『再会』で第56回江戸川乱歩賞(2010年)を受賞した横関大(よこぜき・だい)さん。「ルパンの娘」シリーズがヒットしている人気作家です。
そんな横関大さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
横関大の単行本新刊情報
1.『メロスの翼』(2023/5/24発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
世界中の強豪選手が集結した「第1回東京レガシー卓球」。会場では、急遽出場となった毛利翼(マオリーイー)という中国の補欠選手が注目を集めていた。初戦でいきなり世界ランク3位の選手を一蹴した男のユニフォームには、中国選手のはずなのになぜか日の丸が縫い付けられていたのだ。
不思議な選手の登場に動揺するテレビ局の中継スタッフが調べると、6年前、毛利翼(もうりつばさ)という大学生が、殺人の罪で逮捕されていたことが明らかになる。カメラに映る男とその大学生は同一人物なのだろうか?
過去と現在をつなぐ、絆のラリーが始まった。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『闘え! ミス・パーフェクト』(2022/12/7発売)
幻冬舎
<あらすじ>
元エリート官僚、総理の娘。――真波莉子に敵現る。完璧女VS敏腕女!人気のないキャバ嬢どうする? 給食異物混入の犯人は? 正々堂々と産休をとりたい! ど田舎にロックフェスを誘致? パワハラ男をどうにかせよ! かつての上司が自殺?
「わかりました。その問題、私が解決します」女の人生難問だらけ。男と戦う暇はなし。
頑張る女性応援世直しエンタメ、好評第二弾!
3.『忍者に結婚は難しい』(2022/6/1発売)
講談社
<あらすじ>
甲賀と伊賀。歴史の陰に消えたはずの一族は、今も人知れず暗躍していた。手裏剣など古き伝統を墨守しつつ、郵便局ネットワークを牛耳る大組織伊賀。最新技術を積極的に活用する、少数精鋭の実力派集団甲賀。
そんな敵対する陣営の忍者だと知らずに結婚してしまった伊賀の悟郎と甲賀の蛍。燃え上がったのは最初だけで、今では互いに疎ましく思うほど、夫婦関係は冷めきっている–。
ある日、悟朗たち伊賀者が大勢で警備する中、大物政治家が暗殺された。下手人を見つけた悟朗は、その背に自慢の棒手裏剣を放つもひらりとかわされた。
相手は甲賀の女忍者ーー?
あの後ろ姿を、俺は知っている–? 伊賀の威信をかけた追走劇が始まった。
4.『ミス・パーフェクトが行く!』(2021/12/8発売)
幻冬舎
<あらすじ>
真波莉子は厚生労働省雇用環境・均等局総務課に所属している。いわゆるキャリア官僚だ。第一問 某政治家の炎上発言を収束させなさい。第二問 某ファミレスの売り上げワーストワンの店舗を何とかしなさい。第三問 某航空会社の客室乗務員のセカンドキャリアについて考えなさい。第四問 赤字経営が続く某市立病院の経営を立て直しなさい。
炎上霞ヶ関→売り上げ最下位ファミレス→リストラ航空会社→赤字病院。
進むところ、問題あれど、敵はなし!
単行本は以上です。続いて文庫本の紹介です!
横関大の文庫本新刊情報
1.『ゴースト・ポリス・ストーリー』(2023/7/14発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
妹への叶わぬ恋心を抱いたまま、俺はどうやら死んでしまったらしい。「お兄の仇、私、絶対とるから!」
妹は刑事になり、死んだ俺は内通者の疑いをかけられ、そして「幽霊のセブンルール」に戸惑っていた。
渋谷署の刑事・長島日樹は、同じく警察官の妹・聖奈と二人暮らし。実は血の繋がらない妹に切ない感情を抱く日樹だったが、その思いを断ち切るべく捜査に明け暮れていた。
ある日、帰宅中の夜道で何者かに襲われた直後、ある人物と出会う。
「あのね、幽霊にもルールがあるの。だいたい7つくらい。『幽霊のセブンルール』ね」
2021年刊行作品の文庫版です。
2.『帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木』(2023/1/17発売)
講談社
<あらすじ>
池袋のアパートでシングルマザーの死体が発見された。真っ先に現場に駆けつけた神崎と黒木は、残された幼い娘を前に犯人検挙を誓う。ところが翌日、2人は突然、捜査本部から外されてしまいーー。
西武と東武の百貨店、サンシャインシティに大型家電量販店、そしてオタクの聖地、乙女ロード。「池袋」だからこそ、起こる事件がある。
「池袋の治安を守るのが俺たちの仕事だ。困っている人がいたら見過ごすわけにはいかないだろ」
この街は、俺たちを眠らせない。
2020年刊行作品の文庫版です。
3.『彼女たちの犯罪』(2022/10/6発売)
幻冬舎
<あらすじ>
医者の妻の神野由香里は夫の浮気と不妊に悩んでいたが、ある日突然失踪。海で遺体となり発見される。死因は自殺か、それとも――。一方、交際相手が既婚者と知った結婚願望の強い日村繭美は偶然その妻と出くわし、ある決意をする。ワケあり女が一人二人……もう一人?
女の数だけ二転三転、どんでん返しミステリ。いつの時代も女の人生は険しい。
2019年刊行作品の文庫版です。
4.『誘拐屋のエチケット』(2022/9/15発売)
講談社
<あらすじ>
腕利きの誘拐屋・田村健一は、ある日、新人誘拐屋の根本翼とコンビを組むことになる。あまりにもお節介な翼は、自らが誘拐した人物の人生相談に乗ってしまう。淡々と仕事を全うしたい田村の抵抗もむなしく、いつの間にか二人は関係のないトラブルに巻き込まれていく。だがすべての出来事は、実は田村の秘めた過去につながっており……。
「無口なベテラン」と「涙もろくてお人好しの新人」の誘拐屋。犯罪から生まれた2人のコンビが奇跡を起こす。
2020年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『メロスの翼』(2023/5/24発売)
- 『闘え! ミス・パーフェクト』(2022/12/7発売)
- 『忍者に結婚は難しい』(2022/6/1発売)
- 『ミス・パーフェクトが行く!』(2021/12/8発売)
■文庫本新刊
- 『ゴースト・ポリス・ストーリー』(2023/7/14発売)
- 『帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木』(2023/1/17発売)
- 『彼女たちの犯罪』(2022/10/6発売)
- 『誘拐屋のエチケット』(2022/9/15発売)
コンスタントに作品を発表し続けている横関大さん。新作が楽しみな作家の一人です。
それでは、良い読書体験を!
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