2014年、「ON(おん)」で第21回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞し、同作を改題した『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビューした内藤了(ないとう・りょう)さん。
そんな内藤了さんの新刊情報をまとめました!
単行本、文庫作品を最新刊から3冊を紹介しています。
内藤了の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。近年は文庫メインですので文庫の一覧になります。
■文庫本新刊
- 『BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』(2025/6/17発売)
- 『妖声 警視庁異能処理班ミカヅチ』(2025/5/15発売)
- 『DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』(2024/12/24発売)
- 『アポピスの復活 微生物研究室特任教授・坂口信』(2024/12/24発売)
- 『青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ』(2024/10/16発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
内藤了の単行本新刊情報
1.『タラニス 死の神の湿った森』(2022/9/16発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
イギリス・ウェールズで少年ジョージが暮らす「タラニス屋敷」。「タラニス」とは「死の神」を意味するケルトの神だ。夜遅く目覚めたジョージは家政婦のミツコに物語をねだる。彼女が、秘密の話ですよと「ゲッシュ」(ケルトの魔法の取り決め)を交わしながら語ったのは、屋敷に伝わる、メリッサという少女の物語だった。
メリッサは、子どもを食べる死の神に生きたままかまどで燃やされたという。そのかまどがお屋敷の廃墟部分『死者の間』にある、近づいてはいけない――。けれども、一緒に話を聞いた兄のアルフレッドは、今度マムと戻ってくる赤ちゃんへの贈り物を探しに『死者の間』に行こうと言い出し……。
廃墟の秘密の扉を開けてしまったことで、夜な夜な現れるようになったメリッサの亡霊。そこに隠された真実と、ツェルニーン家の秘密とは。
やがて法医昆虫学者として日本を訪れることになる、ジョージ・クリストファー・ツェルニーン。彼の少年時代に秘められた悲しく凄絶な物語。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
内藤了の文庫新刊情報
1.『BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』(2025/6/17発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
ホルマリン漬けの少女は、全身の血を抜き取られていた。 シリーズ第6弾!都内で便利屋として働き出した元「スノーホワイト」こと江口裕真から、潜入班に連絡が入る。東京都大田区の住宅街の地下室で、不審な「棺桶」が発見されたというのだ。
裕真の近況確認を兼ねて現場に向かった清花たちは、棺桶の中から、血液をすべて抜かれホルマリン漬けにされた少女の遺体を発見する。首筋に遺された奇妙な痕跡。それは20年前、土井が追っていた連続変死事件の特徴と酷似していた――。
謎の少女は一体誰なのか。彼女の叫びは、なぜ誰にも届かなかったのか。
煌びやかな巨大都市・東京。時を経て再発した連続変死事件の真相を追う清花たちは、その「裏側」へと潜入する。
2.『妖声 警視庁異能処理班ミカヅチ』(2025/5/15発売)
講談社
<あらすじ>
見知らぬ着信から響く美しき声。応答すれば、生きる術なし。警視庁の秘された部署・異能処理班に持ち込まれた怪異「呼ぶ声」。行方不明や死を招くその声は、刑事・極意のものとよく似ていた。同じ頃、行き倒れた山岳密教の修行僧が、怜に告げたのは思いもよらない彼の過去で――。
怜は広目とともに過去を知るための旅に出る。
警察×怪異ミステリー第七弾、物語は急転する。
3.『DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』(2024/12/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
潜入班に届いた複数の失踪事件調査依頼。それらはいずれも『案山子に山の神が依る』との伝承がある中部地方の廃村「ソメ村」での事件だった。村では昭和の半ばから幾度となく女性が失踪、未解決のまま現在に至る。
大規模な工場の建設が決まり、今が行方不明者捜索の最後のチャンスだと言うのだ。清花たちは案山子が乱立する不気味な村に潜入。消えた女性たちの生きた証を追う中で、おぞましい村の秘密に気づく――。
大人気シリーズ、戦慄の第5弾!
3.『アポピスの復活 微生物研究室特任教授・坂口信』(2024/12/24発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
ドロドロに液体化した男性の遺体の一部が都内で発見された。死亡したのは坂口の友人・古屋教授。現場からは人体の細胞を食い荒らして増殖する新種のアメーバが見つかり、その被害者は増加の一途を辿る。凶悪な微生物の弱点は何なのか、そして目撃の相次ぐ奇妙な「蝉人間」との関連は――。
毒舌刑事の海谷、助教の二階堂と共に事件を追う坂口。しかし、感染は身近な人物にも及び……。
「微生物研究×ホラー」シリーズ、待望の第2弾!
5.『青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ』(2024/10/16発売)
講談社
<あらすじ>
上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。霊視の青年・安田怜と病に冒された少女・真理明が紡いだ絆は、冷徹な異能処理班を変えつつあった。だが、彼らの雪解けと裏腹に怪異事件は加速する。穴あき屍体に続いて発見されたのは蒸し焼き屍体。手がかりは、蒼馬に跨る異界の騎士。だが、この怪異には、動機が存在しなかった――。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『タラニス 死の神の湿った森』(2022/9/16発売)
■文庫本新刊
- 『BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』(2025/6/17発売)
- 『妖声 警視庁異能処理班ミカヅチ』(2025/5/15発売)
- 『DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』(2024/12/24発売)
- 『アポピスの復活 微生物研究室特任教授・坂口信』(2024/12/24発売)
- 『青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ』(2024/10/16発売)
精力的に作品を発表している内藤了さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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