1995年、『RIKO – 女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞してデビューした柴田よしきさん。以降、多くの作品を発表しています。
そんな柴田よしきさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
柴田よしきの単行本新刊情報
1.『ねこ町駅前商店街日々便り』(2017/11/14発売)
最新刊
祥伝社
<あらすじ>
赤字ローカル線の終点・根古万知。駅前は、わずか八店舗ほどが細々と営業するシャッター商店街である。数年前、猫の町「ねこまち」としてブームになりかけたこともあったが、それも一時のこと、以来、ジリ貧状態だ。離婚を機に、そんな町に戻ったラーメン店の娘・愛美は、緑色の大きな目と灰色の毛が愛らしい拾い猫を飼うことになった。
ノンちゃんと名付けたその猫が、ひょんなことから一日猫駅長を務めると駅は再ブレイク、商店街にも観光客が訪れる。
愛美は久しぶりに賑わう光景を見て、今度こそ、元気いっぱいだった頃の根古万知を取り戻したいと動き出すが…。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『さまよえる古道具屋の物語』(2016/12/22発売)
新潮社
<あらすじ>
やがて買い主は、店主が選んだ品物に、人生を支配されていく――。その店は、人生の岐路に立った時に現れる。さかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、持てないバケツ……。
古道具屋は、役に立たない物ばかりを、時間も空間も超えて客に売りつけ、翻弄する。不可思議な店主の望みとは何なのか。未来は拓かれるのか?
買い主達がその店に集結する時、裁きは下され、約束が産まれる。
3.『青光の街 (ブルーライト・タウン)』(2016/10/21発売)
早川書房
<あらすじ>
撲殺されたOL、刺殺された出版社社員、絞殺された中学生……接点のない被害者たちのそばに置かれていたクリスマスの青い電飾。無差別殺人? 愉快犯? それとも秘められた動機が?――
青い電飾が遺体のそばに撒かれる連続殺人事件が東京を震撼させていた。そんな折、作家兼ブルーライト探偵社の所長の草壁ユナに旧友・秋子から助けを求めるメールが届く。秋子の家を訪ねると、彼女を拉致した犯人からメッセージが。
一方、探偵社で依頼を受けた有名人の婚約者の身辺調査が連続殺人と奇妙な繋がりを見せ……いくつもの事件が描く複雑な陰影すべての推理が重なり合う時、ユナの前に驚愕の真実が現れる!
作家にしてブルーライト探偵社の所長の草壁ユナ、最初の事件。読み出したら止まらない! 予測不能のノンストップ・サスペンス
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
柴田よしきの文庫本新刊情報
1.『ワーキングガール・ウォーズ』(2023/1/12発売)
文庫最新刊
徳間書店
<あらすじ>
墨田翔子、三十七歳、未婚。仕事はデキるし、収入もそこそこ。総合音楽企業の企画部係長で、日々しょうもない上司と面倒な部下のOLたちとの板ばさみ。典型的な中間管理職だ。
ある日、女子更衣室で起きた小さな事件をきっかけに、翔子はストレス解消のオーストラリア旅行を決意することに。嫉妬、羨望、男女格差……迷いながらも前を向いて働く女性のリアルが満載、傑作ワーキングストーリー。
2004年刊行作品の文庫新装版です。
2.『あんの明日 お勝手のあん』(2022/12/15発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
一人前の料理人として歩み始めたおやす。彼女の前には見慣れぬ食材への挑戦、調理場での出会いなど新しい出来事が次々と起こっていく。そんな日々の中、料理に興味を持ち始め歩み出したとめ吉と二人で考え出した料理は紅屋の新たな名物となってゆく。
一方、とめ吉に嫌がらせをした男がお縄になったことで、おやすは若女将であるおゆうから、相模屋の女郎・桔梗との意外な秘密を聞かされる。そして山路一郎から想いを告げられ、おやすは一つの決心を固めるのだが……。
大好評お勝手のあんシリーズ第七弾!
3.『自滅』(2022/10/24発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
生まれた時から自己主張が苦手で、不満を口にすることができない由佳里。狭苦しく選択肢のない実家を出て、東京で大学を卒業し会社員となった由佳里は、そりの合わない上司の鈴本から理不尽なことで文句を言われ、罵倒される毎日を送っていた。「死ねばいいのに」現実逃避するのに昇ったビルの屋上で呪詛を吐いた翌日、由佳里は会社で鈴本が失踪したと聞く……(「自滅」より)。
女性たちの心の闇に迫る戦慄のホラー短編集。
2014年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ねこ町駅前商店街日々便り』(2017/11/14発売)
- 『さまよえる古道具屋の物語』(2016/12/22発売)
- 『千年ジュリエット』(2012/3/31発売)
■文庫本新刊
- 『ワーキングガール・ウォーズ』(2023/1/12発売)
- 『あんの明日 お勝手のあん』(2022/12/15発売)
- 『自滅』(2022/10/24発売)
特に文庫をコンスタントに発表しているな柴田よしきさん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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