2013年『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞しデビューした山口恵以子(やまぐち・えいこ)さん。「食堂のおばちゃん」シリーズが人気です。
そんな山口恵以子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
山口恵以子の単行本新刊情報
1.『山口恵以子のめしのせ食堂: こころとお腹を満たす物語と「ご飯のおとも」』(2024/1/24発売)
最新刊
小学館
<あらすじ>
食堂と酒をテーマにした『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』シリーズが累計で100万部を突破した小説家の山口恵以子さん。このたび、「ご飯のおとも」が登場する10編の新作を書き上げました。東京の片隅で夜だけ営業する「めしのせ食堂」。今宵も元デパート勤務の女将が用意するアツアツのご飯に味噌汁、そして全国から取り寄せた自慢の「ご飯のおとも」を目当てにお腹と心を満たそうとさまざまな客が訪れます。
小説に登場する40品は「ご飯のおとも」専門家の長船クニヒコさんが取り寄せも含めて詳しく紹介しています。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『ライト・スタッフ』(2020/12/5発売)
潮出版社
<あらすじ>
映画観客人口がピークを迎える昭和33年。名優、名監督が綺羅星のごとく存在した時代。刻々と移り行く時代のなかで、それでも変わらない心揺さぶるもの、人が懸命に生きる姿を、松本清張賞受賞作家が描く!
3.『いつでも母と』(2020/3/5発売)
エッセイ集
小学館
<あらすじ>
二〇一九年一月十八日、山口恵以子さんは最愛の母を自宅で看取った(享年九十一)。いくつもの後悔と色褪せない幸せな思い出。
いつでも二人三脚で生きてきた独身の娘と老い衰えていく母の軌跡を綴るメモワール。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『夜の塩』(2019/3/8発売)
徳間書店
<あらすじ>
十希子は、母が格式ある料亭「千代菊」の中居として働き、女子大を卒業。私立の名門女子高で、英語教師として働き始めて1年。同僚との婚約も決まり、母は娘の花嫁姿を見るのを楽しみにしていた。
心中死の真相を探るため、中居として渦中に入り、事件の背後を探ってゆく…。愛と復讐のせめぎあい!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
山口恵以子の文庫本新刊情報
1.『婚活食堂12 』(2024/11/11発売)
文庫最新刊、短編集
PHP研究所
<あらすじ>
恵の占い師時代の写真を悪用した、なりすまし詐欺が発生。娘が被害に遭った波留と、その友達のあかりが店に抗議に来るも誤解は解け、二人は客として再訪してくれた。めぐみ食堂の常連客であるテレビディレクターの南朋は、波留がシングルマザーだと知り、ニュース番組の取材を申し込む。
一方、あかりは、政治家の義父と義兄が交通事故に遭い、夫が跡を継ぐために会社を辞めることになり……。
七草がゆ、大根餅など、縁起の良い新メニューも満載!
2.『幸せのカツサンド 食堂のおばちゃん(16) 』(2024/7/11発売)
短編集
角川春樹事務所
<あらすじ>
鶏の唐揚げ、ホッケの干物、フォー、海老フライ、コロッケカレー……。姑の一子と嫁の二三に手伝いの皐で営む佃の「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋として常連客でいつも賑わっている。そんな中、人気女優の御子神玲那が数年ぶりに来店し、一子に悩みを打ち明けてきて……。迷子のおばあちゃんを助けたり、隅田川花火大会の日には寿司を楽しんだり。そして新たな命の誕生も!?
美味しいごはんと温かい人情で大人気の「食堂のおばちゃん」シリーズ、第十六弾!
3.『枝豆とたずね人 ゆうれい居酒屋5』(2024/6/5発売)
文庫最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
新聞の「尋ね人」の欄から意外な出来事が起こったり、嵐の夜やお祭りの夜にはどんなお客さんが訪れるのか?そして学校のタイムカプセルに封じ込められた秘密が明かされる!?
時短レシピも大好評の人気シリーズ第5弾!
4.『婚活食堂 11』(2024/5/9発売)
短編集
PHP研究所
<あらすじ>
「めぐみ食堂」の仕入れ先である、豊洲市場の鰹節屋の娘が“玉の輿婚”の末、子供を連れて実家に戻ったという。事情を聞いた恵は、同じく仕入れ先である、つまもの屋の若旦那から彼女との恋の仲立ちを頼まれ、ひと肌脱ごうとする。一方、ある常連客の女性が、一度に二人の男性から思いを寄せられて……。
豆腐と塩鮭の鉢蒸し、マンゴーのカナッペなど、お酒に合う新メニューも満載の人気シリーズ第11弾!
5.『おむすび縁結び 食堂のおばちゃん』(2024/1/13発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
ロールキャベツ、グラタン、金目鯛の煮つけ、鶏天、豆ご飯──姑の一子と嫁の二三、手伝いの皐の三人で仲睦まじく営む「はじめ食堂」は、飾らぬ美味しさと人情味あふれる人気店。二三たちは料理を通してお客に日々笑顔を届ける傍ら、近所のラーメン店の主・千歳さんの結婚式に出席したり、家族の病気を心配したり……。
人生のステージが変わっても、「はじめ食堂」のほっとする味は変わらない。続々重版の大人気シリーズ、さらにパワーアップ。どの巻からでもお楽しみいただけます。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『山口恵以子のめしのせ食堂: こころとお腹を満たす物語と「ご飯のおとも」』(2024/1/24発売)
- 『ライト・スタッフ』(2020/12/5発売)
- 『いつでも母と』(2020/3/5発売)
- 『夜の塩』(2019/3/8発売)
■文庫本新刊
- 『婚活食堂12 』(2024/11/11発売)
- 『幸せのカツサンド 食堂のおばちゃん(16) 』(2024/7/11発売)
- 『枝豆とたずね人 ゆうれい居酒屋5』(2024/6/5発売)
- 『婚活食堂 11』(2024/5/9発売)
- 『おむすび縁結び 食堂のおばちゃん』(2024/1/13発売)
精力的に作品を発表している山口恵以子さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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