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2001年、『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞を受賞してデビューした野村美月(のむら・みづき)さん。
そんな野村美月さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
野村美月の単行本新刊情報
1.『むすぶと本。 七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテ』(2021/2/27発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
中学生の清良は図書室登校をしている。他人の大声や暴力的な言葉が怖くて、教室に入れなくなってしまったのだ。けれど静謐で穏やかだった図書室も最近すこしおかしい。生徒の集まるネット掲示板に不穏な噂話が書き込まれ続けているのだ。特に“ダンテ”の発言は過激で、皆がその話をするようになっていた。
そんなある日、清良は同じ図書室登校だという眼鏡の少年と出会う。しかも彼は本と話せると言い、黄金の『神曲』を紹介してくれるのだけれど――。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話』(2020/12/16発売)
短編集
ポプラ社
<あらすじ>
仕事も恋愛もぱっとしない岡野七子がたどり着いた、住宅街の洋菓子店「月と私」。そこには、お菓子にまつわる魅力的なエッセンスを引き出して、物語としてお客に届ける、「ストーリーテラー」がいた――。
さまざまな悩みを抱えてお店を訪れた人たちは、ストーリーテラーの語る物語と、美しいシェフの作る極上のお菓子に心解きほぐされていく。
疲れた心に甘くやさしく沁みわたる連作短編集。
3.『むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり』(2020/6/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人の遺言により幸本書店のすべての本を任されたという都会から来た高校生・榎木むすぶ。彼は本の声が聞こえるという。
その力で、店を訪れる人々を思い出の本たちと再会させてゆく。いくつもの懐かしい出会いは、やがて亡くなった店主・幸本笑門の死の真相へも繋がってゆく――。
“本の味方!”榎木むすぶが繋ぐ本と人のビブリオミステリー。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
野村美月の文庫本新刊情報
1.『幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。』(2021/10/19発売)
文庫最新刊
小学館
<あらすじ>
ほくちゃん、わたし、幸せだよ。わたしは、ほくちゃんがいればいいんだよ。
相思相愛の幼なじみがいるのに、美人で変わり者の上級生冴音子とつきあいはじめた高校生の北斗。小学生の頃に出会い、あたたかな時間を一緒に重ねてきた幼なじみの春は、北斗の実の妹だった。そのことを隠したまま、北斗は春を遠ざけようとする。
小さな春。
泣き虫の春。
怖がりの春。世界で一番大切で守りたい女の子が血の繋がった妹だという現実に、苦しむ北斗。そんな北斗を一途に恋する春。
二人が辿り着く結末とは――
『“文学少女”シリーズ』でおなじみ野村美月先生の青春シリーズ第二弾。
2.『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』(2021/10/14発売)
講談社
<あらすじ>
春は、「出会い」の季節。ラブラブの世々と海王子にも、恋のおじゃま虫が現れ、海の嫉妬心が炸裂します――!?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
森の中できつねから人間に変身した世々は、人間の人に見られてしまいました。
そして、その人はなんと、海くんのお母さん! どうしましょうっ! どうしましょうっっっ! どうしましょうっっ!
3.『三途の川のおらんだ書房 転生する死者とあやかしの恋』(2021/10/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
三途の川のほとりにある不思議な書店。イケメンの名物店主が推薦する人生最後の本を携え、死者たちはあの世へ旅立とうとするが……。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『むすぶと本。 七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテ』(2021/2/27発売)
- 『ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話』(2020/12/16発売)
- 『むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり』(2020/6/30発売)
■文庫本新刊
- 『幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。』(2021/10/19発売)
- 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』(2021/10/14発売)
- 『三途の川のおらんだ書房 転生する死者とあやかしの恋』(2021/10/6発売)
コンスタントに作品を発表している野村美月さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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