1995年、『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を受賞してデビューした瀬名秀明さん。同作は映画化もされ大ヒットしました。
そんな瀬名秀明さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
瀬名秀明の単行本新刊情報
1.『ポロック生命体』(2020/2/27発売)
最新刊、短編集
新潮社
<あらすじ>
シンギュラリティに備えよ! VS将棋、VS小説、VS絵画――。人工知能は、芸術家の夢を見るか? 人工知能が、将棋の永世名人を破るときが来た。映画や小説の面白さを分析、数値化し、それに基づいて魅力的な物語が生まれるようになった。
では、AIが制作した作品は「芸術」と呼べるのか? そして、次にAIが目指す世界とは?
最先端の科学知識を背景に、明日にでも訪れるであろうAIと人間の姿を、リアルに描き出す。
こちらが単行本の最新刊になります。
文庫版が発売です(下記参照)。
2.『「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月』(2020/2/25発売)
ブックガイド
NHK出版
<あらすじ>
SF界の巨星が予言した、人類の未来通信衛星の発明者にして、SF黄金時代を創り出した作家クラーク。豊富な科学知識に基づきつつも、想像力の翼を羽ばたかせたその作品群は、来たるべき未来を大胆に予言する。
人類にとって進化とは何か?科学はユートピアを作れるのか? 宇宙に知的生命体は存在するのか?
『太陽系最後の日』『幼年期の終わり』『都市と星』『楽園の泉』の四作を中心に、卓越した文明論としてクラークの思考実験を読みとく。
彼が言うように、十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかないのか――?
3.『魔法を召し上がれ』(2019/5/16発売)
講談社
<あらすじ>
「ぼくは自分が消える前に、魔法についての話をしよう」湾岸町のレストランで働くマジシャン・ヒカル。テーブルを巡り、料理を楽しむ客にマジックを披露している。高校時代、突然この世から消えた同級生の少女・美波を彼は忘れられない。
ある日現れた、彼女の死にかかわりをもつ男。美波はなぜ死んだのか。時を同じくしてヒカルは、伝説的な老マジシャンからロボットを託される。
一人と一体、そして彼らを取り巻く人々の再生の物語。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
瀬名秀明の文庫本新刊情報
1.『魔法を召し上がれ』(2024/10/16発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
「ぼくは自分が消える前に、魔法についての話をしよう」湾岸町のレストランで働くマジシャン・ヒカル。テーブルを巡り、料理を楽しむ客にマジックを披露している。高校時代、突然この世から消えた同級生の少女・美波を彼は忘れられない。
ある日現れた、彼女の死にかかわりをもつ男。美波はなぜ死んだのか。時を同じくしてヒカルは、伝説的な老マジシャンからロボットを託される。
一人と一体、そして彼らを取り巻く人々の再生の物語。
2019年の単行本の文庫版です。
2.『八月の博物館』(2024/10/8発売)
河出書房新社
<あらすじ>
扉を開ければあらゆる博物館に行ける不思議な屋敷で少女と出会い、少年は冒険の旅へ。武器は、物語の力。瀬名秀明の初期代表作。
2000年の単行本の文庫新装版です。
3.『ポロック生命体』(2022/10/28発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
画家の作品をそっくり再現するAIが現れた。科学倫理の研究者である水戸絵里は「盗作」ではないかと開発者に迫るが、晩年の画家の作品はAIが描いたものだったという衝撃の事実が明かされる――。再現なく創造し続けるAIこそ真の芸術家であり、無為な日々を過ごすことを選ぶ人間の方こそロボット的ではないか……。
絵画や小説、将棋を通じて知性と生命の本質を問い、近未来を幻視する短編集。
2020年の単行本の文庫版です。
4.『この青い空で君をつつもう』(2020/3/11発売)
双葉社
<あらすじ>
12月23日、高校2年生の早季子に宛名だけが印刷された郵便はがきが届く。25日、クリスマスの朝、そのはがきで「猿」が折られていた。その猿を見るうち、はがきの文字を目にした早季子は驚く。
10か月前に亡くなった同級生、和志が書いたものだったのだ。いったいどういうことだろうか……。
四季の移ろいや高校生の瑞々しい姿を丁寧に描き、人が人を想う気持ちに寄り添った青春ラブストーリー。
2016年の単行本の文庫版です。
5.『大空のドロテ』(2015/11/12発売)
双葉社
<あらすじ>
1919年。世界大戦終了後まもなくのフランスで一人の紳士盗賊が世間を沸かしていた。その名もアルセーヌ・ルパン。ルパンの活躍を活写してきたモーリス・ルブランが描かなかった物語を、瀬名秀明が緻密に壮大に描く。
サーカスの少女・ドロテと、空にあこがれる少年・ジャンがルパンとともに大空を翔る歴史冒険ロマン。
2012年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ポロック生命体』(2020/2/27発売)
- 『「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月』(2020/2/25発売)
- 『魔法を召し上がれ』(2019/5/16発売)
■文庫本新刊
- 『魔法を召し上がれ』(2024/10/16発売)
- 『八月の博物館』(2024/10/8発売)
- 『ポロック生命体』(2022/10/28発売)
- 『この青い空で君をつつもう』(2020/3/11発売)
- 『大空のドロテ』(2015/11/12発売)
比較的マイペースに作品を発表している瀬名秀明さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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