2008年、「雪の花」で第3回Yahoo! JAPAN文学賞を受賞してデビューした秋吉理香子さん。
そんな秋吉理香子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
秋吉理香子の単行本新刊情報
1.『殺める女神の島』(2024/3/4発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
リゾートアイランドに集められた、外見と内面の美を競い合うコンテストの最終候補者。メンバーは女子高生モデル、経営者、小説家、医師、シェフ、インフルエンサー、大学院生の七人。これから二週間、互いを知りながら、高め合いながら、助け合いながら、最終選考の準備を行う。
その日々を見守ってグランプリを決めるはずだった主催者が、二日目の朝、瀕死で見つかった。次々と殺人が起きるなか、巧妙に隠された参加者たちの「嘘」も明らかになっていく――。
この中で、一番嘘つきの殺人鬼は誰? 最高に後味の悪いイヤミス長編!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『無人島ロワイヤル』(2023/10/18発売)
双葉社
<あらすじ>
「無人島に3つ持っていくとしたら?」初夏の夜、この定番の他愛ない話題で盛り上がっていたバーの常連たちは、マスターの告げた一言でさらに沸く。
「俺、無人島持ってるよ」。
かくして、彼らは3つのアイテムのみを手に無人島を目指すことに。だが、一夜明けると、マスターとヨットは消え、代わりにビデオメッセージが残っていた。
「これからバトルロワイヤルをやってもらいます」。
初めは絶望にかられながらも協力し合っていた常連たちだが、「10億円の賞金」をめぐって互いに疑心暗鬼となり、ついに最初の脱落者がでる――。
3.『月夜行路』(2023/8/9発売)
講談社
<あらすじ>
わたしは誕生日すら祝ってもらえない――。冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた沢辻涼子は、我慢の糸が切れたある日、家出を決行する。飛び出した夜の街で出会ったのは、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナ。
ルナに自分が抱える報われなさの正体が「大学時代の元彼」であることを言い当てられた涼子は、彼女と二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることに……。
元彼探しが難航する中、次々と事件に巻き込まれる二人は、無事に想い人と再会できるのか――。仕掛けに騙され泣かされる、圧巻のサプライズエンディング!
4.『終活中毒』(2022/7/28発売)
短編集
実業之日本社
<あらすじ>
残された余命はわずか。あなたはどう生きる――イヤミスの旗手ならではの驚愕と感動が溢れる、4つの<終活>ストーリー!
5.『監禁』(2021/9/16発売)
双葉社
<あらすじ>
幼い娘の育児と仕事の両立に限界を覚えた由紀恵にとって、今日が勤務の最終日。夜勤の間は、夫の雅之が自宅で娘を見ている。だが、ラインのメッセージに返事はない。電話をかけても繋がらない。
由紀恵は自分に執着していた不気味な患者の存在を思いだし、胸騒ぎを覚える。家族の絶望と狂気、そして再生を描いた戦慄のサスペンス。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
秋吉理香子の文庫本新刊情報
1.『ガラスの殺意』(2024/10/9発売)
文庫最新刊
双葉社
<あらすじ>
「憎きあいつを殺したのは……私!?」20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。通報したのは、その事件で両親を殺害された女性。
だが、彼女は20年前の惨劇から逃げる際に交通事故に遭い、記憶障害を負っていた。警察の取り調べに対し、女性の殺害の記憶は定かではない。
復讐は成し遂げられたのか? 最後に待つ衝撃の真相とは? 驚愕の長編サスペンス
2018年の単行本の文庫版です。
2.『眠れる美女』(2024/6/6発売)
小学館
<あらすじ>
『ジゼル』の事件を乗り越え、新設された東京スペリオール・バレエ団。旗揚げ公演『眠れる森の美女』を”バレエ界の至宝”シルヴィア・ミハイロワが演出することになり、団員たちは歓喜する。しかし、客演が決まった世界的プリマのユリカ・アサヒナは我が儘で、人間関係に軋みが生じていく。
そして、悪の精”カラボス”を名乗る人物から不気味な脅迫状が届き、小道具の糸車の針でダンサーが次々に毒殺される――
再び存続の危機に陥ったバレエ団。カラボスとは何者なのか? その意図は何なのか?
2020年の単行本の文庫版です。
3.『灼熱』(2022/7/7発売)
PHP研究所
<あらすじ>
顔を変え、名前を変え、復讐だけが宿願だった。愛のために人はどこまで狂えるのか? 夫を殺された女の身を焦がす情念を描く衝撃作。
2019年の単行本の文庫版です。
4.『鏡じかけの夢』(2021/5/28発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
その鏡は、磨く者の願いを叶えるという。会いたい、羨ましい、妬ましい、もっと欲しい、憎い……。願えば願うほど、心に秘めた黒い欲望は醜く膨れ上がり、全てを呑み込む。看護婦の羨望。鏡研ぎ師の嫉妬。
踊り子と富豪の禁忌の愛。戦争孤児と奇術師の絆。ヴェネツィアの双子姉妹の過ち――。
鏡に魅入られた人々が陥る、束の間の甘美な愉悦と残酷な結末を描いた、五つの物語。
2018年の単行本の文庫版です。
5.『哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ』(2020/12/10発売)
短編集
双葉社
<あらすじ>
ただ幸せになりたいだけだった―市役所の児童福祉課で働く咲良は、8歳の娘・カオリを男手ひとつで育てる開業医の孝太と出逢い、結婚。誰もが羨む幸せな家庭を手に入れた。しかし、「理想の家庭をつくる」という咲良の願望は知らぬ間に自身を追いつめ、次第に家族の歯車を狂わせていく…。
映画『哀愁しんでれら』を原案に『暗黒女子』の著者が新たに生みだした「もう一人のシンデレラ」。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『殺める女神の島』(2024/3/4発売)
- 『無人島ロワイヤル』(2023/10/18発売)
- 『月夜行路』(2023/8/9発売)
- 『終活中毒』(2022/7/28発売)
- 『監禁』(2021/9/16発売)
■文庫本新刊
- 『ガラスの殺意』(2024/10/9発売)
- 『眠れる美女』(2024/6/6発売)
- 『灼熱』(2022/7/7発売)
- 『鏡じかけの夢』(2021/5/28発売)
- 『哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ』(2020/12/10発売)
コンスタントに作品を発表している秋吉理香子さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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