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【2024年最新版】辻真先の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

辻真先の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2020年の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』で88歳にしてミステリーランキングの3冠を達成した辻真先さん。

1位を獲得したのは「ミステリが読みたい! 2022年版」「週刊文春ミステリーベスト10 2020」「このミステリーがすごい! 2022年版」です。

ミステリー界の大御所として活躍されています。

そんな辻真先さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

辻真先の単行本新刊情報

1.『馬鹿みたいな話!: 昭和36年のミステリ』(2022/5/31発売)

最新刊

東京創元社

<あらすじ>
生放送中のテレビスタジオで主演女優が殺害された!

自らが手掛けたミュージカル仕立てのドラマ撮影現場での殺人に、駆け出しミステリ作家・風早勝利と、名バイプレイヤー・那珂一平が挑む!

戦前の名古屋を活写した『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』、年末ミステリランキングを席巻した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』に続く、〈昭和ミステリ〉シリーズ第三弾。

ミステリ作家デビュー50周年&卒寿記念出版。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『二十面相 暁に死す』(2021/3/24発売)

光文社

<あらすじ>
敗戦の翌年。焼跡にも徐々に活気が戻り、疎開していた少年探偵団の団員たちも、徐々に東京に戻り始めた。

彼らが日常を取り戻すより早く、怪人二十面相は縦横無尽。明智探偵と小林少年の偽者に扮して警察を振り回したり、やりたい放題だ。

しかし、明智はともかく、小林くんの偽者って誰だろう……。

郷愁を誘う昭和の暗闇を舞台に、明智小五郎と二十面相の活躍を描く、辻版『怪人二十面相』第二弾!

 

3.『たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説) 』(2020/5/29発売)

東京創元社

<あらすじ>
昭和24年、去年までの旧制中学5年生の生活から一転、男女共学の新制高校3年生になった勝利少年。戸惑いの連続の高校生活を送る中、夏休みに不可解な二つの殺人事件に巻き込まれる――。

勝利は、那珂一兵の助けを借りながら、その謎に挑む!

著者自らが経験した戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく活写する、『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』に続くシリーズ第2弾。

「ミステリが読みたい! 2022年版」「週刊文春ミステリーベスト10 2020」「このミステリーがすごい! 2022年版」の3冠獲得です。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



辻真先の文庫本新刊情報

1.『戯作・誕生殺人事件』(2024/5/20発売)

文庫最新刊

東京創元社

<あらすじ>
東京から北関東に移住した、牧薩次とキリコ夫妻。キリコは高齢出産を決意し、地元の中学生・美祢に住み込みで家事を手伝ってもらっている。

臨月間近の秋祭の日に届けられたミステリの生原稿が、新たな事件をもたらし──。台風が襲来した夜、海外出張で薩次不在のなか、大きなお腹を抱え難事件解決に挑むキリコ。

『仮題・中学殺人事件』にはじまる〈ポテトとスーパー〉最終巻。

2013年の作品の文庫版です。

2.『殺人小説大募集!!』(2024/4/5発売)

実業之日本社

<あらすじ>
エンタメ小説雑誌「小説TOKYO」編集長の畑は、盗作癖のある元文学青年。

同誌は廃刊が決まっているのに、突然新人賞の募集を行った。男女ふたりの下読みアルバイトが選んだ10本の応募原稿から畑が入選作を決定するというのだが……。

著者が小説誌に単発で発表した短編を、奇想天外な手法で長編に再構成。レジェンドの技巧が冴える傑作ユーモア・ミステリ!

1986年に発表された作品、待望の初文庫化。

1986年の作品の文庫版です。

3.『改訂・受験殺人事件【新装版】』(2023/11/20発売)

東京創元社

<あらすじ>
大学受験直前の秋、牧薩次と可能キリコは残りの高校生活を謳歌していた。ところが十一月の学園祭の翌日、学校一の秀才が校舎から飛び降りてその遺体が消え失せ、発見は四時間後だった!

さらに十二月、クリスマス・パーティーでの殺人が。二つの事件は、高校校歌に沿った見立てであると、薩次は気づく。

「私が真犯人なのだ」というはしがきにはじまる、シリーズ第三弾。新装版。

2004年の作品の文庫新装版です。

4.『盗作・高校殺人事件【新装版】』(2023/7/10発売)

東京創元社

<あらすじ>
高校2年生となった牧薩次は、映画を観た帰りに新宿駅の爆破事件に巻き込まれる。

病院に担ぎ込まれた薩次は、同室となった男子高生と意気投合。そのうちの一人・三原恭助の故郷である鬼鍬温泉に退院後、キリコとともに向かう。温泉宿の離れで、密室殺人事件に遭遇することになった、薩次とキリコは……。

「作者は、被害者です。作者は、犯人です。作者は、探偵です」と、レジェンド・辻真先が仕掛けた、傑作ミステリ。

『仮題・中学殺人事件』に続く名作を新装版で贈る。

1976年の作品の文庫新装版です。

5.『仮題・中学殺人事件【新装版】』(2023/4/28発売)

東京創元社

<あらすじ>
「この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです」。

冒頭の名フレーズが有名な本書は、牧薩次(ポテト)と可能キリコ(スーパー)の探偵コンビが活躍する記念すべきシリーズ第一作。不可能状況で起こる事件、時刻表トリック、いきいきとしたキャラクター造形など、デビュー作にして辻真先の魅力のすべてが詰まっている。

画期的な“読者=犯人”という設定をいかんなく発揮した名作ミステリが、待望の新装版で登場。

1972年の単行本の文庫新装版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

今もなおコンスタントに作品を発表している辻真先さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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