『すべてがFになる』で衝撃デビューを飾った森博嗣さんは、その後も非常にハイペースで作品を作り続けています。
そんな森博嗣さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
森博嗣の単行本新刊情報
1.『静かに生きて考える』(2024/1/17発売)
最新刊、エッセイ
ベストセラーズ
<あらすじ>
自分の人生を幸せに生きるとはどういうことか? 孤独と自由が人生を変える。作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセイ。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『情景の殺人者 Scene Killer』(2023/10/9発売)
新書版
講談社
<あらすじ>
真っ白い雪の上、胸にナイフを刺され、血を流して横たわる美女。被害者どうしに接点はなく、時期も場所も異なるが、現場の状況には類似性がある一連の殺人事件。最初の被害者の夫が撮った映画には、事件を彷彿とさせるシーンがあった。女性二人の探偵事務所に持ち込まれた浮気調査は、映画監督で舞台演出家、作家でもある彼の二人めの妻に関わるものだった。
浮気の証拠を掴むための張り込み中、都内では珍しく積もるほどの雪が降り始めた。
3.『オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』(2022/10/14発売)
新書版
講談社
<あらすじ>
「F」の衝撃、再び孤島に聳えるオメガ城への招待に応じた六人の天才と一人の雑誌記者。そこには、サイカワ・ソウヘイも含まれていた。彼らが城へやってきた理由は、ただ一つ。招待状に記された「マガタ・シキ」の名前だった。
島へ渡るには、一日一便の連絡船を使用。帰りは、あらかじめ船を呼ぶ必要がある閉じた空間。執事すら主催者の顔を知らず、招待の意図は誰にもわからない。謎が多い中の晩餐をしかし七人は大いに楽しんだ。
そして、深夜。高い叫び声のような音が響き、城は惨劇の場と化した。
単行本版も同時発売です。
4.『歌の終わりは海 Song End Sea』(2021/10/7発売)
新書版
講談社
<あらすじ>
妻の依頼は、浮気調査だった。夫は、数多くのヒットソングを生み出した作詞家。華やかな業界だが、彼自身は人づき合いをしない。そのため彼に関する情報は少なかった。豪邸に妻と息子と暮らし、敷地内には実姉の家もあった。苦労の多かった子供時代、生活を支えた姉を大切にしていて、周辺では「姉が恋人」と噂されていた。
探偵による監視が始まった。浮気の兆候はない。だが妻は、調査の続行を希望。そして監視下に置かれた屋敷で、死体が発見される。
5.『諦めの価値』(2021/8/12発売)
新書
朝日新聞出版
<あらすじ>
「諦めるな、頑張るんだ! 」という時代はもう終わった。何かを成し遂げた人は、常に多くのことを諦め続けている。あなたにとって、何が有益で何が無駄か、「正しい諦め」だけが、最大限の成功をもたらすだろう。
「自分はこれでいいのか」と思っているすべての人へ。
仕事、人間関係、日々の雑事に見切りをつけた結果、夢をかなえた作家が独自の思索で導いた諦め方を伝授する。
小説ではありません。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
森博嗣の文庫本新刊情報
1.『何故エリーズは語らなかったのか? Why didn’t Elise speak?』(2024/4/12発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
「エリーズ・ギャロワ博士が会いたがっている」人工知能たちがグアトにそんな噂を教えてくれた。面談を求められるような理由に心当たりはなかった。ほどなくして彼女は行方不明になってしまう。ギャロワ博士は、ヴァーチャル世界に資する研究を続け、ついに「究極の恵み」とまで賞される成果をあげたという。博士は自らの意志で姿を消したのか、それとも事件に巻き込まれてしまったのか。
2.『妻のオンパレード The cream of the notes 12』(2023/12/15発売)
エッセイ
講談社
<あらすじ>
「楽園」とはどんな場所なのか?ついていないな、と思ったことはないが、運が良いなとは、いつも思う
その人にとって満足できる金額を所有している人を「お金持ち」という
AIは答えることしかできない ほか
3.『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』(2023/7/14発売)
講談社
<あらすじ>
探偵事務所への匿名の依頼は、あるホームレス青年の調査だった。彼は穏やかで理知的な人物だが、社会に絶望していた。調査の目的に疑問を感じながら、探偵が尾行を続けるうちに、青年の知人の老ホームレスが急死し、遺品から彼の写真が見つかる。
それは依頼人から送られたのと同じものだった。新シリーズ開幕。
2020年の単行本の文庫版です。
4.『君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?』(2023/4/14発売)
講談社
<あらすじ>
ドイツで受けた精密検査でロジに不具合が見つかった。詳しく調べるため、グアトと共に日本へ帰国。情報局本部に近い病院へ入院した。そのロジの診断データが、外部に漏洩しているという。ロジは、まったく未知の新種ウィルスに感染している可能性があり、何者かがその情報を探っていると思われた。ロジを心配して病院へ向かうグアトは、そこでロジの姉と称する女性と出会うが。
5.『新装版 スカイ・イクリプス』(2023/3/23発売)
短編集
中央公論新社
<あらすじ>
空には言葉がない。言葉は地上のためのものだから――整備工のササクラはクサナギ機のエンジンを調整し、情報部のカイは墜落事故の会見を準備する。そして彼女は病院へカンナミを訪ねるが。子供たちの飛ぶ空を見上げ、地上で暮らす大人たちの八つの物語。
シリーズ最初で最後の短篇集。
2008年の単行本の文庫新装版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『静かに生きて考える』(2024/1/17発売)
- 『情景の殺人者 Scene Killer』(2023/10/9発売)
- 『オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』(2022/10/14発売)
- 『歌の終わりは海 Song End Sea』(2021/10/7発売)
- 『諦めの価値』(2021/8/12発売)
■文庫本新刊
- 『何故エリーズは語らなかったのか? Why didn’t Elise speak?』(2024/4/12発売)
- 『妻のオンパレード The cream of the notes 12』(2023/12/15発売)
- 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』(2023/7/14発売)
- 『君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?』(2023/4/14発売)
- 『新装版 スカイ・イクリプス』(2023/3/23発売)
エッセイを含めてコンスタントに作品を発表している森博嗣さん。次作が楽しみですね!
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