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2015年、『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞を受賞した藤井太洋さん。SF作家として活躍しています。
そんな藤井太洋さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
藤井太洋の単行本新刊情報
1.『まるで渡り鳥のように: 藤井太洋SF短編集』(2024/11/29発売)
最新刊、短編集
東京創元社
<あらすじ>
宇宙で生物の「渡り」を研究する日本人と、春節に地球へと帰省する習慣を持つ華人のパートナー。それぞれの選択を描いた表題作ほか、薩摩(さつま)藩に雇われ江戸総攻撃に臨む屍兵遣いの数奇な人生を綴る「従卒トム」、大国による侵略の危機に晒される国境近くの難民キャンプで感染症対策に挑むエンジニアの闘い「距離の嘘」、軌道作業ステーションに就職した奄美(あまみ)の巫女(ユタ)が遭遇する宇宙的脅威「祖母の龍」など、国内外で発表した11編を収録。
各編に書き下ろしの著者解題を付す。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『マン・カインド』(2024/9/19発売)
早川書房
<あらすじ>
2045年、国際独立市テラ・アマソナスの指導者チェリー・イグナシオが、軍事企業〈グッドフェローズ〉の捕虜を銃殺する。この虐殺をレポートしようとした迫田城兵は事実確認プラットフォームにより配信を拒否されてしまう。果たして人類に何が起こっているのか?
3.『オーグメンテッド・スカイ』(2023/6/22発売)
文藝春秋
<あらすじ>
2024年、鹿児島。寮で高校生活を送る僕たちは、インターネットの向こう側の世界に「ゲリラ戦」を挑むことにした。
4.『第二開国』(2022/10/31発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
父親の介護のため地元・奄美大島にUターンした昇雄太。長年過疎と人口減少に悩まされていた町は、巨大クルーズ船寄港地を中心としたIR誘致計画により、活気を取り戻しつつあった。
この事業は、圧倒的巨大資本の力で雇用創出とインフラ整備を実現し、町の、そして日本の救世主となる――多くの島民がそう思っていた。ところが計画が着々と進むある時、昇はクルーズ船〈エデン号〉の前代未聞の事業内容を突きつけられる。
門戸開放か排斥か。様々な思惑が渦巻く計画を前に、島民たちの決断は?
5.『東京の子』(2019/2/8発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
この小説は、これから「’20年代」を 生き抜いていく我々の希望になる。東京オリンピックの熱狂は終わった。 これからみんな、搾取されて生きていくのかもしれない。
モラルも理想もすっからかんになったこの国だけど、 僕たちは自分の足で、毎日を駆け抜けていくんだ。
文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
藤井太洋の文庫本新刊情報
1.『東京の子』(2022/7/21発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
働きながら学べる新しい大学「東京デュアル」。エリートでなくてもチャンスが得られる未来の働き方をうたい、4万人の学生を集めていた。500社ものサポーター企業が学内で仕事を提供し、奨学金制度も充実。しかし、いつものように人捜しを頼まれた仮部諌牟がデュアルに潜入すると、その実態は人身売買だった!?
賃金格差、過労、失業……現代日本の労働問題をめぐる一大プロジェクトに、自らの過去を捨てた青年が迫る。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『ハロー・ワールド』(2021/3/12発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
GoogleカーやAmazonのドローンが次々集まってくる「行き先は特異点」、バンコク出張中にドローンを使った政治運動に巻き込まれてしまう「五色革命」、Twitterが中国に門戸を開いたのを機にTwitterクローン〈オクスペッカー〉をアップデートしてインターネットの自由を守ろうとする「巨象の肩に乗って」、マレーシアのビットコインセミナーに参加中に拉致されてしまう「めぐみの雨が降る」。単行本刊行時にAmazonランキング1位を獲得した話題作が、これまでKindle版でしか読むことのできなかった「ロストバゲージ」を新たに加え、待望の文庫化!
2018年の単行本の文庫版です。
3.『ワン・モア・ヌーク』(2020/1/27発売)
新潮社
<あらすじ>
「核の穴は、あなた方をもう一度、特別な存在にしてくれる」。原爆テロを予告する一本の動画が日本を大混乱に陥れた。爆発は 3 月11日午前零時。福島第一原発事故への繫がりを示唆するメッセージの、その真意を政府は見抜けない。
だが科学者と刑事の執念は、互いを欺きながら“正義の瞬間”に向けて疾走するテロリスト二人の歪んだ理想を捉えていた──。
戒厳令の東京、110時間のサスペンス。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『まるで渡り鳥のように: 藤井太洋SF短編集』(2024/11/29発売)
- 『マン・カインド』(2024/9/19発売)
- 『オーグメンテッド・スカイ』(2023/6/22発売)
- 『第二開国』(2022/10/31発売)
- 『東京の子』(2019/2/8発売)
■文庫本新刊
- 『東京の子』(2022/7/21発売)
- 『ハロー・ワールド』(2021/3/12発売)
- 『ワン・モア・ヌーク』(2020/1/27発売)
比較的スローペースで刊行している藤井太洋さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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