『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞受賞(1991年)を受賞してデビューした真保裕一(しんぽ・ゆういち)さん。
一級のサスペンス小説を発表し続け、近年では時代小説や経済小説も手がけるなど、幅広く活躍しています。
そんな真保裕一さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
真保裕一の単行本新刊情報
1.『共犯の畔』(2024/9/6発売)
最新刊
朝日新聞出版
<あらすじ>
代議士事務所立て籠もり事件が発生、犯人2人が逮捕されるが、完全黙秘を貫く。彼らが沈黙を続ける真の理由とは?ラストで明かされる驚愕のメッセージに読者は慟哭する! 巨大ダムに象徴される日本の病巣を抉り出す白熱のサスペンス巨編!!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『魂の歌が聞こえるか』(2024/3/27発売)
講談社
<あらすじ>
「素晴らしい音楽を世に送り出せ!」新人バンドのデビューに奔走するレコード会社。契約を勝ち取り、狙うはアニメの主題歌。次々と難題がふりかかり、予想外の事態に。
え……? 彼らは何かを隠してる! 迫真の音楽業界ミステリ
3.『百鬼大乱』(2023/8/23発売)
講談社
<あらすじ>
将軍への野心を抱く鎌倉公方。ついに足利義教の討伐を受け、断絶。乱れた関東を治めるため新たな公方が選ばれるも、管領上杉家と軋轢が続く。意地と誇りがぶつかり合い、関東を二分する戦いとなる。命がけで公方を守る簗田持助。上杉を支える太田道灌。両者の才知をつくした戦いを活写する歴史巨編。
知られざる関東の戦国が今、明らかになる。
4.『英雄』(2022/9/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
「圧巻の読み応えにページをめくる手が止まらない。心震わす壮絶な人間ドラマがここにある!」(ブックジャーナリスト・内田剛)。父殺害の犯人を探し求める娘が、たどりついた驚愕の真実とは?
昭和・平成・令和を貫く傑作長編サスペンス!
5.『真・慶安太平記』(2021/10/28発売)
講談社
<あらすじ>
時は慶安四年、徳川の治世。戦世は遠くなり、政は将軍の意をくむ老中たちの掌中。度重なる改易によって主家を失い、幕府に恨みを抱く牢人があふれる世に、一人の兵法者が現れる。
夥しい血を流してを経て平らげられた世を、命がけで守り抜こうとした男たち、女たち。
由比正雪の乱として知られる、「慶安の変」の裏で、何があったのか。綿密な取材と大胆な仮説を元に歴史の脈動をあますところなく描ききった、書き下ろし大河歴史小説。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
真保裕一の文庫本新刊情報
1.『シークレット・エクスプレス』(2024/7/22発売)
文庫最新刊
毎日新聞出版
<あらすじ>
JR貨物に緊急輸送の依頼が入る。積荷は自衛隊の特殊燃料、ルートは青森-佐賀間。計画は無事にスタートするが、途上で架線事故が発生。しかも、積荷は液体燃料とは思えない挙動を見せる。予想もしない危機が続き、ついに政府と警察からは列車を止めるなとの厳命が! 貨物列車を舞台に繰り広げられる緊迫のサスペンス!
正体不明のコンテナの中身、秘密主義の依頼主、貨物列車を負う新聞記者、頻発する妨害……。特命を受けた鉄道マン・井澄充宏率いる臨時貨物列車は最大のピンチを乗り切ることができるのか。
2021年刊行作品の文庫版です。
2.『奇跡の人』(2023/9/5発売)
文藝春秋
<あらすじ>
相馬克己は、交通事故で脳死判定をされながらも命をとりとめた。しかし彼は事故以前の記憶を全く失っていて……。感動のミステリー。
1997年刊行作品の文庫新装版です。
3.『ダーク・ブルー』(2023/8/10発売)
講談社
<あらすじ>
海洋調査を専門とする日本海洋科学機関(JAOTEC:ジャオテック)のパイロット・夏海ら潜航チームは、天才科学者・奈良橋教授の開発チームとともに、潜水調査船「りゅうじん6500」に搭載された新型マニピュレーターの検証実験のため、フィリピン沖に向かう。だが、突如武装集団の襲撃に遭い、母船が占拠、船員を人質にとられてしまうーー。
武装集団の目的は、深海の沈没船に隠された世界を変えうる力を持つ「宝」のサルベージだった!
仲間の命を救うため、夏海は調査船に乗り込み、銃を突きつけるシージャック犯とともに暗く蒼い海の底へと生死をかけたダイブに臨む――。
緻密な取材に基づくリアリティの極致と圧倒的スケールで迫る、深海エンタメ超大作!
2020年刊行作品の文庫版です。
4.『繋がれた明日 [新装版]』(2023/5/8発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
この男は人殺しです――。仮釈放となった中道隆太を待ち受けていた悪意に満ちた中傷ビラ。いったい誰が何の目的でこんな仕打ちをするのか?孤独な犯人探しを始めた隆太の前には巨大な”障壁”が立ちはだかった……。
殺人者が社会復帰を果たすすべはあるのか、そして、家族を奪われた者はどうすれば救われるのか。加害者と被害者、それぞれの”罪と罰”の意味を問うサスペンス巨編。
2003年刊行作品の文庫新装版です。
5.『暗闇のアリア』(2022/8/10発売)
講談社
<あらすじ>
元刑事の井岡は、経済産業省のキャリア官僚だった夫の自死に違和感を覚えた女性から調査を懇願される。疑わしき不審死を調査した結果、殺人の可能性を見いだした警察は井岡を中心に特命捜査班を組み、姿を見せない容疑者の男の行方を追う。しかしその男は外国ですでに死亡していた!?
精緻を極めて仕込まれた不可解な死の裏に潜む謎とは。国境を越え壮大なスケールで描かれるサスペンスフルミステリー。
2017年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『共犯の畔』(2024/9/6発売)
- 『魂の歌が聞こえるか』(2024/3/27発売)
- 『百鬼大乱』(2023/8/23発売)
- 『英雄』(2022/9/7発売)
- 『真・慶安太平記』(2021/10/28発売)
■文庫本新刊
- 『シークレット・エクスプレス』(2024/7/22発売)
- 『奇跡の人』(2023/9/5発売)
- 『ダーク・ブルー』(2023/8/10発売)
- 『繋がれた明日 [新装版]』(2023/5/8発売)
- 『暗闇のアリア』(2022/8/10発売)
コンスタントに作品を発表し続けている真保裕一さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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