2018年に『宝島』で山田風太郎賞、2019年には同作で第160回直木三十五賞を受賞した真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)さん。
そんな真藤順丈さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
真藤順丈の単行本新刊情報
1.『宝島』(2018/6/21発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。
超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『黄昏旅団』(2015/4/9発売)
文藝春秋
<あらすじ>
高校を中退、独り暮らしを始めたものの家賃を滞納しアパートを追い出された「グン」は、その後の放浪生活の中で謎の男「タイゼン」と出会う。タイゼンは人間がこれまで生きてきた心象風景が記録されている「道」を歩くことができるというが、グンにはその意味がよく理解できない。
しかしグンはタイゼンに強引に誘われ、ある家族ひとりひとりの「道」を歩くことに。そして「道」を歩くうちに徐々に判明する驚愕の事実に、グンは戦慄するが――。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
3.『しるしなきもの』(2015/1/28発売)
幻冬舎
<あらすじ>
日本一のヤクザ組織の長・早田征城。その愛人の息子・桂介は、母の死をきっかけに、組に入ることを決意する。母を捨てた父を抹殺し、穢れた早田の血脈を絶つために。裏切り者であること、そして、決して知られてはならないもうひとつの秘密を抱えながらも、桂介は着々とのし上がっていくが―。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
真藤順丈の文庫本新刊情報
1.『黄昏旅団』(2019/4/10発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
人生の大半を路上で過ごしてきた、ろくでなしの青年・グン。妻・娘とともに施設に入所した桧山優作が、幼い息子だけを置き去りにしたのは何故なのか。心象風景=“道”を歩いたグンは、驚愕の真実に突き当たる…。
古より存在する「歩く者」たちと、世界の壮大な意味。圧巻のラストへと導かれる異次元ロードノベル。
2015年の単行本の文庫版です。
2.『地図男』(2019/3/23発売)
随筆集
KADOKAWA
<あらすじ>
仕事で移動中の“俺”は、大判の関東地域地図帖を脇に抱えた奇妙な漂浪者に遭遇する。地図帖にはびっしりと、男の紡ぎだした土地ごとの物語が書きこまれていた。千葉県北部を旅する天才幼児、東京23区の区章をめぐる闘い、奥多摩で運命に翻弄される少年少女の軌跡―数々の物語に没入した“俺”は、それらに秘められた謎の真相に迫っていく。
『宝島』で第160回直木賞を受けた俊英の、才気溢れるデビュー作。
2008年の単行本の文庫新装版です。
3.『七日じゃ映画は撮れません』(2018/12/6発売)
実業之日本社
<あらすじ>
映画への制御不可能な愛と情熱が迸る圧倒的巨編。亡き恩師からいわくつきの脚本を託された若き映画監督・安達雄矢。“天使”にまつわる物語を本編として完成させるべく、安達は奔走。助監督、撮影・録音・衣装・美術・照明を担う異能の映画職人たち、個性派俳優、プロデューサーが集結する。
クランクアップを阻む数多の妨害に翻弄される彼らの、全人生を賭けた奮闘を描きだした、群像劇にしてスペクタクルな職業小説!
2014年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
真藤順丈さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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