1999年、中国のSF雑誌『科幻世界(中国語版)』でデビューした劉慈欣(りゅう・じきん)さん。日本でも『三体』のヒットで知られています。
そんな劉慈欣さんの新刊情報をまとめました!
日本国内での刊行点数が少ないので、単行本と文庫を合わせて5冊紹介します。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
劉慈欣の新刊情報
1.『超新星紀元』(2023/7/19発売)
最新刊
早川書房
<あらすじ>
1999年末、超新星爆発によって発生した放射線バーストが地球に降り注ぎ、人類に壊滅的な被害をもたらす。一年後に十三歳以上の大人すべてが死にいたることが判明したのだ。”超新星紀元”の地球は子どもたちに託された……!
『三体』劉慈欣の長篇デビュー作
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『円: 劉慈欣短篇集』(2023/3/7発売)
短編集
早川書房
<あらすじ>
三百万の軍隊を用いた驚異の人間計算機により十万桁まで円周率を求めようとする「円」など全13篇を収録した短篇集、待望の文庫化。
2021年の単行本の文庫版です。
3.『三体0【ゼロ】 球状閃電』(2022/12/21発売)
早川書房
<あらすじ>
激しい雷が鳴り響く、14歳の誕生日。その夜、ぼくは別人に生まれ変わった――両親と食卓を囲んでいた少年・陳(チェン)の前に、それは突然現れた。壁を通り抜けてきた球状の雷(ボール・ライトニング)が、陳の父と母を一瞬で灰に変えてしまったのだ。自分の人生を一変させたこの奇怪な自然現象に魅せられた陳は、憑かれたように球電の研究を始める。
その過程で知り合った運命の人が林雲(リン・ユン)。軍高官を父に持つ彼女は、新概念兵器開発センターで雷兵器の開発に邁進する技術者にして若き少佐だった。
やがて研究に行き詰まった二人は、世界的に有名な理論物理学者・丁儀(ディン・イー)に助力を求め、球電の真実を解き明かす……。
4.『流浪地球』(2022/9/7発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
●ぼくが生まれた時、地球の自転はストップしていた。人類は太陽系で生き続けることはできない。唯一の道は、べつの星系に移住すること。連合政府は地球エンジンを構築し、地球を太陽系から脱出させる計画を立案、実行に移す。
こうして、悠久の旅が始まった。それがどんな結末を迎えるのか、ぼくには知る由もなかった。「流浪地球」
『老神介護』と同日発売です。
5.『老神介護』(2022/9/7発売)
最新刊、短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
●突如現れた宇宙船から、次々地球に降り立った神は、みすぼらしい姿でこう言った。「わしらは神じゃ。この世界を創造した労に報いると思って、食べものを少し分けてくれんかの」。神文明は老年期に入り、宇宙船の生態環境は著しく悪化。神は地球で暮らすことを望んでいた。国連事務総長はこの老神たちを扶養するのは人類の責任だと認め、二十億柱の神は、十五億の家庭に受け入れられることに。
しかし、ほどなく両者の蜜月は終わりを告げた――。「老神介護」
『流浪地球』と同日発売です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■新刊
- 『超新星紀元』(2023/7/19発売)
- 『円: 劉慈欣短篇集』(2023/3/7発売)
- 『三体0【ゼロ】 球状閃電』(2022/12/21発売)
- 『流浪地球』(2022/9/7発売)
- 『老神介護』(2022/9/7発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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