2014年、「ビオレタ」で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞してデビューした寺地はるな(てらち・はるな)さん。
そんな寺地はるなさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
寺地はるなの単行本新刊情報
1.『川のほとりに立つ者は』(2022/10/20発売)
最新刊
双葉社
<あらすじ>
カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。
「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『カレーの時間』(2022/6/8発売)
実業之日本社
<あらすじ>
終戦直後から高度成長期、そして令和の現代へ――スパイシーだけれど温かい、「カレー」をめぐる祖父と孫息子の物語。
3.『タイムマシンに乗れないぼくたち』(2022/2/8発売)
短編集
PHP研究所
<あらすじ>
「タイムマシンに乗れないぼくたち」新しい街に馴染めない「ぼく」は、太古の生物が好きで、博物館が唯一落ち着く場所だった。ある日、博物館で“現実逃避”をしているスーツ姿の男性と出会い――
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
寺地はるなの文庫本新刊情報
1.『わたしの良い子』(2022/9/21発売)
文庫最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
三十一歳独身、文具メーカーの経理部に勤める椿は、出奔した妹の子ども・朔と暮らすことに。毎日の子育て、更に勉強も運動も苦手で内にこもりがちな朔との生活は、時に椿を追いつめる。自分が正しいかわからない、自分の意思を押しつけたくもない。
そんな中、どこかで朔を「他の子」と比べていることに気づいた椿は……。
2019年の単行本の文庫化作品です。
2.『正しい愛と理想の息子』(2021/11/16発売)
光文社
<あらすじ>
ハセ32歳、陰気な男。相棒の沖、30歳だけど可愛い。二人は違法カジノで働くが失敗ばかり、今度は偽宝石売りでも女に騙され無一文に。切羽詰まったハセは閃いた。
これからは年寄りだ。さびしさは、利用できると。注目の作家が紡ぐ、泣けるバディ小説。
2018年の単行本の文庫化作品です。
3.『夜が暗いとはかぎらない』(2021/6/4発売)
短編集
ポプラ社
<あらすじ>
大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったい、なぜ――? だが、その行動は、いつしか町の人たちを少しずつ変えていく。
いま最注目の著者が、さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。
2019年の単行本の文庫化作品です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『川のほとりに立つ者は』(2022/10/20発売)
- 『カレーの時間』(2022/6/8発売)
- 『タイムマシンに乗れないぼくたち』(2022/2/8発売)
■文庫本新刊
- 『わたしの良い子』(2022/9/21発売)
- 『正しい愛と理想の息子』(2021/11/16発売)
- 『夜が暗いとはかぎらない』(2021/6/4発売)
ハイペースで作品を発表している寺地はるなさん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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