『バッテリー』が大ベストセラーなった、あさのあつこさん。小説家、そして児童文学作家として活躍しています。
そんなあさのあつこさんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
あさのあつこの単行本新刊情報
1.『アーセナルにおいでよ』(2024/9/27発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
ネットの中傷、不登校、詐欺など学校や社会に馴染めずドロップアウトした主人公たちが、起業という一つの目標に向かい、生きる「武器」を手に入れていく、まさに現代に求められる物語です。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『おもみいたします 凍空と日だまりと』(2024/3/18発売)
徳間書店
<あらすじ>
五歳の時に光を失い、揉み療治を生業としているお梅。市井の人々に大評判で、一年先まで申し込みが埋まっている。ところが今すぐ主の腕が動くよう療治してほしいという武士が現れた。お梅でなければ駄目なのだと。
武士から「張りつめた者」の気配を感じ取ったお梅は、三日後、主のものとへ向かう!
3.『闇医者おゑん秘録帖 碧空の音』(2024/3/18発売)
中央公論新社
<あらすじ>
わけありの女たちを診療するおゑんの許へ、何かを極度に怖れている妊婦が訪ねてきた。彼女は目を血走らせ、十両を差し出しながら言った。「お願いします。この子を産ませてください」と――。後日、吉原惣名主に依頼され診ることになった女郎も、奇矯な妊婦だった。大店の主人に身請けされることが決まっていて、その子を身籠っていながら、「産みたくない」と叫びながら自死しようとしたのだ。
彼女たちは何者で、何故、一人は出産を望み、もう一人は出産を拒否するのか? 疑念がきざしたおゑんは、遊女連続死を調べる過程で親しくなった吉原惣名主の用心棒・甲三郎とともに、また謎を追うことになったが……。
「読売新聞オンライン」人気連載、待望の書籍化。
4.『野火、奔る』(2023/10/25発売)
光文社
<あらすじ>
小間物問屋『遠野屋』の主清之介は、生国嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。さらに奉公人のおちやにも騒動が起きる。亡きおちやの伯父に代わって大店『八代屋』を継いだ長太郎が、今頃になっておちやを無理矢理連れ戻そうとすることに、北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。
『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。ニヒルな同心、木暮信次郎、元刺客の商人、遠野屋清之介。
尋常ならざる男と男がうねり合う、累計110万部突破「弥勒シリーズ」第12弾!
5.『プレデター』(2023/7/26発売)
集英社
<あらすじ>
「あなたはなぜ、この取材を始めたのです?」
明海和(あけみ・かず)はストリートチルドレンの取材を続けるうち、謎の集団・プレデターに襲撃される――。都市再開発計画の名のもとに首都が七つのゾーンに区切られ、格差社会化が進む2032年の日本。web情報誌“スツール”の記者・明海和は、独自に子ども狩と人身売買の取材を続けていたところ、カササギと名乗る人物に突き当たる。和が待ち合わせ場所に行くと、そこに現れたのはまだ十代の男性だった。彼は、これ以上取材を続けると「殺されますよ」と警告する。
なぜ、子どもたちの取材をすることが危険なのか? なぜ、国際的なモデル都市でストリートチルドレンが生まれるのか? 和は、自身の父親も“闇の子どもたち”の取材をしていたことを明かすが……。
ジュブナイル小説の名手による新たな代表作誕生!!
格差社会の闇に切り込む、ディストピア長編。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
あさのあつこの文庫本新刊情報
1.『もっと!にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳』(2024/9/12発売)
文庫最新刊
祥伝社
<あらすじ>
大店の一人娘、お糸が奉公に出ているのは鈴江三万石の江戸屋敷。腰元は猫、上臈は虎という、一風変わった仲間とともに、唯一の〝人族〟として猫の奥方さまに仕えている。だが、平和を絵に描いたような鈴江の地に、近頃なにやら不穏な噂が。公儀に目をつけられたとか、乗っ取りを画策されているとかいないとか。
真相を確かめるため、お糸らは探索に乗り出すが……。
2.『おもみいたします』(2024/5/10発売)
徳間書店
<あらすじ>
天才的揉み師のお梅が、あなたの身体と心の闇までほぐします。申し込めば半年待ち。評判のお梅の揉み治療だが、一刻の猶予もない患者が現れた!
揉んだ人々の身体は、全てこの指が覚えている。身体に触れさえすれば、
いつどこで揉んだあの人だと言い当てられる。人に揉み治療を施すのが、お梅の生業。
2022年の単行本の文庫版です。
3.『舞風のごとく』(2023/6/7発売)
文藝春秋
<あらすじ>
小舞六万石が大火に見舞われた。山河豊かで災害も少ない土地で、城下の半分に迫る町が焼け落ちたことで、人々は混乱に陥る。筆頭家老の後嗣である樫井透馬は、執政会議で一刻も早く救済策を講じることを主張するが、前例主義に凝り固まった藩の上層部は有効な策を講じることができない。
苛立ちが募る透馬は、少年の頃から剣を通じて身分を超えた友情をはぐくみ、今は側近として取り立てている新里正近、山坂半四郎と共に人々の救済に乗り出す。一方で透馬たちが独自に動くうち、この大火事がただの失火ではないのではないか、という疑いが芽生える。さらに藩政の主導権を巡る政争も巻き起こり……。
『火群のごとく』『飛雲のごとく』に続く第三弾にして、感動の完結篇!
2021年の単行本の文庫版です。
4.『ハリネズミは月を見上げる』(2023/4/26発売)
新潮社
<あらすじ>
あなたも最低。許せない――。高校二年生の鈴美は逆上する痴漢から守ってくれた比呂に感謝するが、予想外のきつい言葉を返され戸惑う。周りから浮くことを恐れる鈴美は、独りでも毅然とふるまう比呂と接するなかで次第に変化してゆく。だが比呂もまた、誰にも言えない悩みを抱えていて……。
両親の離婚、中退した幼馴染み、壊れてしまった心。まばゆい出会いが胸に響く青春小説の新たな傑作。
2020年の単行本の文庫版です。
5.『星に祈る おいち不思議がたり』(2023/4/11発売)
PHP研究所
<あらすじ>
現代女性にも通じる悩みを抱える主人公を思わず応援したくなる人気時代小説最新刊。父のような医者になりたいと願う娘おいちに、絶好の機会が訪れる。女性の医者を育てるための医塾が開かれるというのだ。おいちは、希望に胸を膨らませ、夢への第一歩を踏み出そうとする。
そんななか、深川で謎の連続失踪事件が起きる。忽然と姿を消した四人に、共通点は見出せなかった。不可解な事件が気になるおいちの許に、岡っ引の仙五朗が思いがけない情報を携えてやって来る。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができるおいちは、事件を解決に導くことができるのか。
一方、心を寄せ合う新吉との関係も、新たな局面を迎える。仕事も家庭も持ちたいという娘の密かな願いは、叶えられるのか。
人気の青春「時代」ミステリー第五弾!
2021年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『アーセナルにおいでよ』(2024/9/27発売)
- 『おもみいたします 凍空と日だまりと』(2024/3/18発売)
- 『闇医者おゑん秘録帖 碧空の音』(2024/3/18発売)
- 『野火、奔る』(2023/10/25発売)
- 『プレデター』(2023/7/26発売)
■文庫本新刊
- 『もっと!にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳』(2024/9/12発売)
- 『おもみいたします』(2024/5/10発売)
- 『舞風のごとく』(2023/6/7発売)
- 『ハリネズミは月を見上げる』(2023/4/26発売)
- 『星に祈る おいち不思議がたり』(2023/4/11発売)
小説だけでなく、絵本や童話を含めてコンスタントに作品を発表しているあさのあつこさん。今後の作品も楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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