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2010年に『機龍警察』でデビューした月村了衛さん。日本SF大賞、吉川英治文学新人賞等を受賞し、SFやハードボイルドの第一線の書き手として人気です。
そんな月村了衛さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
月村了衛の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■文庫本新刊
※リンク先はAmazonです
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
月村了衛の単行本新刊情報
1.『普通の底』(2025/4/23発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
ある青年から届いた手紙には、幼少期から「普通」を願って生活を送ってきたことが書かれていた。普通の家庭、普通の教育、普通の交友関係。多少の挫折はあっても、彼は「普通」の軌道に乗り続けている–はずだった。今、彼はとても困難な状況にいる。どこでそうなったのか。どうしてそうなったのか。両親が不仲だからか、トー横に行ってしまったからか、それとも大学時代の起業サークルが原因か、それとも重くのしかかる奨学金のせいだろうか。
三通の手紙があぶり出すのは、あらゆるものが可視化された現代社会にはびこる精神的幼稚さと、その行く末。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『おぼろ迷宮』(2025/3/1発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
おんぼろアパート『朧荘』に住む女子大生夏芽は、まるで異次元に迷い込んだかのような不可解な出来事に遭遇する。〈謎〉を解決するのは、隣に住む正体不明の老人、鳴滝。尋常ならざる人脈と驚異の推理力を駆使する彼は一体何者なのか。
街にはびこる不可思議な事件の謎を、凸凹コンビがスイーツを食べつつ華麗に解決!
3.『虚の伽藍』(2024/4/24発売)
新潮社
<あらすじ>
日本仏教の最大宗派・燈念寺派。弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。
人間の核心に迫る圧巻の社会派巨編。
4.『対決』(2024/4/24発売)
光文社
<あらすじ>
新聞記者 vs. 医大理事。一歩もひかぬ、二人の女。思いは同じ――後に続く女性のために。だからこそ、互いの人生を懸けて激突する。ある医大が入試の採点過程で女子の点数を意図的に下げている――衝撃的な「噂」を耳にした新聞記者の檜葉菊乃は独自の調査を始め、理事の神林晴海に目をつける。巧みに追及を躱す神林だが、突破口はそこにしかないと考え、檜葉は何度となく攻め立てる。
男性優位の社会で、共に無数の理不尽に直面してきた二人。それでも敵対せざるをえない彼女たちの闘いの行方は……。
5.『半暮刻』(2023/10/18発売)
双葉社
<あらすじ>
児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。
「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
月村了衛の文庫本新刊情報
1.『ビタートラップ』(2024/12/6発売)
文庫最新刊
実業之日本社
<あらすじ>
「私は中国のハニートラップなんです」。農林水産省で働くノンキャリア公務員の並木は、恋人から突然、告白される。なぜぼくが?
警視庁公安部からは追尾され、中国の国家安全部からは拉致される。両国組織を欺くために、同棲を始めるが……。何が真実で、誰を信じればいいのか。
「本気で好き」と語る彼女は信じられるのか――。恋愛×スパイ小説の極北。
2021年刊行作品の文庫版です。
2.『脱北航路』(2024/11/8発売)
幻冬舎
<あらすじ>
祖国に絶望した北朝鮮海軍の精鋭達。四十五年前、島根の海岸で拉致された日本人女性。宿命のように引き寄せられた彼らが、老朽化した潜水艦に乗って日本への亡命を企図した時、国際社会を揺るがす悲壮な闘いの幕が切って落とされた。
一発でも魚雷が当たれば撃沈必至の極限状況。それゆえに生まれる感涙の人間ドラマ。超弩級エンターテイメント!
2022年刊行作品の文庫版です。
3.『非弁護人』(2024/3/8発売)
徳間書店
<あらすじ>
元特捜検事・宗光彬。検察の腐敗により無実の罪で法曹界を追放された過去を持つ。弁護士資格のないまま高度な法律案件を闇で請け負うことから「非弁護人」と呼ばれていた。あるときパキスタン人少年から「級友を捜してほしい」と依頼される。その少女と家族の消息を追ううちに大量の失踪者の存在が明らかになる。
戦慄の犯罪に立ち向かうべく、法廷に立てない宗光が取った驚愕の奇策とは!?
2021年刊行作品の文庫版です。
4.『奈落で踊れ』(2024/1/10発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
接待汚職「ノーパンすき焼きスキャンダル」発覚で大蔵省は大揺れ。汚職役人としての処分を恐れた89年入省組の4人は、“大蔵省始まって以来の変人”の異名をとる同期の香良洲圭一に助けを求めるが……。黒幕の大物主計局長、暴力団幹部、総会屋総帥、敏腕政治家らの思惑が入り乱れるなか、香良洲はこの危機にいかに立ち向かうのか!?
スリリングな官僚ピカレスク小説。
2020年刊行作品の文庫版です。
5.『白日』(2023/12/22発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
千日出版の教育部門で課長を務める秋吉は、[引きこもり・不登校対策]を標榜した新時代の高校を開校する一大プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となり、事故ではなく自殺という噂が社内で広まる。秋吉は部下の前島と独自に調査を行うが、会社の上層部は秋吉に隠蔽を働きかける――。
組織の論理に翻弄される中間管理職の苦悩を描いた、波瀾の企業エンタメ!
2020年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
コンスタントに作品を発表し続けている月村了衛さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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