『池袋ウエストゲートパーク』シリーズで知られる石田衣良さん。ライトな語り口でありながら、重いテーマも見事にこなす直木賞作家。
そんな石田衣良さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
石田衣良の単行本新刊情報
1.『男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX』(2024/9/24発売)
最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
バッテリー盗難ビジネスに巻き込まれた高校生、愛国ブログに潜む闇、真面目な会社員女性が嵌ったメンズコンカフェの罠、そして女を憎むミソジニストによる、フェミニストへのアシッドアタック……今まさに起こっていること、明日起こるかもしれない事件をいきいきと刺激的に描く短篇4篇を収録。
単行本はこちらが最新刊です。
池袋ウエストゲートパークシリーズ最新刊です。
小説「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ最新作と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>2.『神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX』(2023/9/11発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
女子高生のルカは、父親が亡くなり、新興宗教「天国の木」に走った母親に養育放棄されている宗教2世だ。マコトや自身も宗教2世だった子ども食堂の主催者・アズはルカに親身に接するが、彼女が教祖の目に留まり、花嫁候補に選ばれてしまう。さらに、教団には教祖直属で荒事を請け負う部署があり、マコトたちに悪質な嫌がらせを仕掛けてくる。マコトとタカシは、Gボーイズを動員し、ルカを救い教団をたたく計画を練るが……。
表題作のほか、投機目的で高騰するビンテージ・ウイスキーを狙うバイヤー、過激な推し活をする〈私生(サセン)〉、闇バイトの連続強盗団が登場。難破船さながらの日本で起きている事件を鮮やかに切り取る全4編。
3.『ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパークXVIII』(2022/9/12発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
ヤングケアラー、外国人労働者、マッチングアプリ…いま池袋で起こっているトラブルにマコトが立ち上がる。大人気シリーズ第18弾。
4.『禁猟区 』(2022/6/24発売)
集英社
<あらすじ>
結婚して初めての彼は、10歳下の舞台俳優でした――。34歳、ライターの文美子。夫との関係は冷え切り、娘はかわいいが保育園で問題行動を起こしていた。ある日、文美子はママ友から、女性がお金を出して若い男性を「狩る」という「お茶会」に誘われる。
乗り気でなかった文美子だが、そこで劇団俳優の夏生と出会い、彼の誠実さに惹かれていく。夫の愛人の来訪、半グレからの脅迫、変貌していくママ友。
様々な出来事が降りかかる中、ふたりの関係は引き返せないところまで来てしまい……。
5.『心心 東京の星、上海の月』(2022/3/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
一生をかけて、かなえたい夢がある。専門学校に入学した石森陽児は、上海からやってきた少女・心心と出会い、声優を目指して特訓の日々を送る。
そんな中、心心を見張る謎の男から、彼女の正体は中国の巨大メーカーの社長令嬢と明かされ……。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
石田衣良の文庫本新刊情報
1.『ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパークXVIII』(2024/9/4発売)
文庫最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
時代の一歩先を駆け抜ける
切れ味抜群IWGPシリーズ第18弾窒息死させられた売れ残りのマルチーズ。麻酔もかけずに帝王切開された繁殖犬。
揺りかごから墓場まで、「かわいい」のすべてを金に換える悪質ペットチェーンの闇を、過激な動物愛護テロリストとともに、マコトが徹底的に暴き立てる!
表題作のほか3篇を収録。
2021刊行の単行本の文庫版です。
2.『炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII』(2023/9/5発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
ネット放火魔を逃がすな!女子アナのストーカーと化したADが自殺した。ネットで始まったのは、被害者であるはずのホノカへの集中砲火。激しく炎上した彼女は、休職に追い込まれる。
なんとか立ち上がろうと、マコトとタカシに助力を求めたホノカの前に、真のモンスターが現れる!
表題作『炎上フェニックス』ほか3篇を収録。
時代の空気を鮮やかに描くIWGPシリーズ第17弾。
2021刊行の単行本の文庫版です。
3.『清く貧しく美しく』(2022/10/28発売)
新潮社
<あらすじ>
この冷たい世界で、ぼくたちだけはおたがいをほめあって生きよう。30歳・大手ネット通販の巨大倉庫で働く堅志と28歳・スーパーのパート勤務の日菜子はそう約束している。合わせて年収300万円台の暮らしは、つましくも幸せだった。
だがある日、堅志に正社員登用の話が舞い込む。喜ぶ二人だったが、本社研修の担当は堅志のかつての恋人・佳央梨で……。
恋愛小説の名手が描く現代の切実な恋の行方。
2019刊行の単行本の文庫版です。
4.『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』(2022/9/1発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
ネットサークルに投稿された動画。そこには、恐怖に震え泣き叫ぶ幼い少女の姿があった。
マコトとタカシが冷酷な獣たちを罠にかける!
2020刊行の単行本の文庫版です。
5.『不死鳥少年: アンディ・タケシの東京大空襲』(2022/1/31発売)
毎日新聞出版
<あらすじ>
〈アンダイング=不死身〉とあだ名をつけられた日系2世の少年、時田武14歳。母・君代と家族を率いて、炎そのものとなった街を駆ける。いま読まれるべき、3.10東京大空襲の物語。
2018刊行の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX』(2024/9/24発売)
- 『神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX』(2023/9/11発売)
- 『ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパークXVIII』(2022/9/12発売)
- 『禁猟区 』(2022/6/24発売)
- 『心心 東京の星、上海の月』(2022/3/24発売)
■文庫本新刊
- 『炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII』(2023/9/5発売)
- 『清く貧しく美しく』(2022/10/28発売)
- 『獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI』(2022/9/1発売)
- 『不死鳥少年: アンディ・タケシの東京大空襲』(2022/1/31発売)
コンスタントに作品を発表し続ける石田衣良さん。新作が待ち遠しいですね!
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