1984年に単行本『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社) を発表し、作家デビューした群ようこ(むれ・ようこ)さん。
そんな群ようこさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
群ようこの単行本新刊情報
1.『老いてお茶を習う』(2024/3/25発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
齢六十八にして、お茶を習うことになった。果てがない稽古が始まった。
2.『捨てたい人 捨てたくない人』(2024/3/6発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
これは、捨てる! あれも、捨てる……?
溢れかえる洋服、本、フィギュア、溜め込んだカップ麺、レトルトカレー、非常食、密かに隠した写真に手紙……。他人事ではありません!
身内の身の回りを“断捨離”しようとする人たちの、右往左往に大共感の連作小説。
3.『しあわせの輪 れんげ荘物語』(2024/1/13発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
大手広告代理店を早期退職したキョウコは、相も変わらず古いアパート「れんげ荘」で、貯金を切り崩し、月10万円の暮らし。キョウコは、老後に少々不安を感じながらも、兄夫婦のところに、突然やってきたおネコさま御一行、「れんげ荘」の住人で人生の先輩のクマガイさんと一緒の楽しい外食や季節の花などに心癒され、日常の暮らしに喜びを感じながら、今日も楽しくのんびり生きています。
こちらが単行本の最新刊になります。
4.『こんな感じで書いてます』(2023/9/19発売)
エッセイ
新潮社
<あらすじ>
いまだに優雅には書けません――。25歳で初めて原稿料をもらって以来40余年、140作以上もの作品を生み出してきた著者による「書く暮らし」。新卒で入った広告代理店を半年で辞め、転職すること4回。拾ってもらった本の雑誌社で経理事務として働いていたときに書評を依頼され、初めて原稿料をもらったのが25歳。以来、40年にわたり書き続けてきた著者が綴る、書きはじめの苦しみ、的外れな誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化、そしてお金より大切なこと。
ひとつのことを長く続ける心構えと自立に徹した生き方に勇気をもらえる名エッセイ。
5.『今日はいい天気ですね。 れんげ荘物語』(2023/1/13発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
有名広告代理店を早期退職したキョウコは、古いアパート「れんげ荘」で貯金を切り崩しながら自由な暮らし。近所の花店で元気なチューリップを買ってきたり、お腹周りが心配になってきたので、遠回りして買い物に出かけたり、「れんげ荘」の元住人・コナツさんの結婚のお披露目会に、久々におめかしして出かけたり。
ネコやイヌ、鳥や花や隣人とのお茶の時間などに心を癒されながら、キョウコは今日も小さな幸せを見つけています。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
群ようこの文庫本新刊情報
1.『子のない夫婦とネコ』(2024/2/8発売)
文庫最新刊、短編集
幻冬舎
<あらすじ>
結婚と同時に子ネコと暮らし始めた夫婦。子宝に恵まれなくても、二匹が加わって幸せに歳を重ねるが、ネコたちとの別離は順番に訪れる。熟年離婚した男やもめと思いがけず拾ったイヌとの、ドタバタで温かい日々。七十歳で夫と死別した後、ネコを五匹も引き取ってしまった母に振り回される娘。
ほか、「老いとペット」を明るく描く連作小説。
2021年の単行本の文庫版です。
2.『これで暮らす』(2024/1/23発売)
エッセイ
KADOKAWA
<あらすじ>
春夏秋冬を快適に。ひと手間の中に生活の楽しさがある――。歳を重ねると、愛用品の使い勝手が悪くなるタイミングが訪れる。御飯がおいしく炊ける土鍋が重く感じたり、枕の高さが合わなくなったり、大好きな編み物で疲れてしまったり……。
そんな時こそ、もっと素敵な物に出会うチャンスかも。こだわるうちに、若い人より残りの時間は少ないのに、手がかかることが楽しくなってきた! 今の暮らしのサイズにぴったりな品を見つけ出す、宝物探しのような日々を綴った生活実用エッセイ。
人気エッセイストが実際に使った物だけを全力でオススメ!
2021年の単行本の文庫版です。
3.『食べる生活』(2023/11/7発売)
エッセイ
朝日新聞出版
<あらすじ>
とにかく体は、たべるものでできている──。料理はどちらかというと嫌いだと語る群さんが、自分の身体を一番心地よい状態に保てるよう、〈たべること〉にとことん向き合った「食」エッセイ。
大人気「生活」シリーズ文庫最新刊。
2020年の単行本の文庫版です。
4.『きものが着たい』(2023/10/24発売)
エッセイ
KADOKAWA
<あらすじ>
着物が着られたら、人生がもっと楽しくなる! 日常的に着物を着こなす著者のもとには、様々な相談事が舞い込んでくる。母の着物を大量に受け継いだけれど、自分にも着られる? お祝い事で着てみたいけれど、何から準備したらいい? どんな悩みを抱いたとしても、着たいという気持ちさえあれば、それは着物の世界に踏み出す絶好の機会。
着付けの練習法や道具選びも無駄なくわかる、もっと自由に装うための応援エッセイ。
2020年の単行本の文庫版です。
5.『おネコさま御一行 れんげ荘物語』(2023/8/7発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
早期退職したキョウコは、月十万円の暮らしを今も続けています──その彼女が愛してやまない近所の飼い猫・ぶっちゃん。さらに嬉しいことに、キョウコの兄夫婦の家に突然やってきたおネコさま御一行。「れんげ荘」の住人・チユキさんの彼が飼い始めたイヌのえんちゃん──
ひとり身のキョウコは、大好きなネコやイヌや花、図書館で借りた本や優しき隣人たちに囲まれて、日常に小さな喜びを感じながら生きていく──
大ロングセラーシリーズ、第六弾!
2022年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『老いてお茶を習う』(2024/3/25発売)
- 『捨てたい人 捨てたくない人』(2024/3/6発売)
- 『しあわせの輪 れんげ荘物語』(2024/1/13発売)
- 『こんな感じで書いてます』(2023/9/19発売)
- 『今日はいい天気ですね。 れんげ荘物語』(2023/1/13発売)
■文庫本新刊
- 『子のない夫婦とネコ』(2024/2/8発売)
- 『これで暮らす』(2024/1/23発売)
- 『食べる生活』(2023/11/7発売)
- 『きものが着たい』(2023/10/24発売)
- 『おネコさま御一行 れんげ荘物語』(2023/8/7発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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