2015年に『サラバ!』で第152回直木賞を受賞した西加奈子さん。
独特の感性で物語を紡いでいく様は、他の作家と一線を画す存在。そんな西加奈子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
西加奈子の単行本新刊情報
1.『くもをさがす』(2023/4/18発売)
最新刊、ノンフィクション
河出書房新社
<あらすじ>
カナダでがんになった。
あなたに、これを読んでほしいと思った。これは、たったひとりの「あなた」への物語ーー
祈りと決意に満ちた、西加奈子初のノンフィクション『くもをさがす』は、2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、乳がん発覚から寛解までの約8 ヶ月間を克明に描いたノンフィクション作品。
カナダでの闘病中に抱いた病、治療への恐怖と絶望、家族や友人たちへの溢れる思いと、時折訪れる幸福と歓喜の瞬間――。切なく、時に可笑しい、「あなた」に向けて綴られた、誰もが心を揺さぶられる傑作です。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『夜が明ける』(2021/10/20発売)
新潮社
<あらすじ>
思春期から33歳になるまでの友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡を描く、再生と救済の感動作。著者5年ぶりの長篇小説。
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『おまじない』(2018/3/1発売)
短編集
筑摩書房
<あらすじ>
さまざまな人生の転機に思い悩む女子たちの背中をそっと押してくれる魔法のひとこと―。著者の新境地をひらく10年ぶりの短編集。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『i』(2016/11/30発売)
ポプラ社
<あらすじ>
「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。
「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
西加奈子の文庫本新刊情報
1.『夜が明ける』(2024/6/26発売)
最新刊、短編集
新潮社
<あらすじ>
15歳のとき、俺はアキに出会った。191センチの巨体で、フィンランドの異形の俳優にそっくりなアキと俺は、急速に親しくなった。やがてアキは演劇を志し、大学を卒業した俺はテレビ業界に就職した。親を亡くしても、仕事は過酷でも、若い俺たちは希望に満ち溢れていた。それなのに――。
この夜は、本当に明けるのだろうか。苛烈すぎる時代に放り出された傷だらけの男二人、その友情と救済の物語。
2021年の単行本の文庫版です。
2.『おまじない』(2021/3/12発売)
短編集
筑摩書房
<あらすじ>
さまざまな人生の転機に思い悩む女子たちの背中をそっと押してくれる魔法のひとこと―。著者の新境地をひらく10年ぶりの短編集。
2018年の単行本の文庫版です。
3.『サムのこと 猿に会う』(2020/3/6発売)
短編集
小学館
<あらすじ>
そぼ降る雨のなか、様々なことが定まらない二十代男女5人が、突然の死を迎えた仲間の通夜に向かうところから始まる『サムのこと』。二十代半ばの、少し端っこを生きている仲良し女子3人組が温泉旅行で、「あるもの」に辿り着くまでを描いた『猿に会う』。
小説家志望の野球部の友人と、なぜか太宰治の生家を訪ねることになった高校生男子が、そのまま足を伸ばした竜飛岬で、静かに佇む女性に出会う『泣く女』。
人生の踊り場のようなふとした隙間に訪れる、「何かが動く」瞬間を捉えた初期3作を新たに編んだ短編集。
乃木坂46出演ドラマとしても話題です。
4.『i』(2019/11/6発売)
ポプラ社
<あらすじ>
「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる、ある「奇跡」が起こるまでは…。
西加奈子の渾身の「叫び」に心ゆさぶられる傑作長編。
2016年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『夜が明ける』(2024/6/26発売)
- 『おまじない』
(2021/3/12発売) - 『サムのこと 猿に会う』
(2020/3/6発売) - 『i』
(2019/11/6発売)
多くの著作を発表している西加奈子さんですが、ここ数年長編の単行本は寡作となっています。
そろそろ新しい物語を読みたいですね。
それでは、良い読書体験を!
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