小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】谷津矢車の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞を受賞し、2013年『洛中洛外画狂伝』でデビューした谷津矢車(やつ・やぐるま)ん。

そんな谷津矢車さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

谷津矢車の単行本新刊情報

1.『ぼっけもん 最後の軍師 伊地知正治』(2023/6/21発売)

最新刊

幻冬舎

<あらすじ>
鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争。わずか700の兵で4倍の幕府軍を撃破した片眼片足の不自由な「類稀なる軍略家」伊地知正治。

ぼっけもんと呼ばれる激烈な性格で兵を駒として操り薩摩人として勝ち続けてきた伊地知が新時代に目にしたのは、荒廃した土地で貧困に喘ぐ民の姿。

大久保利通、西郷隆盛と並び称される勤王の志士の胸に、最後に去来するものとは。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『ええじゃないか』(2022/4/19発売)

中央公論新社

<あらすじ>
大政奉還前夜、史上最大の乱痴気騒ぎはなぜ起こったのか。

やくざ者に老婆に童、新米御庭番と御用町人。三河国吉田宿に降った数枚の御札が、彼らの命運を、そして天下をも混沌の渦に陥れていく――

作家生活10年目に切り拓く新境地。人智を超えた運命の交錯が、歴史を、物語を駆動する!

 

3.『宗歩の角行』(2022/4/19発売)

光文社

<あらすじ>
江戸末期に活躍した天才棋士、天野宗歩。

実力十三段、のちに棋聖と呼ばれた孤高の勝負師は、何を追い求め彷徨っていたのだろうか。近代将棋の定跡の基礎を築き、今も棋界から無二の存在と一目置かれる男の孤独と絶望に迫る、新たな将棋小説。

 

4.『北斗の邦へ翔べ』(2021/11/15発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
松前家中の少年、春山伸輔は、尊皇攘夷に与しなかったことで落ちぶれてしまった家名を復権させるべく、箱館の遊軍隊と合流。榎本軍への撹乱活動を行っていた。

一方、新選組副長だった土方歳三は、蝦夷地にできた箱館政府において陸軍奉行並となっていた。市中の混乱を収めつつ、近藤勇らと夢見た国盗りを、再びこの地で実現させようとしていた。

薬売りに変じて市中見廻りに出ていた土方歳三は、撹乱活動中だった伸輔と偶然にも知り合うことになる。

互いの正体を知らないままに、知遇を得た二人。だが激化する戦いが、やがて二人の運命を切り裂いていく。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



谷津矢車の文庫本新刊情報

1.『吉宗の星』(2024/4/5発売)

文庫最新刊

実業之日本社

<あらすじ>
紀州藩主・徳川光貞の三男として生まれながら、生母・紋の身分の低さゆえに、虐げられた扱いを受けた新之助。

しかし、五代将軍綱吉から「高みに登れ」と声を掛けられ、運命は激しく動き出す。新之助の思いと野心に応え、乳兄弟の星野伊織と鉄海和尚は秘密裡に工作を重ねる。

やがて、新之助は紀州藩主、将軍の座を摑むが、そこには新たな試練が――渾身の歴史長編

2021年の単行本の文庫版です。

2.『北斗の邦へ翔べ』(2023/11/15発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
松前家中の少年、春山伸輔は家名を復権させるべく、榎本軍に占領された箱館において、新政府の遊軍隊と合流。

榎本軍への反乱活動を行っていた。一方、新撰組の土方歳三は、かつて近藤勇らと夢に見た国盗りを、箱館政府によって実現させようとしていた。相反する二人が北海道の大地で思いがけない出会いをしたことで、大きな運命が動き出す。

ともに夢見る未来は果たしてどこにあるのか。北斗の邦での戦いを圧倒的スケールで描く歴史小説の傑作!!

2021年の単行本の文庫版です。

3.『廉太郎ノオト』(2023/9/22発売)

中央公論新社

<あらすじ>
廉太郎の頭のなかには、いつも鳴り響いている音があった――

最愛の姉の死、厳格な父との対立、東京音楽学校での厳しい競争、孤高の天才少女との出会い、旋律を奏でることをためらう右手の秘密。

若き音楽家・瀧廉太郎は、恩師や友人に支えられながら、数々の試練を乗り越え、作曲家としての才能を開花させていく。そして、新しい時代の音楽を夢みてドイツ・ライプツィヒへと旅立つが……。「西洋音楽不毛の地」に種を植えるべく短い命を燃やした一人の天才の軌跡を描き出す。

時代小説家最注目の俊英が、ついに新境地・明治へ!

2019年の単行本の文庫版です。

4.『しょったれ半蔵』(2022/12/6発売)

小学館

<あらすじ>
かの有名な忍び、服部半蔵。その二代目は武士だった?

戦国時代に名を馳せた伊賀忍者、服部半蔵保長。その長男・正成は、家を継ぐべく育てられた。しかし忍びの仕事は闇に紛れ命を奪う影の仕事。七歳のある日、初めての任務が下されたが、そのあまりの理不尽さに悩んだ正成は、思わず家を飛び出してしまう。影に生きる忍びではなく、太陽の下、正々堂々と戦う武士になると心に決めて。

時は流れ、渡辺守綱の家で修行を積んだ正成は上ノ郷城で初陣を迎えた。戦場には密命を帯びた父・保長もいた。しかし直後、謎の忍び・梟に父を殺され、さらには正成も命を狙われる羽目に。

変わらず忍びを厭う正成だったが、保長を失った服部家を継ぐよう主君・松平元康に命じられてしまう。武士としては、主からの命令に逆らえるはずもなく、不本意ながらもここに二代目・服部半蔵が誕生したのだった。

2018年の単行本の文庫版です。

5.『刀と算盤』(2022/4/12発売)

光文社

<あらすじ>
江戸の町に「馬律流」という武術を伝える道場があった。

その主人・紗六新右衛門の長屋に「唯力舎」という変わった貼り紙がある。そこでは一瀬唯力という男が「黒字なった時から一年間、儲けの一割を報酬」として支払うことを条件に、経営指南をしてくれるという――。

唯力と新右衛門をはじめとする仲間たちが知恵と勇気を振り絞る、青春時代小説!

 


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『ぼっけもん 最後の軍師 伊地知正治』(2023/6/21発売)
  2. 『ええじゃないか』(2022/4/19発売)
  3. 『宗歩の角行』(2022/4/19発売)
  4. 『北斗の邦へ翔べ』(2021/11/15発売)

文庫本新刊

  1. 『吉宗の星』(2024/4/5発売)
  2. 『北斗の邦へ翔べ』(2023/11/15発売)
  3. 『廉太郎ノオト』(2023/9/22発売)
  4. 『しょったれ半蔵』(2022/12/6発売)
  5. 『刀と算盤』(2022/4/12発売)

以上になります。コンスタントに作品を発表している谷津矢車さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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