2005年『土の中の子供』で第133回芥川賞を受賞した中村文則さん。その後も多くの作品を発表しています。
そんな中村文則さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
中村文則の単行本新刊情報
1.『列』(2023/10/5発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
「君だって、列に並びたいから、並んでたんだろ?」ある動物の研究者である「私」はいつのまにか「列」に並んでいた――。先が見えず、最後尾も見えない。だれもが互いを疑い、時に軽蔑し、羨んでいる。
この現実に生きる私達に救いは訪れるのだろうか。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『自由対談』(2022/7/23発売)
対談集
河出書房新社
<あらすじ>
デビュー20周年を迎える中村文則、待望の初対談集!文学から映画・音楽、社会問題・テクノロジーまで、縦横無尽に33名と語り尽くす、36本の自由空間!
3.『カード師』(2021/5/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
占いを信じていない占い師であり、違法カジノのディーラーでもある僕に舞い込んだ、ある組織からの指令。それは冷酷な資産家の顧問占い師となることだった──。
国内外から新作を待望される著者が描き切った、理不尽を超えるための強き光。新たな代表作、誕生!
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『逃亡者』(2020/4/16発売)
幻冬舎
<あらすじ>
突如始まった逃亡の日々。男は、潜伏キリシタンの末裔に育てられた。第二次大戦下、”熱狂””悪魔の楽器”と呼ばれ、ある作戦を不穏な成功に導いたとされる美しきトランペット。あらゆる理不尽が交錯する中、それを隠し持ち逃亡する男にはしかし、ある女性と交わした「約束」があったーー。
キリシタン迫害から第二次世界大戦、そして現代を貫く大いなる「意志」。中村文学の到達点。
信仰、戦争、愛ーー。この小説には、その全てが書かれている。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
中村文則の文庫本新刊情報
1.『自由思考』(2024/7/8発売)
文庫最新刊
河出書房新書
<あらすじ>
ユーモアからシリアス、物語の誕生秘話から文学論、政治思想まで。著者22年の思考が1冊に。文庫版オリジナル&書き下ろしを収録。
2019年刊行の単行本の文庫版です。
2.『カード師』(2023/9/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
占いを信じていない占い師であり、違法カジノのディーラーでもある僕に舞い込んだ、ある組織からの指令。それは冷酷な資産家の顧問占い師となることだった──。国内外から新作を待望される著者が描き切った、理不尽を超えるための強き光。
文庫版あとがきを加筆。
2021年刊行の単行本の文庫版です。
3.『逃亡者』(2022/11/10発売)
幻冬舎
<あらすじ>
不慮の死を遂げた恋人と自分を結ぶトランペットを持ち、逃亡するジャーナリストの山峰。彼が偏愛するそれは、第二次大戦中のある作戦で伝説となり、〝悪魔の楽器〟と呼ばれていた。ゆえに欲する者達が世界中にいるという。その中の一人、〝B〟。
正体も狙いも不穏な男。突如始まった逃亡の日々で、山峰はこの世界の理不尽な真実を突きつけられる……。
2020年刊行の単行本の文庫版です。
4.『その先の道に消える』(2021/8/6発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
アパートの一室で発見された”緊縛師”の死体。重要参考人として、刑事・富樫が惹かれていた桐田麻衣子の名が挙がる。犯人は誰か。事件の背後にあるものとは。
『美しい星』など三島作品を手掛ける訳者サム・ベットによる米国版の刊行も決定。世界が注目する中村文学の到達点!
2018年刊行の単行本の文庫版です。
5.『R帝国』(2020/5/21発売)
中央公論新社
<あらすじ>
近未来の島国・R帝国。人々は人工知能搭載型携帯電話・HP(ヒューマン・フォン)の画面を常に見ながら生活している。ある日、矢崎はR帝国が隣国と戦争を始めたことを知る。
だが何かがおかしい。国家を支配する絶対的な存在”党”と、謎の組織「L」。
この国の運命の先にあるのは、幸福か絶望か。やがて物語は世界の「真実」にたどり着く。
2017年刊行の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『自由思考』(2024/7/8発売)
- 『カード師』(2023/9/7発売)
- 『逃亡者』(2022/11/10発売)
- 『その先の道に消える』(2021/8/6発売)
- 『R帝国』
(2020/5/21発売)
次作も楽しみですね!
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