『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈なデビューを遂げた朝井リョウさん。
戦後最年少直木賞作家として、悩める青少年や少女たちの心情をつづる青春小説を数多く発表しています。
そこで朝井リョウさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
朝井リョウの単行本新刊情報
1.『生殖記』(2024/10/2発売)
最新刊
小学館
<あらすじ>
とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『そして誰もゆとらなくなった』(2022/8/8発売)
エッセイ
文藝春秋
<あらすじ>
修羅!腹痛との戦い
戦慄!催眠術体験
迷惑!十年ぶりのダンスレッスン
他力本願!引っ越しあれこれ
生活習慣病!スイーツ狂の日々
帰れ!北米&南米への旅etc……一生懸命生きていたら生まれてしまったエピソード全20編を収録。楽しいだけの読書をしたいあなたに贈る一冊です。
3.『正欲』(2021/3/26発売)
新潮社
<あらすじ>
生き延びるために手を組みませんか――いびつで孤独な魂が奇跡のように巡り遭う。
あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『スター』(2020/10/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。
受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応――
作品の質や価値は何をもって測られるのか。私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。
朝日新聞連載、デビュー10年にして放つ新世代の長編小説。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
朝井リョウの文庫本新刊情報
1.『正欲』(2023/5/29発売)
文庫最新刊
新潮社
<あらすじ>
自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繫がりは、”多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった。
読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。
2021年の単行本の文庫版です。
2.『スター』(2023/3/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
国民的スターって、今、いないよな。…… いや、もう、いらないのかも。 誰もが発信者となった今、プロとアマチュアの境界線は消えた。 新時代の「スター」は誰だ。「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」
新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した 立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、 名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。 受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応――
作品の質や価値は何をもって測られるのか。 私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。 ベストセラー『正欲』と共に作家生活10周年を飾った長編小説が待望の文庫化。
2020年の単行本の文庫版です。
3.『死にがいを求めて生きているの』(2022/10/21発売)
中央公論新社
<あらすじ>
植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。二人の間に横たわる〝歪な真実〟とは?毎日の繰り返しに倦んだ看護士、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。
交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた〝平成〟という時代の闇が露わになる。
今を生きる人すべてが向き合わざるを得ない、自滅と祈りの物語。
2019年の単行本の文庫版です。
4.『発注いただきました!』(2022/6/17発売)
集英社
<あらすじ>
『桐島、部活やめるってよ』でのデビューから十年。森永製菓、ディオール、JT、JRA、アサヒビール、サッポロビール、資生堂、JA共済など、様々な企業からの原稿依頼があった。
原稿枚数や登場人物、物語のシチュエーションなど、小説誌ではあまり例を見ないような制約、お題が与えられるなか、著者はどのように応えてきたのか!?
「キャラメルが登場する小説」「人生の相棒をテーマにする短編」「ウイスキーにまつわる小説」「20を題材にした小説」など。
2019年の単行本の文庫版です。
5.『どうしても生きてる』(2021/12/9発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
死んでしまいたい、と思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。『健やかな論理』家庭、仕事、夢、過去、現在、未来。どこに向かって立てば、生きることに対して後ろめたくなくいられるのだろう。『流転』
あなたが見下してバカにしているものが、私の命を引き延ばしている。『七分二十四秒目へ』
社会は変わるべきだけど、今の生活は変えられない。だから考えることをやめました。『風が吹いたとて』
尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が映されているような気がした。『そんなの痛いに決まってる』
性別、容姿、家庭環境。生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。『籤』
2019年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『生殖記』(2024/10/2発売)
- 『そして誰もゆとらなくなった』(2022/8/8発売)
- 『正欲』(2021/3/26発売)
- 『スター』
(2020/10/7発売)
■文庫本新刊
- 『正欲』(2023/5/29発売)
- 『スター』(2023/3/7発売)
- 『死にがいを求めて生きているの』(2022/10/21発売)
- 『発注いただきました!』(2022/6/17発売)
- 『どうしても生きてる』(2021/12/9発売)
エッセイも含めてコンスタントに発表し続ける朝井リョウさん。
引き続き新刊情報を追っていきます!
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