1988年に刊行した初の単行本『キッチン』、1989年刊行の『TUGUMI』が大ベストセラーとなった吉本ばななさん。
そんな吉本ばななさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
吉本ばななの新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『ヨシモトオノ』(2025/5/23発売)
- 『下町サイキック』(2024/7/18発売)
- 『幸せへのセンサー』(2024/5/9発売)
- 『BANANA DIARY 2024-2025 はなうた』(2023/12/6発売)
- 『はーばーらいと』(2023/6/26発売)
■文庫本新刊
- 『吹上奇譚 第四話 ミモザ』(2025/2/6発売)
- 『骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11』(2024/11/8発売)
- 『わかる直前 どくだみちゃんとふしばな10』(2024/9/5発売)
- 『人生の道しるべ』(2024/8/21発売)
- 『ミトンとふびん』(2024/2/8発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
吉本ばななの単行本新刊情報
1.『ヨシモトオノ』(2025/5/23発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
ヨシモトオノとは、吉本ばなな×「遠野物語」!日常にふと口をあける世界の裂け目。生と死の境界がゆらぐとき――心に小さな光を灯す物語たち。
天井の木目に小さな顔があった。何度見ても顔だった。知らないおじさんの顔。木目って人の顔に見えるよなあ、小さいときも風邪を引くと木目がいろんなものに見えたな、と思ったら、そのおじさんがにやりと笑った。こちらの考えを見透かすように。(「思い出の妙」より)
民俗学者・柳田國男が地方の不思議な伝承を集めた不朽の名作「遠野物語」。
これは「不思議と言えば不思議で、そうでもないと思えばそれっきり忘れてしまう」小さなエピソードを集めた「吉本ばなな版遠野物語」!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『下町サイキック』(2024/7/18発売)
河出書房新社
<あらすじ>
下町で生まれ育ったキヨカは幼いころから、目に見えないものが見える能力を持っていた。中学生になって、ご近所に住む友おじさんが運営する「自習室」の空間を、その力で清めるアルバイトをしていた。そんなある日、母と離婚して家を出た父が、自殺未遂を図ったという連絡が入って――。
人と違う能力を持つ少女が世界を生き延びるための、暮らしの知恵が詰まった最新長編!
3.『幸せへのセンサー』(2024/5/9発売)
幻冬舎
<あらすじ>
幸せはオーダーメイド。
いつでも、自分に合わせた形で取り出せる。・何が耐えられて、何が耐えられないか。自分の体のセンサーを信頼する
・周りに合わせながらも「自分は本当はこう思っている」ということはわかっておく
・普段は仮面をかぶって、自分らしさは家族や友人など少数の人に発揮する
・シュミレーション通りに行かないことを情熱を持ってどんどんやってみる
・誰と何をしたか、いちいち人に言わない。自分しか知らないことを作る
・弱っている時は、優しい言葉で話せる人、気持ちが安らぐ人と過ごす
4.『BANANA DIARY 2024-2025 はなうた』(2023/12/6発売)
晶文社
<あらすじ>
書き下ろしのお守りのような言葉が散りばめられた、世界に一つだけのダイアリー。あなたの日々に、そっと寄り添います。
5.『はーばーらいと』(2023/6/26発売)
晶文社
<あらすじ>
信仰と自由、初恋と友情、訣別と回復。淡々と歌うように生きるさまが誰かを救う、完全書き下ろし小説。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
吉本ばななの文庫本新刊情報
1.『吹上奇譚 第四話 ミモザ』(2025/2/6発売)
文庫最新刊
幻冬舎
<あらすじ>
海と山に囲まれ、墓場に屍人が現れる吹上町に、赤ちゃんが生まれた。名はミモザ。母親は除霊師の美鈴。幼いころ虐待を受け「幸せが怖い」と感じる美鈴は、出産を機にしゃべれるようになり、友人のミミは美鈴を静かに見守ろうと決めた――。
日常の奥底のダイナミックな動きと気づきに触れ、力が湧いてくる、唯一無二の哲学ホラー小説。
2.『骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11』(2024/11/8発売)
エッセイ
幻冬舎
<あらすじ>
杖をついて歩くと、かつての自分がどれだけ急いでいたかがよく分かる――。大好きな居酒屋にも海外にも行けないコロナ禍で、骨折した足で家事をこなし、さらには仕事で作家としての根幹が揺らぐような出来事に遭遇する著者。
愛犬に寄り添われながら、日々の光と影を鮮やかに綴り、ほんとうの幸せを見つけていく極上のエッセイ。
3.『わかる直前 どくだみちゃんとふしばな10』(2024/9/5発売)
エッセイ
幻冬舎
<あらすじ>
よく嚙む健康法って、本当に体にいいの? 「楽して儲ける」方法はないけれど、「むだな努力」もまた意味がないのでは――?耳に気持ちのいい会話が聞こえる時間こそ、心の養分。白シャツにおしっこをされても幸せだった、新しい子犬を迎えた日。
日常に潜む疑問や喜びを再発見し、活力を生み出す大人気エッセイシリーズ第10弾。
4.『人生の道しるべ』(2024/8/21発売)
対話集
集英社
<あらすじ>
世代も作風も異なるふたりの作家の共通点は、人間の「生」を力強く肯定する作品を書き続けていること。「ぼくは、小説の世界では、心根のきれいな人々を書きたい」(宮本輝)。「読んだ人に『自分と同じだ』と感じてもらえたら、ちょっとした治癒が起きるんじゃないか」(吉本ばなな)。
創作の作法、家族、健康、死生観……。小説が問いかける「幸せ」のかたちとは? 知恵と思索が詰まった珠玉の対話集。
2015年の単行本の文庫版です。
5.『ミトンとふびん』(2024/2/8発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
互いに事情を抱え、母親達の同意を得られぬまま結婚した外山くんとゆき世。新婚旅行先のヘルシンキで、レストランのクロークの男性と見知らぬ老夫婦の言葉が、若いふたりを優しく包み込む(「ミトンとふびん」)。金沢、台北、ローマ、八丈島。いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の6編。
第58回谷崎潤一郎賞受賞作。
2021年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ヨシモトオノ』(2025/5/23発売)
- 『下町サイキック』(2024/7/18発売)
- 『幸せへのセンサー』(2024/5/9発売)
- 『BANANA DIARY 2024-2025 はなうた』(2023/12/6発売)
- 『はーばーらいと』(2023/6/26発売)
■文庫本新刊
- 『吹上奇譚 第四話 ミモザ』(2025/2/6発売)
- 『骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11』(2024/11/8発売)
- 『わかる直前 どくだみちゃんとふしばな10』(2024/9/5発売)
- 『人生の道しるべ』(2024/8/21発売)
- 『ミトンとふびん』(2024/2/8発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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