小説

【2023年最新版】額賀澪の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

額賀澪の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2015年に「ウインドノーツ」で第22回松本清張賞、「ヒトリコ」で第16回小学館文庫小説賞を受賞してデビューした額賀澪さん。

そんな額賀澪さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

額賀澪の単行本新刊情報

1.『タスキメシ五輪』(2022/11/29発売)

最新刊

小学館

<あらすじ>
己との闘いは、続いていく……。

箱根駅伝を終えた千早は食品会社に就職。その会社から東京五輪選手村食堂に派遣され、偶然コーチ早馬の初恋の人、都と仕事仲間に。

主将として初出場が叶った4年次の箱根駅伝では、最後の最後で「努力に裏切られた」千早。東京五輪選手村食堂では、裏方として世界のアスリートたちを支えるが、目の回る忙しさの中、自分の仕事への情熱が呼び起こされていく。駅伝では「努力に裏切られた」が、「裏切られた後の景色も悪くない。裏切られた俺は、今、頑張ってます」と言えるまでに成長していく。前半の「祈る者」は臨場感溢れ、読み手の心をつかんで話さないお仕事小説。

一方、眞家春馬はパリ五輪を視野に入れ世界陸上に参戦。兄早馬との関係や、世界を相手に挑戦を続けるアスリートの心象風景が描かれる、後半の「選ぶ者」。春馬、そして高校時代、大学時代ともにライバル関係だった選手・助川、藤宮らはアスリートとして悩み、葛藤を繰り返しながらも競技生活を続けている。

彼らの自分との闘いは、やがて、世界へ……。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『ラベンダーとソプラノ』(2022/9/14発売)

岩崎書店

<あらすじ>
頑張りかたはひとつじゃない

「今年こそ金賞を」の重圧と厳しい練習で崩壊寸前の合唱クラブ。小6の真子はボーイソプラノの朔や商店街の合唱団と出会い、頑張ることの意味やクラブのあり方を考える。

青春小説『ヒトリコ』『タスキメシ』の著者が描く、初の児童文学!

 

3.『モノクロの夏に帰る』(2022/7/20発売)

中央公論新社

<あらすじ>
海の向こうでは、戦争で毎日人が死んでいる。 でも遠くない将来日本からは、戦争を経験した人がいなくなる。 まだ若い僕たちは、この事実とどう向き合えばいいのだろう。

「僕は祖父の戦争体験を捏造したことがある」 戦時中のモノクロ写真をカラーにして掲載した『時をかける色彩』という写真集が刊行された。祖父母ですら戦争を知らない二十代の書店員がそれを店頭に並べたことで、やがて世界が変わり始める。

保健室登校の中学生、ワーカホリックのテレビマン、アメリカから来た少年と、福島で生まれ育った高校生。遠い昔の話のはずだった「戦争」を近くに感じたとき、彼らの心は少しずつ動き出す。

平和を祈る気持ちが、小さな奇跡を呼ぶ。 読み終えたとき、少しだけ世界が優しく見える感動の青春小説。

 

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



額賀澪の文庫本新刊情報

1.『できない男』(2023/5/19発売)

文庫最新刊

集英社

<あらすじ>
芳野荘介28歳。彼女いない歴も28年。田圃と山しかない地元・夜越町で冴えない広告デザイナーをしている。

一方、河合裕紀32歳。超一流クリエイター・南波仁志の右腕でありながら、独立や彼女との結婚には二の足を踏み続けていた。

そんな真逆の二人が《夜越町農業王国》プロジェクトでチームを組むことに。迎えた人生の転換期、「できない男」たちが出した結論とは? 頑張る大人のための青春小説。

2020年の単行本の文庫化作品です。

2.『タスキメシ 箱根』(2022/11/4発売)

小学館

<あらすじ>
あの眞家早馬が「駅伝」の世界に戻ってきた!

大学卒業後、管理栄養士として病院で働いていた早馬は、紫峰大学駅伝部のコーチアシスタント兼栄養管理として、部員たちと箱根駅伝初出場を目指すことになる。高校時代、大学時代も陸上の名門校で長距離走選手として期待されたものの、怪我から思うような成績を残せなかった早馬。その背景にあった、嫉妬、諦め、苦い思い――。

数々の挫折を経験した者として部員たちに寄り添い、食の大切さ、目標達成の楽しさを伝えようと奮闘する早馬。そんな彼のことをキャプテンの4年生、仙波千早は最初は受け入れられずにいたが……。

一度も箱根駅伝に出場できない弱小チーム。でも、だからこそ、「箱根駅伝に出たい」「箱根を走らせてやりたい」。徐々にひとつになっていく千早たち部員の熱い願い、そして早馬が見つけた新たな夢は、果たして叶うのか――。

臨場感溢れる箱根駅伝本戦の描写とともに、丁寧に描かれるそれぞれの心情。エリートではない若者たちの夢、苦悩、様々な思いが、箱根路を駆け抜ける!

「エピローグ」は、今回の文庫化に合わせ、丸ごと新たに書き下ろしました。

2019年の単行本の文庫化作品です。

3.『競歩王』(2022/6/14発売)

光文社

<あらすじ>
高校生の時に華々しく作家デビューした榛名忍。だが、その後、大学生となった彼は結果が残せず燻り気味。

そんな折、学内のテレビでリオ五輪の競歩を見ていると、背後で男子学生が号泣していた。こいつは何者⁉

その夜、忍は担当編集者から、次作は東京オリンピックに向けてスポーツ小説を勧められ、つい「競歩」と口にするーー。

2019年の単行本の文庫化作品です。

4.『ウズタマ』(2021/12/7発売)

小学館

<あらすじ>
食品メーカーに勤める松宮周作(28歳)は、シングルマザーの紫織と結婚の約束をしていた。そんなある日、父、将彦から周作名義の預金通帳を手渡される。

「誰が」振り込みを続けてくれたのか、その問いに答えぬまま、半月後、将彦は脳梗塞で倒れて昏睡状態に。

真相を探るにも、幼い頃に母親を亡くして親戚づきあいもない周作には、全く心当たりがない。果たして、自分のために、毎月少しずつ振り込み続けてくれたのは誰なのか……。

通帳の謎に向き合って初めて、父親のこと、自分自身の生い立ち、母親の顔さえ何も知らないことに気づき、周作は愕然とする。そして、父親と自分の過去を探り始めて辿り着いたのは、25年前に起こったとある傷害致死事件だった。

被害者は、病気で亡くなったと聞かされていた周作の母。加害者は、当時、松宮家で家事手伝いをしていた18歳の少年だと知る。加害者を捜し始めた周作は、25年前の事件に隠された真実に少しずつ近づいていくのだった。

家族を怖れる男と、家族を求め続ける男が織りなす切なすぎるストーリー。巻末の人気マンガ家キリエさんによるマンガエッセイ風解説も必読です。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『タスキメシ五輪』(2022/11/29発売)
  2. 『ラベンダーとソプラノ』(2022/9/14発売)
  3. 『モノクロの夏に帰る』(2022/7/20発売)

文庫本新刊

  1. 『できない男』(2023/5/19発売)
  2. 『タスキメシ 箱根』(2022/11/4発売)
  3. 『競歩王』(2022/6/14発売)
  4. 『ウズタマ』(2021/12/7発売)

コンスタントに作品を発表している額賀澪さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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