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【2023年最新版】辻真先の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

辻真先の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2020年の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』で88歳にしてミステリーランキングの3冠を達成した辻真先さん。

1位を獲得したのは「ミステリが読みたい! 2022年版」「週刊文春ミステリーベスト10 2020」「このミステリーがすごい! 2022年版」です。

ミステリー界の大御所として活躍されています。

そんな辻真先さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

辻真先の単行本新刊情報

1.『馬鹿みたいな話!: 昭和36年のミステリ』(2022/5/31発売)

最新刊

東京創元社

<あらすじ>
生放送中のテレビスタジオで主演女優が殺害された!

自らが手掛けたミュージカル仕立てのドラマ撮影現場での殺人に、駆け出しミステリ作家・風早勝利と、名バイプレイヤー・那珂一平が挑む!

戦前の名古屋を活写した『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』、年末ミステリランキングを席巻した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』に続く、〈昭和ミステリ〉シリーズ第三弾。

ミステリ作家デビュー50周年&卒寿記念出版。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『二十面相 暁に死す』(2021/3/24発売)

光文社

<あらすじ>
敗戦の翌年。焼跡にも徐々に活気が戻り、疎開していた少年探偵団の団員たちも、徐々に東京に戻り始めた。

彼らが日常を取り戻すより早く、怪人二十面相は縦横無尽。明智探偵と小林少年の偽者に扮して警察を振り回したり、やりたい放題だ。

しかし、明智はともかく、小林くんの偽者って誰だろう……。

郷愁を誘う昭和の暗闇を舞台に、明智小五郎と二十面相の活躍を描く、辻版『怪人二十面相』第二弾!

 

3.『たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説) 』(2020/5/29発売)

東京創元社

<あらすじ>
昭和24年、去年までの旧制中学5年生の生活から一転、男女共学の新制高校3年生になった勝利少年。戸惑いの連続の高校生活を送る中、夏休みに不可解な二つの殺人事件に巻き込まれる――。

勝利は、那珂一兵の助けを借りながら、その謎に挑む!

著者自らが経験した戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく活写する、『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』に続くシリーズ第2弾。

「ミステリが読みたい! 2022年版」「週刊文春ミステリーベスト10 2020」「このミステリーがすごい! 2022年版」の3冠獲得です。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



辻真先の文庫本新刊情報

1.『仮題・中学殺人事件【新装版】』(2023/4/28発売)

文庫最新刊

東京創元社

<あらすじ>
「この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです」。

冒頭の名フレーズが有名な本書は、牧薩次(ポテト)と可能キリコ(スーパー)の探偵コンビが活躍する記念すべきシリーズ第一作。不可能状況で起こる事件、時刻表トリック、いきいきとしたキャラクター造形など、デビュー作にして辻真先の魅力のすべてが詰まっている。

画期的な“読者=犯人”という設定をいかんなく発揮した名作ミステリが、待望の新装版で登場。

1972年の単行本の文庫新装版です。

2.『たかが殺人じゃないか: 昭和24年の推理小説』(2023/3/20発売)

東京創元社

<あらすじ>
昭和24年、ミステリ作家を目指している風早勝利は、名古屋市内の新制高校3年生になった。学制改革による、たった1年だけの男女共学の高校生活。

そんな中、勝利たち推理小説研究会は、映画研究会と合同で一泊旅行を計画する。顧問と男女生徒5名で湯谷温泉へ、中止となった修学旅行代わりの旅だった――。

そこで巻き込まれた密室殺人。さらに夏休み最後の夜に、首切り殺人にも巻き込まれる! 二つの不可解な事件に遭遇した少年少女は果たして……。

2020年の単行本の文庫版です。

3.『赤い鳥、死んだ。』(2023/2/3発売)

実業之日本社

<あらすじ>
北原白秋に憧れて童謡の創作に励み、「平成の白秋」と称される詩人・北里百男が急逝した。遺書が見つかり、警察は自殺と推定。だが、前途有望の彼がなぜ死を選ぶのか!?

独身の百男は、夫の暴行に苦しむ元隣人・早川兎弥子と恋に落ちていた。年の離れた弟で中学生の万介は、不倫と兄の死の関わりを疑い、兎弥子の娘で小6の瑠々と共に真相解明に乗り出すが……。

「掛け値なしに、辻真先ミステリーの最重要作の一つ」

小説家・阿津川辰海氏激賞の傑作長編、待望の初文庫化!

1997年の単行本の文庫版です。

4.『思い出列車が駆けぬけてゆく』(2022/9/20発売)

短編集

東京創元社

<あらすじ>
「犯人は読者だ」で話題をさらった『仮題・中学殺人事件』から50年、ミステリ作家デビュー以来、本格もの、ユーモアものをはじめ、様々なスタイルの作品を提供し続けてきた辻真先。

中でも、鉄道ミステリは、著者自身が長年の鉄道ファンであることも広く知られており、多くの読者に親しまれてきた。シリーズキャラクターである、トラベルライター・瓜生慎ものを筆頭に、自らも鉄道愛好家でもある、ミステリ評論家・戸田和光が選んだ珠玉の12編。

すでに廃線となった路線や、企画列車なども登場する、辻ファン、鉄道ミステリファン必携の一冊。

 

5.『殺人の多い料理店』(2022/8/5発売)

実業之日本社

<あらすじ>
盛岡のレストランで宮沢賢治の童話朗読会が開かれた。取材に赴いた夕刊紙記者・可能克郎は奇妙な出来事に遭遇。

台本に賢治作品の贋物が紛れ込んでいたのだ。参加者を震撼させた“贋作騒動”は未解決。
ところが二か月後、参加者の一人・倉村が変死する。

朗読会に出演したタレント三木七重と参加メンバーの関係に不審を覚えた克郎は調査を進めるが……。

1996年の単行本の文庫新装版です。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

今もなおコンスタントに作品を発表している辻真先さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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