2006年、『辞めない理由』で小説家デビューした碧野圭(あおの・けい)さん。
そんな碧野圭さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
碧野圭の単行本新刊情報
1.『書店員と二つの罪』(2021/2/6発売)
最新刊
PHP研究所
<あらすじ>
書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本があるのを知って驚く。それは、女子中学生が惨殺され、通っている中学に放置された事件で、正和の同級生の友人が起こしたものだった。しかも正和は、犯人の共犯と疑われてしまい、無実が証明された後も、いわれなき中傷を受けたことがあったのだ。書店業界が「売るべきか売らないべきか」と騒然とする中、その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが……。
出版・書店業界の裏事情を巧みに盛り込んだ、著者渾身の長編小説。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『駒子さんは出世なんてしたくなかった』(2018/2/28発売)
キノブックス
<あらすじ>
「えっ、私が次長に昇進! ?」水上駒子(みなかみこまこ)42歳。出版社で働く管理課課長。専業主夫の夫と高校生の息子あり。平穏な毎日に突然降りかかった昇進辞令。
社内をかけめぐる噂と悪口、足を引っ張る年上の部下、女を使うことも厭わない同性ライバル…セクハラ・パワハラの横行する男社会をかいくぐり、駒子はどんな明日をつかむのか! ?
『書店ガール』の著者による、女も、男も、働くすべての人に贈る、痛快お仕事小説!
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『失業パラダイス』(2010/6/19発売)
光文社
<あらすじ>
やることない。先もない。同居の先輩はお馬鹿さん。恋人はバリバリ肉食系。そんな草食系失業青年が出会ったのは、驚異の才能を持つ引きこもり少女だった……。現代人の感情をリアルに描く注目の作家が大化け! 優しくて(ときどき)アツい世代と、図太くて(すこし)ズルい旧世代のタッグをコミカルに描いた、書下ろし長編。
4.『銀盤のトレース』(2010/1/30発売)
実業之日本社
<あらすじ>
名古屋でフィギュアスケートに打ち込む小6の竹中朱里。だが、レッスン費用がかさむスケートを辞めさせたい両親に「バッジテストで5級に受かるか、県大会で3位以内に入らない場合はクラブを辞める」という条件を出される。バッジテストに落ち、県大会でも大きなミスをし、絶体絶命の朱里に、スケート連盟からある提案がなされて……。
氷上の妖精にあこがれ、熾烈な競争をくぐり抜けていく少女たちの日々を活写。緻密な取材に基づき、フィギュア王国・愛知県を舞台に描いた<リアルなフィギュアスケート小説、ここに誕生!
5.『雪白の月』(2008/11/19発売)
実業之日本社
<あらすじ>
大手出版社に勤務するワーキングマザー編集者、雨宮奈津子42歳。彼女の恋に、未来はあるのか……?働く女性の<リアル>を描き続ける要注目の新鋭が放つ、書き下ろし恋愛小説。
「恋愛小説の青臭さには飽きたと仰る方、この物語の浮世離れ出来ない恋の甘さと苦さをご堪能あれ(オリオン書房ノルテ店/ 白川浩介さん)」というコメントほか、書店員さんからも、たくさんの力強いエールが寄せられた、渾身の一冊!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
碧野圭の文庫本新刊情報
1.『菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム』(2022/11/12発売)
文庫最新刊、短編集
大和書房
<あらすじ>
「あの、ランチが終わったら、ちょっと話を聞いてもらってもいいですか?」おいしいくて新鮮な野菜たっぷりの料理が評判の菜の花食堂は、”地元の逸品”に選ばれた瓶詰や予約制のディナーも評判の人気店。
オーナーの靖子先生は今日もおいしい料理を作りながら、誰かが抱えた秘密を見抜いて心配ごとでいっぱいの気持ちを癒してくれる──。
食べ物屋さんのご主人がお弁当を買いに来るのはなぜ? 頻発する空き巣事件に目撃者がいない理由は?
小さな食堂と料理教室を舞台に『書店ガール』の著者が描き出す、やさしくてほろ苦い日常ミステリー、待望の第五弾!
2.『凜として弓を引く 青雲篇』(2022/10/14発売)
講談社
<あらすじ>
弓道をはじめて一年。初段を取り、高校二年生になった矢口楓は、後輩の高坂賢人にのせられ、廃部になった弓道部を復活させることに。しかし、校内に弓道場もなければ、入部希望者もなかなか集まらない。意図せず部長になり不安にかられる楓に、次々と難題が降りかかる。
弓道女子の奮闘を描く傑作青春小説!
3.『跳べ、栄光のクワド』(2022/2/4発売)
小学館
<あらすじ>
日本のフィギュアスケーターなら誰もが目指す憧れの舞台、全日本フィギュア選手権。さらに、今回の大会はオリンピックの出場権がかかる、とても重要な試合。そんな大切な試合の直前、男子ショートプログラムの2日前に、男子レジェンドスケーターが忽然と消えた。「ショートの試合の前には必ず戻りますから、探さないでください」という書き置きを残して……・。
レジェンドスケーターが全日本フィギュアを前に失踪!? そこから物語はスタートする。試合のジャッジ、フィギュアを報道するアナウンサー、選手の身体をケアするトレーナー、選手にとって一番近い存在の母親、そして振付師。それぞれの目線から、彼について、そして今回の事件についての考察が始まる。
次々とその波紋は広がっていき、それぞれの心に彼の姿、彼への想い、そして、新たな絆といえる感情が生まれていく。立場は違えど、共通するのは彼への熱い気持ち。また、「推し」をもつファンの心情も描かれる。
そして、渦中の彼の行方は……。主役を支える人々のお仕事小説でもあり、人間ドラマでもあり、成長物語でもある。読後爽快な、スポーツエンタテイメント小説です。
4.『駒子さんは出世なんてしたくなかった』(2021/11/5発売)
PHP研究所
<あらすじ>
水上駒子四十二歳。出版社で働く管理課課長。専業主夫の夫と高校生の娘あり。彼女の平穏な毎日に突然降りかかった辞令。しかしそれは、もう一人の女性課長と競い合い、勝ったほうが部長になる、というものだった。異例の昇進に、社内をかけめぐる噂と悪口。足を引っ張る年上の部下と、同性のライバル。
セクハラ、パワハラの横行する男社会で、駒子はどう戦うのか。
2018年の刊行作品の文庫版です。
5.『凜として弓を引く』(2021/10/15発売)
講談社
<あらすじ>
高校入学目前、矢口楓がふと足を踏み入れた神社の片隅にみつけた弓道場。おとなたちに交じって弦音(つるね)を響かせる少年の凛々しい姿に魅せられ、そこの弓道会に入門することに。
人見知りの女子高生が日本古来の弓道の奥深い魅力に目覚め、新しい世界の扉を開いていく青春エンタテインメント小説!
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『書店員と二つの罪』(2021/2/6発売)
- 『駒子さんは出世なんてしたくなかった』(2018/2/28発売)
- 『失業パラダイス』(2010/6/19発売)
- 『銀盤のトレース』(2010/1/30発売)
- 『雪白の月』(2008/11/19発売)
■文庫本新刊
- 『菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム』(2022/11/12発売)
- 『凜として弓を引く 青雲篇』(2022/10/14発売)
- 『跳べ、栄光のクワド』(2022/2/4発売)
- 『駒子さんは出世なんてしたくなかった』(2021/11/5発売)
- 『凜として弓を引く』(2021/10/15発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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