企業小説の旗手である池井戸潤さん。
そんな池井戸潤さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
池井戸潤の単行本新刊情報
1.『ハヤブサ消防団』(2022/9/5発売)
最新刊
集英社
<あらすじ>
東京から父の郷里・ハヤブサ地区に移住した売れない作家の三馬太郎。田舎暮らしを楽しむはずが、地元の消防団入りした彼を待ち受けていたのは連続放火事件だった。
息もつかせぬ展開の、池井戸潤まさかの“田園”ミステリ!?
単行本はこちらが最新刊です。
2.『『民王 シベリアの陰謀』(2021/9/28発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「マドンナ・ウイルス? なんじゃそりゃ」第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を絶体絶命のピンチが襲う。目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。
一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。マドンナと教授には共通点が……!?
泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る!!
人気作『民王』の続編です。
3.『半沢直樹 アルルカンと道化師』(2020/9/17発売)
講談社
<あらすじ>
時はさかのぼり、東京中央銀行大阪西支店・融資課長時代のこと。浅野支店長に屈辱の土下座をさせ、二度と這い上がれないよう奈落の底に突き落とした、その前夜。かくも謎めいた事件が、起きていた。
半沢直樹は、とある意外な場所で、じっとその落書きを眺めていた。モダンアート界の寵児・仁科譲の代表的なモチーフ「アルルカンと道化師」の絵だ。
ITベンチャー・ジャッカルが、資金繰りに苦しむ老舗の美術出版社・仙波工藝社を買収したいという。融資課長として取引先の救済策を思案する半沢の前に浮上したこの買収話、
なんとも不可解な点があるのだ。上司の支店長・浅野や副支店長・江島が半沢の意見書を無視して強引に進めようとしているこの一件、なにか裏があるに違いない。
皮肉たっぷりにおどけるアルルカンと物悲しく微笑む道化師は、半沢に何を語りかけるのか。解かなければならない融資の謎は、この絵の中に――!?
6年ぶりの半沢直樹シリーズ。
半沢直樹シリーズについては以下の記事にまとめています。
池井戸潤「半沢直樹シリーズ」最新作と読む順番を紹介【倍返し】
関連記事>TBSによるドラマ「半沢直樹」公式サイトも開設されています。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
池井戸潤の文庫本新刊情報
1.『ノーサイド・ゲーム』(2022/11/15発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人。とある大型案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。
かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。アストロズを再生せよ――。
ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『下町ロケット ヤタガラス』(2021/9/7発売)
小学館
<あらすじ>
宇宙から大地へ。大人気シリーズ第4弾!宇宙(そら)から大地へ――。
大型ロケット打ち上げの現場を離れた帝国重工の財前道生は、準天頂衛星「ヤタガラス」を利用した壮大な事業計画を立案。折しも新技術を獲得した佃製作所とタッグを組むが、思いがけないライバルが現れる。
帝国重工社内での熾烈な権力争い、かつて袂を分かったエンジニアたちの相剋。二転三転するプロジェクトに翻弄されながらも、技術力を信じ、仲間を信じて闘う佃航平と社員たち。信じる者の裏切り、一方で手を差し伸べてくれる者の温かさに胸打たれる開発のストーリーは怒濤のクライマックスへ。
大人気シリーズ第4弾! この技術が日本の農業を変える――。
2018年の単行本の文庫版です。
シリーズ三弾と四弾が同日発売です。
2.『下町ロケット ゴースト』(2021/9/7発売)
小学館
<あらすじ>
ふりかかる幾多の困難や倒産の危機。佃航平率いる下町の中小企業・佃製作所は、仕事への熱い情熱と優れた技術力を武器に、それらを乗り越えてきた。しかし、佃製作所の前にかつてない壁が立ちはだかる。同社技術力の象徴ともいえる大型ロケットエンジン部品の発注元、帝国重工の思わぬ業績不振。さらに佃の右腕にして、信頼を置く番頭・殿村に訪れた転機――。
絶体絶命のピンチに、追い詰められた佃が打開策として打ち出したのは、新規事業であった。新たな難問、天才技術者の登場、蘇る過去と裏切り。果たして佃製作所は創設以来の危機を克服することができるのか。
若き技術者たちの不屈の闘志と矜恃が胸をうつ、大人気シリーズ第三弾! 社運を賭した戦いが、いま始まる。
2018年の単行本の文庫版です。
シリーズ三弾と四弾が同日発売です。
3.『新装増補版 花咲舞が黙ってない』(2020/12/15発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
東京第一銀行の花咲舞は、支店を調査する臨店グループの“狂咲”。上司の相馬と問題が起きた支店を調査していく内に見つけたのは情報漏洩、裏金問題、行内政治などいくつもの不正。
ライバル行との合併問題も浮上する中、花咲の前に現れたのはあの男!? たとえ同じ銀行で働く仲間だとしても、不正は絶対に許せない!
さらに、ドラマ「半沢直樹」後半で語られた、東京第一銀行と産業中央銀行の合併騒ぎの真っただ中にいた、東京第一銀行の花咲舞と、産業中央銀行の半沢直樹の真っ向勝負も始まる!
乱歩賞作家が描く、痛快連作短編集。
2017年の文庫版の新装増補版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ハヤブサ消防団』(2022/9/5発売)
- 『民王 シベリアの陰謀』(2021/9/28発売)
- 『半沢直樹 アルルカンと道化師』
(2020/9/17発売)
■文庫本新刊
- 『ノーサイド・ゲーム』(2022/11/15発売)
- 『下町ロケット ヤタガラス』(2021/9/7発売)
- 『下町ロケット ゴースト』(2021/9/7発売)
- 『新装増補版 花咲舞が黙ってない』
(2020/12/15発売)
コンスタントに作品を発表している池井戸さん。新作が楽しみです。
講談社に「半沢直樹」既刊・関連作品一覧のページもありますので、合わせてご確認ください。
※池井戸潤さんの売れ筋作品は池井戸潤の売れ筋ランキング(Amazon)をチェック!
なお、池井戸潤さんの作品はAudibleでも読むこと(聴くこと)ができます。最初の一冊は無料で利用できますので、この機会に試してみてはいかがでしょう。
Audibleについては当ブログでも記事にしていますので、参考までに~。
Audible(オーディブル)は耳で読む~朗読者、会員特典、評判、おすすめ作品を紹介
関連記事>関連記事
- 池井戸潤の刊行順(出版順)の小説全作品一覧とあらすじ紹介
- 池井戸潤「下町ロケットシリーズ」の読む順番、おすすめランキング
- 池井戸潤「半沢直樹シリーズ」最新作と読む順番を紹介【倍返し】
- 池井戸潤「花咲舞シリーズ」の最新作と読む順番、あらすじまとめ
関連リンク
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を
読書好きのためのサービス「Kindle Unlimited」は、月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍読み放題サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!
[…] 池井戸潤の単行本・文庫の新刊・新作最新情報 […]