小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】辻堂ゆめの単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2014年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して『いなくなった私へ』でデビューした辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)ん。

そんな辻堂ゆめさんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

辻堂ゆめの単行本新刊情報

1.『ダブルマザー』(2024/9/19発売)

最新刊

幻冬舎

<あらすじ>
うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。

性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。

二人の母親は、娘たちの軌跡を辿り始める。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『二人目の私が夜歩く』(2024/4/22発売)

中央公論新社

<あらすじ>
昼と夜で、一つの身体を共有する茜と咲子。

しかし「昼」が終わりを告げたとき、予想だにしなかった「夜」の真相が明かされる――。

 

3.『山ぎは少し明かりて』(2023/11/15発売)

小学館

<あらすじ>
瑞ノ瀬村に暮らす佳代、千代、三代の三姉妹は、美しい自然の中をかけまわり元気に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、村中から祝われながら結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。

あるときそんな瑞ノ瀬村に、ダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに懸命に反対運動に励むが──。

定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝と、海外留学先であるイタリアで「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。湖の底に沈んだ瑞ノ瀬への想いはそれぞれにまったく異なっていた。

大藪春彦賞受賞、吉川英治文学新人賞ノミネートなど、いま最注目の若手作家・辻堂ゆめの最新刊! 都市開発や自然災害で、瞬く間に変わりゆく日本の古き良き故郷(ふるさと)の姿。私たちが得たものと失ったものは、一体何なのか。

若き作家が三世代の親子の目を通じ、変わりゆく日本の「故郷」を壮大なスケールで描いた感動作。

 

4.『サクラサク、サクラチル』(2023/7/26発売)

双葉社

<あらすじ>
「絶対に東大合格しなきゃ許さない」――両親の熱烈な期待に応えるため、高校三年生の高志は勉強漬けの日々を送っていた。

そんなある日、クラスメートの星という少女から、自身をとりまく異常な教育環境を「虐待」だと指摘される。

そんな星もまた、自身が親からネグレクトを受けていることを打ち明ける。心を共鳴させあう二人はやがて、自分達を追い詰めた親への〈復讐計画〉を始動させることに――。

教室で浮いていた彼女と、埋もれていた僕の運命が、大学受験を前に交差する。驚愕の結末と切なさが待ち受ける極上の青春ミステリー。

 

5.『答えは市役所3階に 2020心の相談室』(2023/1/25発売)

光文社

<あらすじ>
コロナ禍がもたらした、幾つもの「こんなはずじゃなかった」。

市役所に開設された「2020こころの相談室」に持ち込まれるのは、切実な悩みと誰かに気づいてもらいたい想い、そして、誰にも知られたくない秘密。あなたなりの答えを見つけられるよう、二人のカウンセラーが推理します。

最注目の気鋭がストレスフルな現代に贈る、あたたかなミステリー。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



辻堂ゆめの文庫本新刊情報

1.『あの日の交換日記』(2024/3/19発売)

文庫最新刊

中央公論新社

<あらすじ>
先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?「教師と児童」

わたしだって本当の気持ちを書くからね。ずっと前から、ムカついてた。「姉と妹」

嘘、殺人予告、そしてとある告白……。

大切な人のために綴られた七冊の交換日記。そこに秘められた、驚きの真実と感動とは?

――この緻密な仕掛けを、是非読み解いてください。

2020年の単行本の文庫化作品です。

2.『十の輪をくぐる』(2023/12/6発売)

小学館

<あらすじ>
スミダスポーツで働く泰介は、認知症を患う八十歳の母・万津子を自宅で介護しながら、妻と、バレーボール部でエースとして活躍する高校二年生の娘とともに暮らしている。

あるとき、万津子がテレビのオリンピック特集を見て「私は……東洋の魔女」「泰介には、秘密」と呟いた。泰介は、九州から東京へ出てきた母の過去を何も知らないことに気づく。

五十一年前。紡績工場で女工として働いていた万津子は、十九歳で三井鉱山の職員と結婚。夫の暴力と子育ての難しさに悩んでいたが、幼い息子が起こしたある事件をきっかけに、家や近隣での居場所を失う。そんな彼女が、故郷を捨て、上京したのはなぜだったのか。泰介は万津子の部屋で見つけた新聞記事を頼りに、母の「秘密」を探り始める。それは同時に、泰介が日頃感じている「生きづらさ」にもつながっていて──。

一九六四年と二〇二〇年、二つの東京五輪の時代を生きる親子の姿を三代にわたって描いた感動作。いま最も注目を集める若手作家・辻堂ゆめによる圧巻の大河小説!!

2020年の単行本の文庫化作品です。

 

3.『卒業タイムリミット』(2022/3/10発売)

双葉社

<あらすじ>
高校で人気の女性教師が誘拐され、72 時間後に始末するとネット動画で予告された。3年生の黒川のもとに「誘拐の謎を解け」と挑戦状が届く。

仲間になったのは、体育会系男子、学年一の美女、幼馴染みの優等生。事件の背後には、思いがけない真相が――。

2018年の単行本の文庫化作品です。

4.『初恋部 恋はできぬが謎を解く』(2021/6/4発売)

短編集

実業之日本社

<あらすじ>
私立向日葵高校で帰宅部生活を謳歌していた高二にして「初恋未経験」のハル。

初めて恋をすることを目指して「初恋部」を設立すると、自分以外にいないと思われた入部条件をクリアする希望者が次々と現れてしまう。

まずは四人で始まった活動だったが出会うのは運命の人ではなく校内で起こる奇妙な謎ばかりで……。(『ヒマワリ高校初恋部! 』改題)

2020年刊行のLINE文庫『ヒマワリ高校初恋部!』を改題した文庫作品です。

5.『僕と彼女の左手』(2021/3/24発売)

中央公論新社

<あらすじ>
「明日から私の家庭教師をしてください」

幼い頃遭遇した事故のトラウマで、医者の夢が断たれた僕。そんな時に出会ったのは、左手でピアノを奏でる不思議な子・さやこだった。

天真爛漫な彼女にいつしか僕は恋心を抱くようになるが、同じ時間を過ごせば過ごすほど、彼女の表情は暗くなっていく。

彼女はいったいどんな事情を抱え、僕のところへきたのだろうか。その謎が解けたとき、僕らはようやく最初の一歩を踏み出すことができる――。

2018年の単行本の文庫化作品です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

コンスタントに作品を発表している辻堂ゆめさん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

関連記事

関連リンク

Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を

Kindle Unlimitedを無料体験してみる

「Kindle Unlimited」は、月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。

専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。

1~2冊読めば元が取れますので、ふだんそのくらいの量の本を読んでいる方や、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。

最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。

Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!

Kindle Unlimitedを無料体験してみる

ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
こちらの記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。