2017年、『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞を受賞した宇佐美まことさん。
そんな宇佐美まことさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
宇佐美まことの単行本新刊情報
1.『夢伝い』(2022/5/2発売)
最新刊、短編集
集英社
<あらすじ>
孤独を愛する人気作家が突然の断筆宣言。担当編集者は作家の住む地方へひとり、向かった。作家を脅かすものを探しに――(「夢伝い」)。地球に近づいてきた惑星、現れた女遍路――。四国に戻って来た私は、40年前の午後を思い出していた(「送り遍路」)。
自らの胎内で卵を孵すセグロウミヘビ。海洋生物マニアの男は「彼女」を手に入れてから生活が一変し……(「卵胎生」)。
未知のウイルス性感染症が蔓延した後、「新しい世界」の幕が開けた。男は都心から自然豊かな土地に移住を決め、恋人とはリモートで関係を深めていたが……(「果て無き世界の果て」)
など、昭和から現代までを舞台に、日常に潜む怪異や心理の歪みから生まれる怪奇を描いた全11話を収録。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『月の光の届く距離』(2022/1/18発売)
光文社
<あらすじ>
女子高生、美優は予期しない妊娠をしてしまう。堕胎するには遅すぎると、福祉の手によって奥多摩にあるゲストハウス「グリーンゲイブルズ」に預けられる。そこには血のつながりよりも深い愛で結ばれた「家族」が暮らしていた。養子縁組、里親制度。小さな命に光を当てる、長編ミステリー
3.『子供は怖い夢を見る』(2021/9/29発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
妹を救ってくれた不思議な力を持つ一族、彼らは世界の敵なのか――。虐待の末に殺された妹を、不思議な力を持つ一族に救われた航。蘇った妹は失踪し、20年以上会えないまま。
しかしある日出会った「ガオ」という青年から、生き別れた妹が成長したと思われる女性を紹介され……。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
宇佐美まことの文庫本新刊情報
1.『熟れた月』(2022/1/12発売)
文庫最新刊
光文社
<あらすじ>
がんで余命半年と宣告されたヤミ金業のマキ子。落ちぶれた取り立て屋の乾。陸上部のエース阿久津先輩に憧れる高校生の結。生まれてから車椅子の生活しか知らない身体の不自由な博。それぞれの運命が絡み合ったとき、人生は思いがけない方向へ……。
二〇一七年『愚者の毒』で日本推理作家協会賞を受賞した著者が、底辺で生きる人間たちの業と、不思議な縁を描く。
2018年の単行本の文庫版です。
2.『少女たちは夜歩く』(2021/8/6発売)
実業之日本社
<あらすじ>
城のある山の麓に建つ高校に通う少女に降りかかる災禍と、その周辺で次々と起きる事件の真実とは?気鋭のホラーファンタジ―。
2018年の単行本の文庫版です。
3.『黒鳥の湖』(2021/7/14発売)
祥伝社
<あらすじ>
上場企業『ザイゼン』の社長財前彰太は、妻の由布子、娘の美華と三人で幸福に暮らしていた。ところが、世間を騒がす女性拉致事件のニュースを見かけ、彰太の心に不安が兆す。その快楽殺人者の手口に覚えがあったのだ。
十八年前、反対を押し切って由布子と結婚するため、そして伯父の会社を奪うため、彰太はある〝罪〞を犯した……。
人間の悪と因果を暴く衝撃のミステリー!
2019年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『夢伝い』(2022/5/2発売)
- 『月の光の届く距離』(2022/1/18発売)
- 『子供は怖い夢を見る』(2021/9/29発売)
■文庫本新刊
- 『熟れた月』(2022/1/12発売)
- 『少女たちは夜歩く』(2021/8/6発売)
- 『黒鳥の湖』(2021/7/14発売)
コンスタントに作品を発表している宇佐美まことさん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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