新刊、新作情報

【2023年最新版】谷津矢車の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞を受賞し、2013年『洛中洛外画狂伝』でデビューした谷津矢車(やつ・やぐるま)ん。

そんな谷津矢車さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

谷津矢車の単行本新刊情報

1.『ええじゃないか』(2022/4/19発売)

最新刊

中央公論新社

<あらすじ>
大政奉還前夜、史上最大の乱痴気騒ぎはなぜ起こったのか。

やくざ者に老婆に童、新米御庭番と御用町人。三河国吉田宿に降った数枚の御札が、彼らの命運を、そして天下をも混沌の渦に陥れていく――

作家生活10年目に切り拓く新境地。人智を超えた運命の交錯が、歴史を、物語を駆動する!

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『宗歩の角行』(2022/4/19発売)

光文社

<あらすじ>
江戸末期に活躍した天才棋士、天野宗歩。

実力十三段、のちに棋聖と呼ばれた孤高の勝負師は、何を追い求め彷徨っていたのだろうか。近代将棋の定跡の基礎を築き、今も棋界から無二の存在と一目置かれる男の孤独と絶望に迫る、新たな将棋小説。

 

3.『北斗の邦へ翔べ』(2021/11/15発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
松前家中の少年、春山伸輔は、尊皇攘夷に与しなかったことで落ちぶれてしまった家名を復権させるべく、箱館の遊軍隊と合流。榎本軍への撹乱活動を行っていた。

一方、新選組副長だった土方歳三は、蝦夷地にできた箱館政府において陸軍奉行並となっていた。市中の混乱を収めつつ、近藤勇らと夢見た国盗りを、再びこの地で実現させようとしていた。

薬売りに変じて市中見廻りに出ていた土方歳三は、撹乱活動中だった伸輔と偶然にも知り合うことになる。

互いの正体を知らないままに、知遇を得た二人。だが激化する戦いが、やがて二人の運命を切り裂いていく。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



谷津矢車の文庫本新刊情報

1.『しょったれ半蔵』(2022/12/6発売)

文庫最新刊

小学館

<あらすじ>
かの有名な忍び、服部半蔵。その二代目は武士だった?

戦国時代に名を馳せた伊賀忍者、服部半蔵保長。その長男・正成は、家を継ぐべく育てられた。しかし忍びの仕事は闇に紛れ命を奪う影の仕事。七歳のある日、初めての任務が下されたが、そのあまりの理不尽さに悩んだ正成は、思わず家を飛び出してしまう。影に生きる忍びではなく、太陽の下、正々堂々と戦う武士になると心に決めて。

時は流れ、渡辺守綱の家で修行を積んだ正成は上ノ郷城で初陣を迎えた。戦場には密命を帯びた父・保長もいた。しかし直後、謎の忍び・梟に父を殺され、さらには正成も命を狙われる羽目に。

変わらず忍びを厭う正成だったが、保長を失った服部家を継ぐよう主君・松平元康に命じられてしまう。武士としては、主からの命令に逆らえるはずもなく、不本意ながらもここに二代目・服部半蔵が誕生したのだった。

2018年の単行本の文庫版です。

2.『刀と算盤』(2022/4/12発売)

光文社

<あらすじ>
江戸の町に「馬律流」という武術を伝える道場があった。

その主人・紗六新右衛門の長屋に「唯力舎」という変わった貼り紙がある。そこでは一瀬唯力という男が「黒字なった時から一年間、儲けの一割を報酬」として支払うことを条件に、経営指南をしてくれるという――。

唯力と新右衛門をはじめとする仲間たちが知恵と勇気を振り絞る、青春時代小説!

 

3.『雲州下屋敷の幽霊』(2021/7/7発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
女の怖さ、儚さ、したたかさ、危うさ――。江戸時代に起こった事件をモチーフに紡がれた珠玉の5篇。単行本『奇説無惨絵条々』を文庫化にあたり改題。

「雲州下屋敷の幽霊」雲州松平家前当主・宗衍の侍女となったお幸は、どんな酷い仕打ちを宗衍に受けても、恨む素振りを見せない。業を煮やした宗衍が思いついたのは、彼女の背に刺青を入れさせることだった……。

「女の顔」南町奉行所の将右衛門は、材木問屋の娘・お熊が夫に毒を盛った事件で下女のお菊を取り調べる。彼女が頑なに口を割らない裏には恐るべき事実があった。

「夢の浮橋」見世物小屋一座の智は若い男に頼まれて、身の上話をはじめる。貧乏漁師の家から吉原に売られた彼女は、花魁の八橋姐さんに可愛がられていたが……。

ほかに「だらだら祭りの頃に」「落合宿の仇討」を収録。

2019年の単行本『奇説無惨絵条々』を改題した文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『ええじゃないか』(2022/4/19発売)
  2. 『宗歩の角行』(2022/4/19発売)
  3. 『北斗の邦へ翔べ』(2021/11/15発売)

文庫本新刊

  1. 『しょったれ半蔵』(2022/12/6発売)
  2. 『刀と算盤』(2022/4/12発売)
  3. 『雲州下屋敷の幽霊』(2021/7/7発売)

以上になります。コンスタントに作品を発表している谷津矢車さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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