1994年に小説推理新人賞を受賞した本多孝好さん。『MISSING』『正義のミカタ I’m a loser』等の人気作を世に送り出しています。
そんな本多孝好さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
本多孝好の単行本新刊情報
1.『こぼれ落ちる欠片のために』(2024/11/5発売)
最新刊
集英社
<あらすじ>
マンションの一室で発生したある殺人事件の現場に向かった、県警捜査一課の和泉。そこで出会った女性警官・瀬良の第一印象は、簡単に言えば「最悪」だった。しかし、上の命令で瀬良とタッグを組み殺人事件を捜査することになり、和泉は彼女の類い稀な観察力を知ることになる。二人の懸命な捜査により、事件のかたちは徐々に輪郭を現していくが、待ち受けていたのは「正しい刑罰」の在り方を問う、予想外の真相だった――。
和泉と瀬良が立ち向かった最初の事件「イージー・ケース」ほか、事件に関する証言を頑なに拒み続ける容疑者の謎を追う「ノー・リプライ」、解決の糸口が見えない誘拐事件を描く書き下ろし中編「ホワイト・ポートレイト」を収録。
心揺さぶる結末に息を呑む、圧巻の警察ミステリー!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『アフター・サイレンス』(2021/9/3発売)
集英社
<あらすじ>
大切な人が殺された時、あなたは何を望みますか――。警察専門のカウンセラー・唯子(ゆいこ)の仕事は、事件被害者やその家族のケアをすることだ。夫を殺されたのに自分こそ罰を受けるべきだという妻。
誘拐犯をかばい嘘の証言をする少女。傷から快復したはずなのに、姉を殺した加害者に復讐した少年……多くを語らないクライエントが抱える痛みと謎を解決するため、唯子は奔走する。
絶望の淵で、人は誰を想い、何を願うのか。そして長い沈黙の後に訪れる、小さいけれど確かな希望――。
80万部突破「MOMENT」シリーズ、『dele』の著者が贈る、深く胸に響く物語。
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『dele ディーリー』(2017/6/29発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
『dele.LIFE』の仕事は、誰かが死んだときに始まる。死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除する―それが、この会社の仕事だ。新入りの真柴祐太郎が足を使って裏を取り、所長の坂上圭司がデータを削除する。淡々と依頼を遂行する圭司のスタンスに対し、祐太郎はどこか疑問を感じていた。
詐欺の証拠、異性の写真、隠し金―。依頼人の秘密のファイルを覗いてしまった二人は、次々と事件に巻き込まれる。
この世を去る者が消したかった“記録”と、遺された者が抱く“記憶”。秘められた謎と真相、そして込められた想いとは。
“生”と“死”、“記憶”と“記録”をめぐる連作ミステリ。
文庫版がすでに発売されています。
4.『Good old boys』(2016/12/15発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
市内屈指の弱さを誇る少年サッカーチーム「牧原スワンズ」。中でも四年生のチームは突出して弱く、公式戦では一勝はおろか、まだ一点も取れていない。穏やかな監督のもとで、勝てなくても子どもたちは楽しそうにボールを蹴っているが、一方、チームの活動を手伝う父親たちは、それぞれに悩みを抱えていた。
ふとしたことがきっかけで、妻とすれ違い続ける夫。子どもができたために、サッカー選手になる夢を諦めた男。優秀だった息子が、ある日とつぜん引きこもってしまった父親。
皆いろいろなものを背負い、迷い悩みながらも、子どもたちのために今日もグラウンドに足を運ぶのだった。
やがてチームは、今年最後の公式戦となる市大会に挑むが……。八組の家族の心のふれあいと成長を描く、胸打つ連作小説集。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
本多孝好の文庫本新刊情報
1.『アフター・サイレンス』(2024/9/20発売)
文庫最新刊
集英社
<あらすじ>
大切な人が殺された時、あなたは何を望みますか――。警察専門のカウンセラー・高階唯子(たかしなゆいこ)の仕事は、事件被害者やその家族のケアをすることだ。
夫を殺されたのに自分こそ罰を受けるべきだという妻。誘拐犯をかばい嘘の証言をする少女。心の傷から快復したはずなのに、姉を殺した加害者に復讐した少年……
多くを語らないクライエントが抱える痛みと謎を解決するため、唯子は奔走する。
絶望の淵で、人は誰を想い、何を願うのか。そして長い沈黙の後に訪れる、小さいけれど確かな希望――。
2.『チェーン・ポイズン 新装版』(2021/1/15発売)
講談社
<あらすじ>
「その自殺、一年待ちませんか?」平凡が日々を送り、生きる意味を見いだせずに死を決意したOLは、「死のセールスマン」からある取り引きを持ちかけられた。
人気絶頂のバイオリニスト、陰惨な事件の被害者家族、三十代のOL。三つの自殺に不思議な関連性を見出した週刊誌記者・原田は、彼らの死の謎を追う。
「それなりの人生」はつまらないのか。人が生きる意味を問いかける、驚きと感動のミステリー。
3.『dele3』(2019/6/14発売)
中編集
KADOKAWA
<あらすじ>
故人より託されたデータを極秘に削除する会社『dele.LIFE』。その所長、坂上圭司が姿を消した。真柴祐太郎はかつての雇い主を捜し始めるが、手がかりと思しきファイルは得体の知れぬ陰謀へと繋がっていき―(「リターン・ジャーニー」)。
誰からも愛された女子中学生が自殺した。彼女の死と、遺されたデータの謎に迫る「スタンド・アローン」を含む全2篇。
データに込められた秘密や想いが胸を震わすミステリ、待望の第3弾。
4.『Good old boys』(2019/5/17発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
一番弱いのに、一番楽しくサッカーをやれる「牧原スワンズ」の四年生チーム。公式戦では一勝はおろか、まだ一点も取ったことがない市内屈指の弱さを誇っている。今年最後の公式戦となる市大会に挑む子どもたち。しかし、チームの活動を手伝う父親たちは、それぞれに悩みを抱えていた。
八組の家族のありようとその成長を描き、すべての頑張るお父さんと子どもたちへあたたかなエールを贈る物語。
2016年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『こぼれ落ちる欠片のために』(2024/11/5発売)
- 『アフター・サイレンス』(2021/9/3発売)
- 『dele ディーリー』
(2017/6/29発売) - 『Good old boys』
(2016/12/15発売)
■文庫本新刊
- 『アフター・サイレンス』(2024/9/20発売)
- 『チェーン・ポイズン 新装版』
(2021/1/15発売) - 『dele3』
(2019/6/14発売) - 『Good old boys』
(2019/5/17発売)
比較的スローペースで作品を発表している本多孝好さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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