『破門』で第151回直木三十五賞(2014年)を受賞した黒川博行さん。ハードボイルドな作風で知られる人気作家です。
そんな黒川博行さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
黒川博行の単行本新刊情報
1.『熔果』(2021/11/18発売)
最新刊
新潮社
<あらすじ>
5億の金塊を追う堀内と伊達に、西日本中のワルが襲い掛かる――暴力と混沌の中でしか生きられない男たちを描くノワール小説の最高峰
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『騙る』(2020/12/14発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
大物彫刻家が遺した縮小模型、素人の蔵に眠っていた重文級の絵や裂…古美術業界の儲け話にたかる人々を描く、傑作ミステリー連作集。
3.『桃源』(2019/11/26発売)
集英社
<あらすじ>
沖縄の互助組織、模合。この制度で集めた仲間の金、六百万円を持ち逃げした男・比嘉の行方を追うこととなった、大阪府警泉尾署の刑事、新垣と上坂。情報をつかんで沖縄に飛んだ二人が辿り着いたのは、南西諸島近海に沈む中国船から美術品を引き上げるという大掛かりなトレジャーハントへの出資詐欺だった―。
遺骨収集、景徳鎮、クルーザーチャーター。さまざまな情報と思惑が錯綜するなか、真相に繋がる糸を手繰り寄せることはできるのか。
著者ひさびさの正統派警察捜査小説。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
黒川博行の文庫本新刊情報
1.『キャッツアイころがった』(2022/4/21発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
余呉湖で死体が見つかった。胃の中にはキャッツアイ。続いて京都の美大生、大阪の日雇労働者も殺害される。鍵は美大生が生前旅したインドにあると啓子と弘美は旅立つ。第4回サントリーミステリー大賞受賞作
1986年刊行作品の文庫新装版です。
2.『八号古墳に消えて』(2021/10/21発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
考古学の権威・浅川教授の遺体が大阪・八尾の遺跡発掘現場で見つかった。体内に残された土の成分から、別の場所で殺された後に運ばれたことが判明。考古学関係者の犯行が疑われ始める。捜査に乗り出したのは大阪府警の名物刑事、「黒さん」こと黒木と「マメちゃん」こと亀田の“黒マメ”コンビ。
やがて、浅川の裏の顔が明らかになり始めた矢先、またしても発掘現場で不可解な死が。手がかりは、失踪した研究者が残した写真。
そこには謎の古墳壁画が写されていた。能天気だが、やるときはやる二人組が学界の闇に隠された真相に迫る!
2004年刊行作品の文庫新装版です。
3.『泥濘』(2021/6/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
桑原・二宮コンビの新たな標的はワルの警察OB。「週刊文春」連載で警察の腐敗に斬り込み大反響を呼んだ『疫病神シリーズ』第七弾!
2018年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『キャッツアイころがった』(2022/4/21発売)
- 『八号古墳に消えて』(2021/10/21発売)
- 『泥濘』(2021/6/8発売)
比較的コンスタントに刊行している黒川博行さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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