2002年に「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞した吉田修一さん。
そんな吉田修一さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
吉田修一の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『罪名、一万年愛す』(2024/10/18発売)
- 『永遠と横道世之介』(2023/5/26発売)
- 『ミス・サンシャイン』(2022/1/7発売)
- 『オリンピックにふれる』(2021/10/4発売)
- 『ブランド』(2021/7/30発売)
■文庫本新刊
- 『ミス・サンシャイン』(2025/8/5発売)
- 『昨日、若者たちは』(2025/1/15発売)
- 『ブランド』(2024/4/25発売)
- 『素晴らしき世界 ~もう一度旅へ』(2023/10/20発売)
- 『ぼくたちがコロナを知らなかったころ』(2023/8/21発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
吉田修一の単行本新刊情報
1.『罪名、一万年愛す』(2024/10/18発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風変わった依頼が舞い込んだ。九州を中心にデパートで財をなした有名一族の三代目・豊大から、ある宝石を探してほしいという。宝石の名は「一万年愛す」。ボナパルト王女も身に着けた25カラット以上のルビーで、時価35億円ともいわれる。蘭平は長崎の九十九島の一つでおこなわれる、創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに訪れることになった。
豊大の両親などの梅田家一族と、元警部の坂巻といった面々と梅田翁を祝うため、豪邸で一夜を過ごすことになった蘭平。だがその夜、梅田翁は失踪してしまう……。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『永遠と横道世之介』(2023/5/26発売)
毎日新聞出版
<あらすじ>
39歳になったカメラマン・横道世之介が暮らすのは、東京郊外に建つ下宿「ドーミー吉祥寺の南」。元芸者の祖母が始めた下宿を切り盛りするあけみちゃん、最古参の元芸人の営業マン礼二さん、書店員の大福さん、大学生の谷尻くんらとゆるーっと暮らす毎日に、唐突に知り合いのベテラン教師ムーさんの引きこもりの息子一歩が入居することになって……。
下宿仲間たちと繰り広げる、温かくてしょっぱい人間ドラマ。
3.『ミス・サンシャイン』(2022/1/7発売)
文藝春秋
<あらすじ>
大学院生の岡田一心は、ハリウッドで活躍した伝説の女優「和楽京子」と出会った。一心は、気がつけば、彼女のことばかり考えていた。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『オリンピックにふれる』(2021/10/4発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
香港、上海、ソウル、そして東京――分断された世界に、希望は生き残れるか?小説だから見えてくる、光と翳のオリンピック。変貌をとげるアジアの街で、人生の岐路に揺れる若者たち。コロナ下の東京に、オリンピックの幕が上がる。
2021年夏、東京オリンピックと同時進行で新聞連載された話題作「オリンピックにふれる」をふくむ注目の最新小説集!
5.『ブランド』(2021/7/30発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
数々の文学賞を受賞し、世界からも注目を受ける作家・吉田修一が20年の間に一流ブランドとコラボで描いてきた作品集。ジュエリー、車、家電、シャンパン……広告だからこそ浮かび上がる、贅沢な物語。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
吉田修一の文庫本新刊情報
1.『ミス・サンシャイン』(2025/8/5発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
心に傷を負った大学院生・岡田一心は伝説の映画女優・和楽京子こと石田鈴の自宅で荷物整理を手伝うことに。引退した今なお美しい鈴さんの胸に秘められていた波乱万丈な映画人生、原爆が奪った運命と大切な人たち――その過去に触れるうち、一心の胸にあたたかな光が灯る。
清冽な感動に包まれる島清恋愛文学賞受賞の傑作長篇。
2022年刊行作品の文庫版です。
2.『昨日、若者たちは』(2025/1/15発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
香港、上海、ソウル、そして東京。分断された世界で今を直向きに生きる若者を描く純文学短編集。
2021年に刊行された単行本『オリンピックにふれる』を改題したものです。
2021年刊行作品を改題した文庫版です。
3.『ブランド』(2024/4/25発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
「ねえ。『喜び』って言葉から、どんな風景をイメージする?」風呂上がりの妻から唐突な質問を受けた慎一は、眼を閉じてみると、ふいにひとつの景色が見えてきた。海から眺める東京に似た大都市。同じく想像したらしい妻は、自分は空にいるという。(「ティファニー2021」)
一流ブランドには物語があり、人生の一瞬を輝かせる。著者が20年をかけてその一瞬を切り取ってきた珠玉の作品集。
2021年刊行作品の文庫版です。
4.『素晴らしき世界 ~もう一度旅へ』(2023/10/20発売)
エッセイ
集英社
<あらすじ>
お茶会の奥深さを知り、各地のリゾートで五感を刺激され、湖の静かな佇まいに惹かれる。さまざまな事情や制約があろうとも、旅とともにある日々から得た活力が、これまでの創作活動につながってきた。世界は完璧ではない。しかしこの青空の下、世界は素晴らしく、美しい。それを教えてくれる旅こそが人生を豊かにしてくれるのだ──。
15年にわたり続いた機内誌エッセイ、ここに堂々完結。
5.『ぼくたちがコロナを知らなかったころ』(2023/8/21発売)
エッセイ
集英社
<あらすじ>
充実の上海ブックフェア、NYのテニス観戦、そして愛猫の金ちゃん銀ちゃんのこと……。ANA機内誌連載エッセイ、いきなり文庫化!
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『罪名、一万年愛す』(2024/10/18発売)
- 『永遠と横道世之介』(2023/5/26発売)
- 『ミス・サンシャイン』(2022/1/7発売)
- 『オリンピックにふれる』(2021/10/4発売)
- 『ブランド』(2021/7/30発売)
■文庫本新刊
- 『ミス・サンシャイン』(2025/8/5発売)
- 『昨日、若者たちは』(2025/1/15発売)
- 『ブランド』(2024/4/25発売)
- 『素晴らしき世界 ~もう一度旅へ』(2023/10/20発売)
- 『ぼくたちがコロナを知らなかったころ』(2023/8/21発売)
次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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