2015年、『ぼぎわん』で第22回日本ホラー小説大賞大賞を受賞してデビューした澤村伊智(さわむら・いち)さん。
そんな澤村伊智さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
澤村伊智の単行本新刊情報
1.『斬首の森』(2024/4/24発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
鬱蒼と暗い森の中に建つ合宿所。ある団体の“レクチャー”を受け洗脳されかけていたわたしは、火事により脱出する。男女五人で町へ逃げだそうとするが、不可解な森の中で迷ってしまう。翌朝、五人のうちのひとりの切断された頭部が発見される。
頭部は、奇怪な装飾を施された古木の根元に、供物のように置かれていてーー
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集』(2023/6/27発売)
宝島社
<あらすじ>
たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編!ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集
3.『ばくうどの悪夢』(2022/11/2発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「眠れば、死ぬ」東京から父の地元に引っ越してきて以来、悪夢に悩まされていた「僕」は、現実でもお腹に痣ができていることに気づく。
僕だけでなく、父親の友人の子供たちもみな現実に干渉する悪夢に苦しめられていた。やがて、そのうちひとりが謎の死を遂げる。夢に殺されたのか。次に死ぬのは誰か。なぜ、悪夢を見るのか。
理由を探る中でオカルトライターの野崎と真琴からお守りをもらい、僕らの苦悩はいったん静まったかのように思われた。しかし、今度は不気味な黒ずくめの女に襲われる悪夢を見るようになる。
「比嘉琴子」と名乗るその女は、夢の中で僕を殺そうとしてきて──。
4.『怪談小説という名の小説怪談』(2022/6/30発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
百物語、呪いの家、学校の怪談――。古今、語り継がれてきた〈恐怖〉を、ホラー界の旗手が更新する。
戦慄&驚愕の怪談短篇集。
5.『怖ガラセ屋サン』(2021/10/27発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
怪談は作りものだと笑う人、不安や恐怖に付け込む人、いじめを隠す子供、自分には恐ろしいことは起こらないと思い込んでいる人……。こんなヤツらに、一瞬の恐怖なんて生ぬるい! 気づいたときは、あとの祭り。
“怖がらなかったこと”を、後悔させてあげる――。
一話ごとに「まさか! 」の戦慄が走る、連作短編集。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
澤村伊智の文庫本新刊情報
1.『怖ガラセ屋サン』(2024/8/8発売)
文庫最新刊、短編集
幻冬舎
<あらすじ>
怪談は作りものだと笑う者、他人の不安や怖気に付け込む者、いじめを隠す子供……。こんなヤツらに“一瞬の戦慄〞なんて生ぬるい! 「怖ガラセ屋サン」はナメたやつらが大好物。狙ったら最後、あの手この手で恐怖どん底へ――。
怖がらなかったことを後悔しても、後の祭り。先の見えない恐怖に「まさか」の連続! 背筋の凍る連作短編集。
2021年の単行本の文庫版です。
2.『すみせごの贄』(2024/3/22発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾!◆たなわれしょうき
いじめによって不登校になった中学2年生の翔太は、父の仕事の関係者である野崎昆の滋賀県での取材に同行することに。その土地では鍾馗の像を門柱に置く習俗があり、手が四本あるその独特な鍾馗は「たなわれしょうき」と呼ばれていた。翔太は取材中に不気味な影を目撃し、その夜、物言わぬ影に襲われる。この地には「ナニカ」がいるのだろうか――。ほか
3.『うるはしみにくし あなたのともだち』(2023/6/14発売)
双葉社
<あらすじ>
四ツ角高校三年二組で一番美しく人気もあった生徒・更紗が突如自殺する。遺書もなくいじめがあったわけでもない。しかし彼女の死をきっかけに次々に女生徒が見えない力によって容姿を傷付けられていく。力を行使しているのは誰なのか互いを疑う生徒たち、変化していくクラスカースト。
担任の小谷舞香はこの異変の真相を探るうちに、地域につたわる「ユアフレンド」というおまじないの存在を知り――
2020年の単行本の文庫版です。
4.『アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿』(2023/6/14発売)
中編集
双葉社
<あらすじ>
癖者揃いの娯楽系ウェブマガジン『アウターQ』編集部。新人ライター湾沢陸男は、小学生の頃によく遊んだ公園の落書きを調査することに。最後に<露死獣>と書かれた意味不明なその落書きを、当時の子供たちは<露死獣の呪文>と呼び、解読しようと夢中になった。
取材を進めるうち、湾沢は「二十歳までこの呪文を覚えていると<露死獣>に殺される」との説を唱えた旧友が亡くなっていたことを知り……。
何重にも張り巡らされた呪文の謎が時を経て今、解き明かされる「笑う露死獣」を含む全七編を収録した傑作ミステリー連作短編集。
2020年の単行本の文庫版です。
5.『さえづちの眼』(2023/3/22発売)
中編集
KADOKAWA
<あらすじ>
琴子が挑む”さえづち”の祟りとは――比嘉姉妹シリーズ初の中篇集!
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『斬首の森』(2024/4/24発売)
- 『一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集』(2023/6/27発売)
- 『ばくうどの悪夢』(2022/11/2発売)
- 『怪談小説という名の小説怪談』(2022/6/30発売)
- 『怖ガラセ屋サン』(2021/10/27発売)
■文庫本新刊
- 『怖ガラセ屋サン』(2024/8/8発売)
- 『すみせごの贄』(2024/3/22発売)
- 『うるはしみにくし あなたのともだち』(2023/6/14発売)
- 『アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿』(2023/6/14発売)
- 『さえづちの眼』(2023/3/22発売)
コンスタントに作品を発表している澤村伊智さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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