企業小説の旗手である池井戸潤さん。
そんな池井戸潤さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
池井戸潤の単行本新刊情報
1.『半沢直樹 アルルカンと道化師』(2020/9/17発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
時はさかのぼり、東京中央銀行大阪西支店・融資課長時代のこと。浅野支店長に屈辱の土下座をさせ、二度と這い上がれないよう奈落の底に突き落とした、その前夜。かくも謎めいた事件が、起きていた。
半沢直樹は、とある意外な場所で、じっとその落書きを眺めていた。モダンアート界の寵児・仁科譲の代表的なモチーフ「アルルカンと道化師」の絵だ。
ITベンチャー・ジャッカルが、資金繰りに苦しむ老舗の美術出版社・仙波工藝社を買収したいという。融資課長として取引先の救済策を思案する半沢の前に浮上したこの買収話、
なんとも不可解な点があるのだ。上司の支店長・浅野や副支店長・江島が半沢の意見書を無視して強引に進めようとしているこの一件、なにか裏があるに違いない。
皮肉たっぷりにおどけるアルルカンと物悲しく微笑む道化師は、半沢に何を語りかけるのか。解かなければならない融資の謎は、この絵の中に――!?
単行本はこちらが最新刊です。
6年ぶりの半沢直樹シリーズ。
半沢直樹シリーズについては以下の記事にまとめています。
池井戸潤「半沢直樹シリーズ」最新作と読む順番を紹介【倍返し】
関連記事>TBSによるドラマ「半沢直樹」公式サイトも開設されています。
2.『ノーサイドゲーム』(2019/6/13発売)
ダイヤモンド社
<あらすじ>
未来につながる、パスがある。大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。アストロズを再生せよ―。
ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。
ダイヤモンド社による『ノーサイドゲーム』特設サイトが公開されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
3.『下町ロケット ヤタガラス』(2018/9/28発売)
小学館
<あらすじ>
社長・佃航平の閃きにより、トランスミッションの開発に乗り出した佃製作所。果たしてその挑戦はうまくいくのか――。ベンチャー企業「ギアゴースト」や、ライバル企業「ダイダロス」との“戦い”の行方は――。
帝国重工の財前道生が立ち上げた新たなプロジェクトとは一体――。
そして、実家の危機に直面した番頭・殿村直弘のその後は――。
小学館による『下町ロケット』特設サイトが公開されています。
池井戸潤「下町ロケットシリーズ」の読む順番、おすすめランキング
関連記事>単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
池井戸潤の文庫本新刊情報
1.『新装増補版 花咲舞が黙ってない』(2020/12/15発売)
文庫最新刊、短編集
講談社
<あらすじ>
東京第一銀行の花咲舞は、支店を調査する臨店グループの“狂咲”。上司の相馬と問題が起きた支店を調査していく内に見つけたのは情報漏洩、裏金問題、行内政治などいくつもの不正。
ライバル行との合併問題も浮上する中、花咲の前に現れたのはあの男!? たとえ同じ銀行で働く仲間だとしても、不正は絶対に許せない!
さらに、ドラマ「半沢直樹」後半で語られた、東京第一銀行と産業中央銀行の合併騒ぎの真っただ中にいた、東京第一銀行の花咲舞と、産業中央銀行の半沢直樹の真っ向勝負も始まる!
乱歩賞作家が描く、痛快連作短編集。
2017年の文庫版の新装増補版です。
2.『アキラとあきら』(2020/8/20発売)
集英社
<あらすじ>
小さな町工場の息子・山崎瑛。そして、日本を代表する大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。同じ社長の息子同士でも、家柄も育ちもまったく違うふたりは、互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。
強い信念で道を切り拓いてきた瑛と、自らの意志で人生を選択してきた彬。
それぞれの数奇な運命が出会うとき、逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。
2017年の文庫オリジナル作品の新装版です。
3.『銀行狐』(2020/2/14発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
銀行には金と秘密と謎がある。いや時には、「狐」から頭取宛てに恐ろしい脅迫状が届いたり、金庫室から老婆の頭部が見つかることも――怨みを買うことは日常茶飯事、となれば犯人像もまた多岐にわたる。動機は金の怨みか、憎しみか、悲しみか。日常に亀裂が走り、平凡な人間に魔が差すときを描いたミステリー短編集全五編。
2004年の作品の新装版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『半沢直樹 アルルカンと道化師』
(2020/9/17発売) - 『ノーサイドゲーム』
(2019/6/13発売) - 『下町ロケット ヤタガラス』
(2018/9/28発売)
■文庫本新刊
- 『新装増補版 花咲舞が黙ってない』
(2020/12/15発売) - 『アキラとあきら』
(2020/8/20発売) - 『銀行狐』
(2020/2/14発売)
現在単行本は2020年9月発売の『半沢直樹 アルルカンと道化師』が最新刊。
文庫はコンスタントに文庫化・新装版が刊行されていますね。
講談社に「半沢直樹」既刊・関連作品一覧のページもありますので、合わせてご確認ください。
なお、池井戸潤さんの作品はAudibleでも読むこと(聴くこと)ができます。最初の一冊は無料で利用できますので、この機会に試してみてはいかがでしょう。
Audibleについては当ブログでも記事にしていますので、参考までに~。
Audible(オーディブル)は耳で読む~朗読者、会員特典、評判、おすすめ作品を紹介
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