2016年、『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞してデビューした市川憂人(いちかわ・ゆうと)さん。
そんな市川憂人さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
市川憂人の単行本新刊情報
1.『灰かぶりの夕海』(2022/8/22発売)
最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
どうして彼女がここにいる。俺の前から、永遠にいなくなってしまったはずの彼女が――。千真の前に現れた少女は、かつての恋人と同じ姿、そして同じ《夕海》と名乗った。だが彼女は、二年前に死んでいる……。
更に、仕事中に遭遇した殺人事件――密室の中で死んでいたのは、恩師の亡き妻とそっくりな女性だった。
彼女たちの正体は? そして、この世界には《ナニ》が起きているのか? 注目作家・市川憂人が描くのは、《世界の色》がガラリと変わる驚愕必須のミステリ。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『断罪のネバーモア』(2022/2/2発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
警察小説と本格ミステリの二重らせん!奇跡の融合に瞠目せよ!警察の捜査が民間にアウトソーシングされた世界で、新人刑事(社員)が世界の欺瞞を暴く!
異才が放つ、リアル犯罪捜査×本格ミステリ小説。
3.『揺籠のアディポクル』(2020/10/14発売)
講談社
<あらすじ>
半人形―それがコノハの最初の印象だ。隻腕義手の痩せた少女が、タケルのただひとりの同居人だった。医師の柳や看護師の若林とともに、病原体に弱い二人を守るはずだった無菌病棟、通称“クレイドル”。しかし、ある大嵐の日、“クレイドル”は貯水槽に通路を寸断され、外界から隔絶される。
不安と焦燥を胸に、二人は眠りに就き、―そして翌日、コノハはメスを胸に突き立てられ、死んでいた。外気にすら触れられない彼女を、誰が殺した?
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
市川憂人の文庫本新刊情報
1.『神とさざなみの密室』(2022/2/28発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
ここはどこ!? 女子大生の凛は必死に記憶を辿るが、何も思い出せない。暗い部屋で、両手首を頭上で縛られている。一体誰が何のためにこんなことを……。恐怖に駆られる凛の前に、突然見 知らぬ男が現れる。両者の間に横たわるのは、顔を焼かれた死体――。
破局のタイムリミットが近づく中、対立する政治団体の男女を、疑惑と憎悪、密室と死体の謎が翻弄する。本格ミステリ新世代の旗手による、究極の密室監禁サスペンス。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『グラスバードは還らない』(2021/3/19発売)
東京創元社
<あらすじ>
マリアと漣は大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒューがいることを掴む。彼には所有タワー最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥(グラスバード)や希少動物を飼っているという噂があった。タワーを訪れた二人だったが、タワー内の爆破テロに巻き込まれてしまう!
同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の社員や関係者四人は、知らぬ間に拘束され、窓のない迷宮に閉じ込められたことに気づく。
「答えはお前たちが知っているはずだ」というヒューの伝言に怯える中、突然壁が透明になり、血溜まりに横たわる社員の姿が!? 好評シリーズ第三弾!
2018年の単行本の文庫版です。
3.『ブルーローズは眠らない』(2020/3/12発売)
東京創元社
<あらすじ>
両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。
一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査することになる。
ところが両者への面談後、バラの蔓が壁と窓を覆い、施錠された密室状態の温室から、切断された首が見つかり……。『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾!
2017年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『灰かぶりの夕海』(2022/8/22発売)
- 『断罪のネバーモア』(2022/2/2発売)
- 『ボーンヤードは語らない』(2021/6/21発売)
■文庫本新刊
- 『神とさざなみの密室』(2022/2/28発売)
- 『グラスバードは還らない』(2021/3/19発売)
- 『ブルーローズは眠らない』(2020/3/12発売)
コンスタントに作品を発表している市川憂人さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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