小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】安部龍太郎の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2013年、『等伯』で第148回直木賞を受賞した安部龍太郎(あべ・りゅうたろう)ん。

そんな安部龍太郎さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

安部龍太郎の単行本新刊情報

1.『ふりさけ見れば』(2023/7/20発売)

最新刊

日経BP

<あらすじ>
日本とユーラシアを結びつけるのは、唐で科挙に合格し玄宗皇帝の側近にまで出世したたぐいまれなる日本人・阿倍仲麻呂、そして仲麻呂とともに唐に渡り当時の大唐帝国のすぐれた文化・政治制度を内政に移植した学者にして政治家の吉備真備。

唐からは、玄宗皇帝と楊貴妃、安史の乱を起こした安禄山、大詩人の李白や杜甫など、日本でも多くの逸話が知られる人物が続々と登場する。

ついに帰国できなかった阿倍仲麻呂が日本の朝廷から帯びていた重大な密命とははたして……

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『日本はこうしてつくられた: 徳川家康 戦国争乱と王道政治 (3)』(2023/1/6発売)

新書

小学館

<あらすじ>
長い長い戦争続きの戦国時代を終焉させた英雄・徳川家康。金ヶ崎城(敦賀市)などゆかりの地をめぐったほか、欧米の植民地化の危機にあった九州・長崎も徹底取材。

家康の時代から続いたキリシタンとの攻防が「戦国最後の戦い」=島原の乱で終結するまでの歴史を追う。

さらに、平和の礎を築いた家康の江戸での街づくりにも照射。東京駅至近の八重洲で発見されたキリシタン墓など最新の発掘成果を駆使して、世界有数の都市を築き上げた家康の功績を振り返る。

そのほか「鯖街道」「ヤン・ヨーステン」「江戸クルージング」「羽賀寺の十一面観音像」「気温37度の炎天下に登った後瀬山城」「横瀬浦」など、さまざまな史跡が登場。歴史の旅の醍醐味を感じることができます。

直木賞作家の著者が、実際に現地に足を運んで丹念に歴史を掘り起こした歴史紀行。旅はやっぱり楽しくて面白い!

 

3.『対決!日本史3 維新から日清戦争篇』(2022/12/5発売)

新書

潮出版社

<あらすじ>
日清・日露戦争の帝国主義の時代に世界は戻りつつある。戦争を止める“知恵”を汲み出せ!

縄田一男氏、澤田瞳子氏らが大絶賛のシリーズ第3弾が発売!!

明治維新を経て、帝国主義へと走り始めた日本。それはまさに「破滅への道」であった。二人の巨人が維新から日清戦争までの真実を徹底的に掘り下げる。

 

4.『家康はなぜ乱世の覇者となれたのか: 世界史の視点から読み解く戦国時代』( 2022/10/28発売)

NHK出版

<あらすじ>
あまたの英傑たちがしのぎを削り刃を交えた戦国時代を背後で突き動かしていたのは、同時代の世界情勢であった。

ライフワークとなる巨編小説「家康」に取り組む作家・安部龍太郎が、検討した最新の学説や実際に足を運んだ取材、大きな枠組みの作家的想像力で、これまでにない家康像と「家康天下取りへの道」を描き出す。

「桶狭間の戦」「三方ヶ原の戦」「長篠の戦」「小牧長久手の戦」「関ヶ原の戦」といった家康が戦い抜いた合戦をグローバルな視点から見つめ返し、今川義元、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉といった英傑たちとの交わりを日本史を貫く2つの力学の視点から読み解くとき、あらたな家康像が立ち現れる! 激動の世界と日本の渦中で、家康を天下人に導いた終生の思想「厭離穢土 欣求浄土」とは何か。

戦国時代像を刷新する歴史学の成果に基づきながら、天下人への道を描き直し、人間・家康に深く切り込む。私たちの知る「天下取りの物語」とは違う、あらたなるストーリーの提示!

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!

 



安部龍太郎の文庫本新刊情報

1.『生きて候 本多正信の次男・政重の武辺』(2024/5/7発売)

文庫最新刊

朝日新聞出版

<あらすじ>
家康の謀臣・本多正信の次男として生まれ、槍奉行・倉橋長右衛門の養子として育った倉橋長五郎政重は、故あって秀忠公の近習・岡部庄八を斬り捨て徳川家を出奔する。

前田利家の密命を帯びて朝鮮半島に渡り、慶長の役に身を投じた政重が見た地獄とは。

「命を美しく使い切るとはどういうことかーー」

義に殉じた波乱万丈の生涯を活写する歴史巨編

2002年の単行本の文庫新装版です。

2.『薩摩燃ゆ』(2024/2/22発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
主命に背くならば腹を斬れ――。

薩摩藩の下級武士に生まれた調所広郷は、多年の功を認められ、藩主の側用人を務めるようになっていた。七十七万石の権勢を誇っていた薩摩藩も、かつての藩主・重豪の失策によって、いまでは五百万両という莫大な借金を抱えている。

財政改革主任に抜擢された広郷は、非合法も厭わぬ強引な手腕で藩の立て直しに挑む。明治維新のきっかけを作り上げた傑物の、燃えたぎるような一生を描いた歴史巨編。

2004年の単行本の文庫新装版です。

3.『関ケ原 連判状』(2023/8/7発売)

朝日新聞出版

<あらすじ>
秀吉亡き後の乱世、三成・家康のどちらにつくか、大名たちの思惑は錯綜していた。

そんな中、古今伝授の当代唯一の伝承者であった細川幽斎は、前田家、朝廷をも巻き込んだ第三の道を模索する。

関ヶ原合戦に新しい視点を持ちこんだ傑作の新装版。

1996年の単行本の文庫新装版です。

4.『徳川家康の大坂城包囲網 関ヶ原合戦から大坂の陣までの十五年』(2023/4/10発売)

朝日新聞出版

<あらすじ>
関ヶ原ののちに豊臣家や豊臣家の西国大名を封じ込めるために、家康が築いた城郭群の数々。その中には、名古屋城や姫路城など、日本を代表する名城も多い。

それらを大坂城包囲網として実際に訪ね歩き、関ヶ原から大坂の陣までの時代の移り変わりと、包囲網の実態を探る歴史エッセイ。

 

5.『家康 (八) 明国征服計画』(2023/2/9発売)

幻冬舎

<あらすじ>
関白秀吉は小田原征伐を果たし、家康に江戸への転封を命じた。盤石な基盤を築く一方でイエズス会と朝廷の板挟みに苦しみ、明国出兵を決意する。

そこには思いもよらぬ秀吉の企みがあり……。民の命を守るため、この暴走を止められるのはもはや家康しかいない。

天下を治める者だけが持つ人間の器とは。戦国大河シリーズ前期、堂々完結。

 


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

以上になります。コンスタントに作品を発表している安部龍太郎さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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