シリーズ作品の読む順番

小説「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ最新作と読む順番、あらすじまとめ

小説「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ最新作と読む順番、あらすじまとめ

直木賞作家・石田衣良さんの小説「池袋ウエストゲートパークシリーズ」は、池袋の街で少年少女が困難に遭いながらも青春時代をたくましく生き抜いていく姿を描き、石田さんの代表作となっています。

ミステリーであり青春小説でありクライムノベルでありと、このあたりのジャンルにピピッと来た方は高確率でハマるでしょう。

2020年7月にはアニメ化もされ、今なお新しさを感じられる稀有な作品です。

そんな石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパークシリーズ」の読む順番を紹介いたします!

「池袋ウエストゲートパークシリーズ」読む順番

現在15作が刊行されています。

おすすめの読む順番としても、刊行順が一番良いと思いますので、順番に紹介していきます。

ただ、いずれも短編集で一話完結の形を取っていることもあり、どの巻からでも楽しむことはできます。

1.池袋ウエストゲートパーク(1998年)

<あらすじ>
ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。

刺す少年、消える少女、マル暴に過激ジャーナリスト、カリスマダンサー……駅西口公園、通称ウエストゲートパークを根城にする少年少女たちが、発熱する都会のストリートを軽やかに疾走する。

若者たちの現在をクールに、そして鮮烈に描く大人気シリーズの第一作。青春小説の爽快感とクライムノヴェルの危険な味わいを洗練させ、新しい世代から絶大な支持を得て話題となった連続ドラマの原作。

<収録作品>
・「池袋ウエストゲートパーク」
・「エキサイタブルボーイ」
・「オアシスの恋人」
・「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)

こちらが第一作です。この作品でオール読物推理小説新人賞を受賞し、石田衣良さんはデビューします。

1998年の作品ですが、それでも「今」を感じさせる筆力と描写はさすがの一言。また、若者の心の動きや内面は、時代を経ても大きく変化はしないもの。

IWGPの世界に飛び込んでいきましょう。

2.少年計数機 池袋ウエストゲートパークII(2000年)

<あらすじ>
池袋の街は眠らない。そこには、あらゆる人間がうろついている。

インターネット上で私生活を見せるアイドル。計数機ですべてのものを数えつづける少年。秘密の風俗業者と、みかじめ料をとる組の男たち。カリスマデザイナー。女子高生監禁事件の未成年の犯人。ホームで余生を送る老人たち。

家業である池袋西一番街の果物屋を手伝いつつ、ストリートファッション誌で人気コラムを書くマコトのもとには、今日もさまざまな事件がふりかかってくる。リアルな読みごたえの短篇4篇。

<収録作品>
・「妖精の庭」
・「少年計数機」
・「銀十字」
・「水の中の目」

3.骨音 池袋ウエストゲートパークIII(2002年)

<あらすじ>
ライブハウスを熱狂させる“世界で一番速い音”と、続発するホームレス襲撃事件の関係は?

夜のショッピングセンターで本を読むやせっぽちの小学生と、その母・グラマー連れ出し嬢の運命は?

池袋に誕生した地域通貨「ぽんど」を偽造する奴らの狙いは?

緑の最凶ドラッグ「スネークバイト」の謎とマコトの恋のゆくえは……

ストリートの青春をリアルに描き、日本のミステリーシーンに新しい世界を切り拓いた、ご存知IWGP第3弾! ますます快調のTV化話題作。

<収録作品>
・「骨音」
・「西一番街テイクアウト」
・「キミドリの神様」
・「西口ミッドサマー狂乱(レイヴ)」

4.電子の星 池袋ウエストゲートパークIV(2003年)

<あらすじ>
失踪した親友の行方を追って、山形からマコトを訪ねてきた引きこもりのテル。

“人体損壊ショー”のアングラDVDと秘密クラブの関係は? マコトが身体を張る表題作「電子の星」ほか、ビルマから来た14歳の男娼をめぐる「黒いフードの夜」、通り魔にギャングの息子を殺されたタクシー運転手に告げられた悲惨な真実……「ワルツ・フォー・ベビー」、Gボーイズから足を洗ってラーメン屋を始めた双子ツインタワーが活躍する「東口ラーメンライン」の全4篇。

<収録作品>
・「東口ラーメンライン」
・「ワルツ・フォー・ベビー」
・「黒いフードの夜」
・「電子の星」

5.反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV(2005年)

<あらすじ>
マコトが行くところ、今日も池袋に事件がにおう。

風俗スカウト事務所の罠にはまったサンシャイン60階通りのウエイトレス。伝説のスターが設立を夢見るロックミュージアムの真実。「わたしの姉はおもちゃの人形をつくるために死んだ」と、巨大企業と闘うため中国からひとりでやってきた娘。集団自殺をプロデュースするインターネットの“クモ男”──。

ストリートの「今」を鮮やかに描くIWGPシリーズ、切れ味がさらに増した第5弾!

<収録作品>
・「スカウトマン・ブルース」
・「伝説の星」
・「死に至る玩具」
・「反自殺クラブ」



6.灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI(2006年)

<あらすじ>
池袋は安全で清潔なネバーランドじゃない。

盗撮画像を売りさばく私立小学校の5年生が、マコトにSOSを発してきた。“まだ人を殺してない人殺し”マッドドッグ相手に、マコトの打つ手は?

絶好調な表題作ほか、“この男の足を片方壊して”とブティック店員に依頼される「野獣とリユニオン」、タカシの先代のキングが意外な姿をみせる「駅前無認可ガーデン」、この街を浄化しようなんて止めてくれ!「池袋フェニックス計画」を収録したIWGPシリーズ第6弾。

<収録作品>
・「灰色のピーターパン」
・「野獣とリユニオン」
・「駅前無認可ガーデン」
・「池袋フェニックス計画」

7.Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII(2007年)

<あらすじ>
池袋に再び忍び寄るストリート戦争の影。

Gボーイスのキング・タカシに反目するナンバー2、ヒロトの黒い野望。このままではGボーイズは分解し、この街の危いパワーバランスも崩れる。伝説の殺し屋「影」も登場、池袋に揺さぶりを掛ける。

タカシの危機をマコトは救えるか?(表題作)。振りこめ詐欺の犯人が助けを求めてきた…「要町テレフォンマン」、自宅に火をつけた少年が連続放火のカギを握る「バーン・ダウン・ザ・ハウス」他、全4篇収録のIWGP第7弾!

<収録作品>
・「要町テレフォンマン」
・「詐欺師のヴィーナス」
・「バーン・ダウン・ザ・ハウス」
・「Gボーイズ冬戦争」

8.非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII(2008年)

<あらすじ>
日雇い派遣で食いつなぐフリーターのサトシが、寝泊りするのはネットカフェ。

夢は、脚を伸ばして夜眠ること、そして医者にかかること。そんなサトシが悪徳人材派遣会社に立ち向かう決意をしてユニオンのメンバーになった途端、何者かに襲われて膝を壊された。仲間のメンバーにも次々に襲撃が。

「今のぼくの生活は、ぼくの責任」と言い切る彼をマコトもGボーイズも放っておけず、巨大派遣会社に立ち向かうことに。表題作他3篇収録。大好評IWGPシリーズ第8弾!

<収録作品>
・「千川フォールアウト・マザー」
・「池袋クリンナップス」
・「定年ブルドッグ」
・「非正規レジスタンス」

9.ドラゴン・ティアーズ―龍涙(りゅうるい) 池袋ウエストゲートパークIX(2009年)

<あらすじ>
時給300円弱。茨城の“奴隷工場”から中国人少女が脱走した。

彼女が戻らなければ、250人の研修生は全員が強制送還される。タイムリミットまで、あと1週間。捜索を頼まれたマコトは、池袋チャイナタウンの裏組織“東龍(トンロン)”に近づくが…万策つきた時、マコトの母が出した秘策とは?

悪徳エステの被害者同盟、ホームレスを食い物にする失業保険詐欺、彼女いない歴28年サラリーマンの頼みと、マコトは今日も忙しい。最強人気シリーズ第9巻!

<収録作品>
・「キャッチャー・オン・ザ・目白通り」
・「家なき者のパレード」
・「出会い系サンタクロース」
・「龍涙─ドラゴン・ティアーズ」

10.PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX(2010年)

<あらすじ>
「四人に六回わたしは犯された。ぼろきれみたいにされて、ワンボックスカーから蹴りだされたのは、練馬の畑のなかだった」。

ちぎれた十字架のネックレスをさげた美女はマコトにそう依頼した。被害にあいながら、力強く再生しようとする彼女の強靭な魂に魅かれていくマコトとタカシ。

プライドを守る闘いが始まる。大人気IWGPシリーズ第10弾。第一シーズン堂々の完結編。

<収録作品>
・「データBOXの蜘蛛」
・「北口アイドル・アンダーグラウンド」
・「鬼子母神ランダウン」
・「PRIDE」



11.『憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI』(2014年)

<あらすじ>
IWGP第2シーズン、満を持してスタート!

ストリートの“今”を切り取り続けてきた本シリーズ。時を経て池袋は少しずつ変容しているが、あの男たちは変わらない。

脱法ドラッグ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。次々に火を噴くトラブルをめぐり、マコトやタカシ、そしてとびきりクールな仲間が躍動する。

<収録作品>
・「北口スモークタワー」
・「ギャンブラーズ・ゴールド」
・「西池袋ノマドトラップ」
・「憎悪のパレード」

11作目から第2シーズンに入ります。

12.西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII(2016年)

<あらすじ>
池袋の雑居ビルで若者が飛びおり自殺を図る。

彼は急成長したチェーン店の従業員だった。無能の烙印を押され、退職を強要された末にヤケになった若者。そして、次の犠牲者が――。

耳触りのいい言葉で若者を洗脳し、つかい潰すブラック企業の闇に、マコトとタカシが斬りこむ! 表題作ほか3篇を収録のIWGPシリーズ第12作。

<収録作品>
・「西池第二スクールギャラリー」
・「ユーチューバー@芸術劇場」
・「立教通り整形シンジケート」
・「西一番街ブラックバイト」

13.裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII(2017年)

<あらすじ>
真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。
怪しすぎる誘惑に浮き立つ若者たち。隠された目的は何なのか。

そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる――。

<収録作品>
・「滝野川炎上ドライバー」
・「上池袋ドラッグマザー」
・「東池袋スピリチュアル」
・「裏切りのホワイトカード」

14.七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV(2018年)

<あらすじ>
SNSで課題をクリアして「いいね」を獲得するゲームが若者に流行。次第にエスカレートする課題に「いいね」欲しさに挑み、ある者は大怪我を、ある者は命を落とすという事態に……。怪我した高校生の妹と共に卑劣なゲームの管理人をあぶりだそうとするマコトとタカシが仕掛けた大掛かりなトラップとは。

スキャンダル一発ですべてを失う芸能人、お手軽な欲望が横行する出会いカフェ、病んだ身内をひた隠しにする親族監禁――

どこか現実の事件を思わせる事件を、池袋のトラブルシューター、マコトとGボーイズを率いるキング、タカシが軽やかに解決する4篇を収録。

<収録作品>
・「泥だらけの星」
・「鏡のむこうのストラングラー」
・「幽霊ペントハウス」
・「七つの試練」

15.絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV(2019年)

<あらすじ>
――絶望を学ぶスクールがあるのを、しっているだろうか。

多国籍料理店でアルバイトをするベトナム人留学生ミンの様子がおかしい。旧友のオーナーから相談を持ち込まれたマコトが彼女の身辺を調査すると、留学生の生活を管理して搾取する日本語学校の存在に行き着いた。

そんななか、ミンから日本にいる兄がいなくなったとしらせが入る……。希望をもって日本に来た若者たちを食い物にするやつらに罰を与えるため、マコトとタカシが池袋の路上で動き出す。

<収録作品>
・「目白キャットキラー」
・「西池袋ドリンクドライバー」
・「要町ホームベース」
・「絶望スクール」

16.『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』(2020年)

<あらすじ>
人知れずネットの深奥で共有される陰惨な動画。

子どもたちを地獄から救うためマコトとタカシは、獣たちに怒りの鉄槌をくだす。



「池袋ウエストゲートパーク」の外伝

1.『赤(ルージュ)・黒(ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝(2001年)

<あらすじ>
ギャンブルにはまって借金をかかえる映像ディレクター・小峰渉のもとに、池袋最大のカジノの売上金を狂言強盗する計画がもちかけられる。計画は成功、時給の1億円が手に入ると思った鼻先で金が奪われ……。

本作は「池袋ウエストゲートパーク」シリーズの外伝で、お馴染み氷高組のサルが小峰と組んで、池袋を拠点にするヤクザたちの巧妙な罠から起死回生を狙います。

息つく隙(ひま)もないスピーディな展開の末、最後にルーレットの玉がおちるのは、赤か、黒か!

2.『キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇(2014年)

<あらすじ>
IWGPシリーズ初の文庫書き下ろし作品が登場!マコトの親友にして池袋の王様、タカシはいかにして「氷のキング」になったのか?

誰にだって忘れられない夏の一日があるよな――。高校時代のタカシにはたったひとりの兄、タケルがいた。スナイパーのような鋭く正確な拳をもつタケルは、みなからボスと慕われ、戦国状態の池袋をまとめていく。

だが、そんな兄を悲劇が襲う。タカシが兄の仇を討ち、氷のキングになるまでを描いた特別長編。

「池袋ウエストゲートパーク」その他作品

1.『池袋ウェストゲートパーク ザ レジェンド』(2020/10/7発売)

ベスト版

<あらすじ>
シリーズ初期から近作まで、アニメ化エピソードと、読者投票で人気のエピソードを中心に厳選!

マコトとタカシの魅力が全開の一冊。

厳選したエピソードが詰まったベスト版です。



まとめ

それではおさらいします。

■「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ

  1. 『池袋ウエストゲートパーク』(1998年)
  2. 『少年計数機 池袋ウエストゲートパークII』(2000年)
  3. 『骨音 池袋ウエストゲートパークIII』(2002年)
  4. 『電子の星 池袋ウエストゲートパークIV』(2003年)
  5. 『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV』(2005年)
  6. 『灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI』(2006年)
  7. 『Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII』(2007年)
  8. 『非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII』(2008年)
  9. 『ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX』(2009年)
  10. 『PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX』(2010年)
  11. 『憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI』(2014年)
  12. 『西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII』(2016年)
  13. 『裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII』(2017年)
  14. 『七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV』(2018年)
  15. 『絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV』(2019年)
  16. 『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』(2020年)

■外伝

  1. 『赤(ルージュ)・黒(ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝』(2001年)
  2. 『キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇』(2014年)

■その他

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」の読む順番は以上のようになります。

常に「今」を体感できるIWGPの世界へ。それでは、良い読書体験を!

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