2017年『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した佐藤正午さん。
そんな佐藤正午さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
佐藤正午の単行本新刊情報
1.『月の満ち欠け』(2017/4/6発売)
最新刊
岩波書店
<あらすじ>
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる――この七歳の娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく、この数奇なる愛の軌跡。
プロフェッショナルの仕事であると選考委員たちを唸らせた第一五七回直木賞受賞作、待望の文庫化。
単行本はこちらが最新刊になります。
第157回直木賞受賞作品です。すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
2.『小説家の四季』(2016/2/24発売)
エッセイ
岩波書店
<あらすじ>
『ありのすさび』『象を洗う』『豚を盗む』に続く、あの「その日暮らし随筆」が、十年ぶりに帰ってきた。地方都市・佐世保に居を構える小説家は、過ぎゆく日々のなかで、なにを見つめているのか。
そのユーモアとペーソス溢れるまなざしに捉えられた、淡々と過ぎてゆく歳月、移り変わる季節―
―第六回山田風太郎賞受賞作家の、2007年秋から2015年夏までの日々。
3.『鳩の撃退法』(2014/11/13発売)
短編集
小学館
<あらすじ>
かつての売れっ子作家・津田伸一は、いまは地方都市で暮らしている。街で古書店を営んでいた老人の訃報が届き形見の鞄を受け取ったところ、中には数冊の絵本と古本のピーターパン、それに三千万円を超える現金が詰め込まれていた。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」転がりこんだ大金に歓喜したのも束の間、思いもよらぬ事実が判明する。
偽札の動向には、一年前に家族三人が失踪した事件など、街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会の“あのひと”も目を光らせていた。
第6回山田風太郎賞受賞作品です。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
佐藤正午の文庫本新刊情報
1.『書くインタビュー (4)』(2021/9/7発売)
文庫最新刊、往復メール集
小学館
<あらすじ>
「自分のペンネームがほかの作家の名前と一緒に並んでる、それだけで晴れがましい気持ちになるとか、言っても信じないだろうけど、それは嘘じゃなくて、なぜそういう気持ちになるのか、なぜ自分がそこまでうぶなのか、または、初々しさを保っていられるのか、どっちにしてもいい年こいて、と考えてみると、たぶん『作家』という肩書きに対する憧れがいまも僕にあるせいだと思う。いくつになっても、いまだに若いときの、作家志望だった時期の、憧れ気分が抜けていない」(本書より)2021年夏公開の映画『鳩の撃退法』の原作者であり、小説名人の佐藤正午さんがメールでインタビューに応じる「書くインタビュー」シリーズ第4弾。
2.『岩波文庫的 月の満ち欠け』(2019/10/5発売)
岩波書店
<あらすじ>
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる――この七歳の娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく、この数奇なる愛の軌跡。
プロフェッショナルの仕事であると選考委員たちを唸らせた第一五七回直木賞受賞作、待望の文庫化。
2017年刊行作品の文庫版です。
第157回直木賞受賞作品です。
3.『ビコーズ 新装版』(2018/7/11発売)
光文社
<あらすじ>
次作を書けずにいる新人作家のぼくは、ある日、十代の頃の相棒・寺井と十年ぶりに再会する。しかし、彼は無茶な依頼を口にしたのち、ぼくの前から消えてしまった。寺井を追うほどに胸を過る十年前の忘れ得ぬ出来事と映子の姿。思いがけず始まった人捜しが、止まっていた時間を揺り動かす。若き日の恋と苦い過去が織りなす人間模様。
直木賞作家の才気あふれる初期傑作!
1986年刊行作品の文庫新装版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『書くインタビュー (4)』(2021/9/7発売)
- 『岩波文庫的 月の満ち欠け』
(2019/10/5発売) - 『ビコーズ 新装版』
(2018/7/11発売)
ここ数年は寡作の佐藤正午さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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