかった大手テレビ局社長の名刺、遠い過去から届いた一枚の葉書、そして闇の中の孔雀……。
二つの事件がひとつに結ばれた先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!? 鑓水、修司、相馬の三人が最大の謎に挑む。感動のクライムサスペンス巨編!
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
4.『幻夏』(2013/10/29発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。奇妙な印を残して…。
人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う意欲作。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
太田愛の文庫本新刊情報
1.『彼らは世界にはなればなれに立っている』(2023/8/24発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
「最初のひとりがいなくなったのはお祭りの四日後、七月最初の木曜日のことだった」――ここは〈始まりの町〉。物語の語り手は四人――初等科に通う十三歳のトゥーレ、なまけ者のマリ、鳥打ち帽の葉巻屋、窟の魔術師。彼らが知る、彼らだけの真実を繋ぎ合わせたとき、消えた人間のゆくえと町が隠し持つ秘密が明らかになる。人のなし得る奇跡とはなにか――。
社会派エンターテインメントで最注目の作家が描く、現代の黙示録!
2020年の単行本の文庫版です。
2.『天上の葦』(2019/11/21発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。渋谷のスクランブル交差点で、空を指さして絶命した老人が最期に見ていたものは何か、それを突き止めれば1000万円の報酬を支払うというのだ。
一方、老人が死んだ日、1人の公安警察官が忽然と姿を消す。停職中の刑事・相馬は彼の捜索を非公式に命じられるが―。
2つの事件の先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!? サスペンス・ミステリ巨編!
2017年の単行本の文庫版です。
3.『幻夏』(2017/8/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。
「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。今、何が起ころうとしているのか。
人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。
2013年の単行本の文庫版です。
4.『犯罪者』(2017/1/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
白昼の駅前広場で4人が刺殺される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は搬送先の病院で奇妙な男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と警告される。
その直後、謎の暗殺者に襲撃される修司。なぜ自分は10日以内に殺されなければならないのか。
はみだし刑事・相馬によって命を救われた修司は、相馬の友人で博覧強記の男・鑓水と3人で、暗殺者に追われながら事件の真相を追う。
2012年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『未明の砦』(2023/7/31発売)
- 『彼らは世界にはなればなれに立っている』
(2020/10/30発売) - 『天上の葦』
(2017/2/18発売) - 『幻夏』
(2013/10/29発売)
■文庫本新刊
- 『彼らは世界にはなればなれに立っている』(2023/8/24発売)
- 『天上の葦』
(2019/11/21発売) - 『幻夏』
(2017/8/25発売) - 『犯罪者』
(2017/1/25発売)
作品数は少ないものの、どれも力作を発表している太田愛さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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