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【2024年最新版】恒川光太郎の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

恒川光太郎の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞してデビューした恒川光太郎さん。ホラー作品を中心に活躍しています。

そんな恒川光太郎さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

恒川光太郎の単行本新刊情報

1.『箱庭の巡礼者たち』(2022/7/4発売)

最新刊、短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
数多の世界を越えて、また会いましょう。異能の道具が導く魂の旅。

洪水で流れ着いた黒い箱は不思議な別世界と繋がっていた。王族が圧政を敷き、竜が生まれ、吸血鬼が人知れず夜を歩く、そんな「箱庭世界」の観察が少年・内野聖の青春だった。

ある日、恋人の絵影久美が箱の中に行くと言い出す。二度と戻れないとしても、箱の外から見ていた自分にしかできないことを果たすために。ただ箱を見つめるだけだった二人の人生は、箱の中と外で目まぐるしく変わり始める(「箱の中の王国」)。

時を越える時計、超強力な接着剤、意思を持った機械、そして不死の薬。異能の道具が紡ぐ一繋ぎの連作集。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『化物園』(2022/5/23発売)

短編集

中央公論新社

<あらすじ>
「人間はおもしろい。だが、飼ってはならぬ」

スリルに憑かれ空き巣を繰り返す羽矢子。だが侵入した家の猫に引っかかれ、逃げた先で奇妙な老人に出会い……「猫どろぼう猫」

自尊心が高く現実に向き合えない王司。金目的で父の死を隠蔽した後、家にやってきたのは……「窮鼠の旅」

〈お手伝いさん〉として田舎の館に住み込むことになった、たえ。そこでの生活は優雅だが、どこか淫靡で……「風のない夕暮れ、狐たちと」

その他「十字路の蛇」「胡乱の山犬」「日陰の鳥」「音楽の子供たち」全七篇。恒川光太郎が描く、《化物》たちの饗宴を、ご覧あれ。

 

3.『真夜中のたずねびと』(2020/9/16発売)

新潮社

<あらすじ>
闇はあなたの後ろに、今も佇む――。忍び寄る足音に背筋が寒くなる連作集。

次々と語られる、闇に遭遇した者たちの怪異譚。ゲストハウスでほんの一時関わっただけの男から送られてくる、罪の告白。その内容は驚くべきもので……(「さまよえる絵描きが、森へ」)。

弟が殺人事件を起こし、一家は離散。隠れ住む姉をつけ狙う悪意は、一体、誰のものなのか(「やがて夕暮れが夜に」)。

全五篇。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



恒川光太郎の文庫本新刊情報

1.『100分間で楽しむ名作小説 夜市』(2024/3/19発売)

文庫最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
「今宵は夜市が開かれる」。

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場では望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えにして、野球の才能を買った。おかげで野球部のエースとして活躍した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた

そして今夜、裕司は再び夜市を訪れる。弟を買い戻すために。

 

2.『真夜中のたずねびと 』(2023/4/26発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
言葉を失った震災孤児の少女アキ。空き家を転々とする中で、彼女は占い師の老婆と出会い、共に暮らすことに。

アキのことを「天使」と呼ぶ老婆は言った――ある岩穴に封印したそれをとってきて欲しい、と。探し辿り着いた場所で、アキは死者の声を聞く……。

平穏な日々を突如として切り裂く、災害、事故、そして底知れぬ悪意。人探しの探偵へと成長したアキに導かれ、真夜中に呑まれた者たちの現代奇譚。

2020年の単行本の文庫版です。

3.『白昼夢の森の少女』(2022/5/24発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。

異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた10の白昼夢。人間の身体を侵食していく植物が町を覆い尽くしたその先とは(「白昼夢の森の少女」)。

巨大な船に乗り込んだ者は、歳をとらず、時空を超えて永遠に旅をするという(「銀の船」)。

この作家の想像力に限界は無い。恐怖と歓喜、自由と哀切―小説の魅力が詰まった傑作短編集。文庫書き下ろしの掌編「ある春の目隠し」も特別収録!

2019年の単行本の文庫版です。

4.『滅びの園』(2021/5/21発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
突如、地球上空に現れ、世界中の人々に希死観念をもたらす<未知なるもの>。

さらに呼応して出現した不定形の生物・プーニーが、耐性を持たない人々の命を次々に奪っていく。

プーニーに対抗できる桁外れの耐性を持つ少女・相川聖子は自分の進路と淡い恋心のため、新設された「プーニー災害対策課」に加わるが、それは長く切ない青春の始まりだった。

<未知なるもの>の見せる幻想世界の中で世界の滅亡を願う男、悲惨な過去を背負い、命を賭して<未知なるもの>に突入する少年。

滅びゆく世界で、いくつもの物語が交錯する。『夜市』の異才・恒川光太郎が放つ、心を揺さぶる感動の物語。

2018年の単行本の文庫版です。

5.『無貌の神』(2020/4/24発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
万物を癒す神にまつわる表題作ほか、流罪人に青天狗の仮面を届けた男が耳にした後日談、死神に魅入られた少女による七十七人殺しの顛末など。

デビュー作『夜市』を彷彿とさせる傑作ブラックファンタジー!

2017年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『箱庭の巡礼者たち』(2022/7/4発売)
  2. 『化物園』(2022/5/23発売)
  3. 『真夜中のたずねびと』(2020/9/16発売)

文庫本新刊

  1. 『100分間で楽しむ名作小説 夜市』(2024/3/19発売)
  2. 『真夜中のたずねびと』(2023/4/26発売)
  3. 『白昼夢の森の少女』(2022/5/24発売)
  4. 『滅びの園』(2021/5/21発売)
  5. 『無貌の神』(2020/4/24発売)

比較的マイペースに作品を発表している恒川光太郎さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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