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1987年の『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞を受賞した山田詠美さん。
そんな山田詠美さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
山田詠美の単行本新刊情報
1.『もの想う時、ものを書く』(2024/11/7発売)
最新刊、エッセイ
中央公論新社
<あらすじ>
もう会えない人の記憶、夫との愛しい日常、そして文学。2000年代に各紙誌で発表されたエッセイ、文庫解説、芥川賞選評を一冊に。
作家生活40周年記念のエッセイ集。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『肌馬の系譜』(2023/10/18発売)
短編集
幻冬舎
<あらすじ>
声高に叫ばれるモラルや常識の陰で、ひっそりと漂う“現代の吐息”を描き出す、至芸の作品集。「あたしは、肌馬そのものだったねえ」。自らを繁殖牝馬になぞらえた呟きをきっかけにこぼれ出す、母娘三代の密やかな本音を綴った表題作「肌馬の系譜」。
数々の言葉を禁句にし、男女のベッドの中にまで持ちこまれるPC(ポリティカル・コレクトネス)に女流作家・山川英々が憤慨する「F××K PC」。
歌舞伎町に流れ着いたホストと立ちんぼ、身元不明の匿名カップルの破滅的な青春を描いた「ジョン&ジェーン」。
……など、バラエティに富んだ珠玉の13篇を収録!!
現代最高峰の短篇小説の名手が贈る、超贅沢傑作作品集!!
3.『私のことだま漂流記』(2022/11/24発売)
講談社
<あらすじ>
初めて「売文」を試みた文学少女時代、挫折を噛み締めた学生漫画家時代、高揚とどん底の新宿・六本木時代、作家デビュー前夜の横田基地時代、誹謗中傷に傷ついたデビュー後、直木賞受賞、敬愛する人々との出会い、結婚と離婚、そして……積み重なった記憶の結晶は、やがて言葉として紡がれる。「小説家という生き物」の魂の航海をたどる本格自伝小説。
4.『吉祥寺ドリーミン: てくてく散歩・おずおずコロナ』(2021/12/22発売)
エッセイ
小学館
<あらすじ>
たとえば、日常で何気なく使われる「古き良き時代」について、山田詠美さんはこう綴る。《私、「古き良き」って言葉、大嫌いなんですよ。アメリカではある種の白人がよく使いますよね。「古き良き時代」。しかしね、その頃、黒人は奴隷だったんです。そして、日本では、ある種の女たちが、しいたげられていた。マッチョ極まりないワードだと思っています》政治家の「女性の能力は年々上がっているから~」「LGBTは子供を作らないから~」などの《唖然茫然発言》については、《思うんですけど、この種の人々って、「女」とか「LGBT」とか、安易に人々を仕分けしたがりますよね》と。
コロナ禍において跋扈した「東京アラート」や「特別な夏」「おうち」、さらには「コロナ禍」も俎上に載せ、「その言い回し、許さん!」と筆を揮う。もちろん美味しい食べものやお酒、夫婦での散歩など、不要不急の日常についてもたっぷりと!
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『血も涙もある』(2021/2/25発売)
新潮社
<あらすじ>
私の趣味は人の夫を寝盗ることです――有名料理研究家の妻、年下の夫、そして妻の助手兼夫の恋人。3人が織りなす極上の危険な関係。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
山田詠美の文庫本新刊情報
1.『吉祥寺ドリーミン てくてく散歩・おずおずコロナ』(2024/4/11発売)
文庫最新刊、エッセイ
幻冬舎
<あらすじ>
幸せな無駄は、人の心を豊かにする。目をつり上げて百円の得を求める人より、笑って百円損する人でありたい――。日々生まれては消える喜怒哀楽、コロナ禍下の人間模様など、気付かないうちに時代に流され忘れてしまう極めて大切なものたちを拾い集めた極上のエッセイ集。
雑誌連載「4 Unique Girls」単行本未収録分を追加した大増量版!
2021年の単行本の文庫版です。
2.『血も涙もある』(2023/8/29発売)
新潮社
<あらすじ>
35歳の和泉桃子は当代随一の料理研究家・沢口喜久江の助手を務めつつ、彼女の夫・太郎と付き合っている。「人の夫を寝盗ること」を趣味とする桃子だったが、喜久江を心から尊敬してもいる。一方の喜久江は、太郎の女癖を受け流すのが常だったが……。
“lover”と“wife”と“husband”三者の視点で語られる「危険な関係」の行方は。極上の詠美文学!
2021年の単行本の文庫版です。
3.『ファースト クラッシュ』(2022/10/5発売)
文藝春秋
<あらすじ>
父が引き取った少年が、高見澤家に波紋を呼ぶ。三姉妹も母も心をかき乱されて――。現代最高の女性作家が贈る芳醇な恋愛小説。
2019年の単行本の文庫版です。
4.『4 Unique Girls 特別なあなたへの招待状』(2022/2/10発売)
エッセイ
幻冬舎
<あらすじ>
正直は美徳でしょ? という皆さん。その通り! しかし「正直な」という形容詞は、他人から与えられて初めて美徳となるのです。これ「個性的な」と一緒ね。自分は個性的だと言う人間に、個性的な人は絶対にいない。正直者も、またしかり。人に言わせてなんぼの誉め言葉なのである。 だいたいさ、大人は自分に正直にならなくていいの。まず他人に正直になることが大事。それを貫いていれば、やがてきっと、正直な人としての信頼を勝ち取ることが出来る筈。 (「正直と嘘とだましだまし」より)
2020年の単行本の文庫版です。
5.『吉祥寺デイズ うまうま食べもの うしうしゴシップ』(2021/11/5発売)
小学館
<あらすじ>
美味なる食べものやお酒、夫婦での旅行や友人たちとの語らいから、文学や映画、芸能ゴシップや政治まで――山田詠美さんが、人生で味わう甘露と苦露(造語)をすくい取り、数々のメディアで大反響を呼んだエッセイ集が待望の文庫化!
文庫化にあたり、村田沙耶香さんや武田砂鉄さんとの対談や単行本未収録のエッセイ、インタビューを新たに追加した大増量の完全保存版。
2018年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『もの想う時、ものを書く』(2024/11/7発売)
- 『肌馬の系譜』(2023/10/18発売)
- 『私のことだま漂流記』(2022/11/24発売)
- 『吉祥寺ドリーミン: てくてく散歩・おずおずコロナ』(2021/12/22発売)
- 『血も涙もある』
(2021/2/25発売)
■文庫本新刊
- 『吉祥寺ドリーミン てくてく散歩・おずおずコロナ』(2024/4/11発売)
- 『血も涙もある』(2023/8/29発売)
- 『ファースト クラッシュ』(2022/10/5発売)
- 『4 Unique Girls 特別なあなたへの招待状』(2022/2/10発売)
- 『吉祥寺デイズ うまうま食べもの うしうしゴシップ』(2021/11/5発売)
小説のみならず漫画原作やエッセイ、対談等、幅広い活躍を続けている山田詠美さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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