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五十嵐貴久さんの「交渉人シリーズ」は、交渉人としての役割を果たす刑事が、立てこもり犯等との行き詰まる交渉を描いた人気作。
そんな五十嵐貴久さんの「交渉人シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
五十嵐貴久「交渉人シリーズ」読む順番
現在3作が幻冬舎から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
現在刊行中の作品は以下になります。
それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。
1.『交渉人』(2003年)
<あらすじ>
三人組のコンビニ強盗が、総合病院に立て篭った。院内の人質は五十人。犯人と対峙するのは「交渉人」石田警視正。石田はテレビやプロ野球の話題を織り交ぜ、犯人を思い通りに誘導、懐柔していく。しかし、解決間近と思われた時、事件は思いもよらない方向へ転がる。
真の目的は何なのか? 手に汗握る驚愕の展開と感動のラスト。傑作サスペンス。
こちらが第1作目。
警視正である石田が、コンビニ強盗と交渉を進めていきます。しかし…という展開で、手に汗握るストーリーです。
2.『交渉人・爆弾魔』(2007年)
<あらすじ>
都内各所で爆弾事件が発生。要求は二千人の死者を出した“宇宙真理の会地下鉄爆破テロ事件”首謀者・御厨の釈放だった。交渉人に指名された広報課の警部・遠野麻衣子はメールのみの交渉で真犯人を突き止め、東京どこかに仕掛けられた爆弾を発見しなければならない。
さもないと東京は未曾有の大惨事に見舞われる―。手に汗握る、傑作警察小説。
2作目は警部・遠野麻衣子が交渉人として、爆弾魔と対峙します。
単行本は『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』として刊行され、文庫化の際にタイトルが変わっています。
3作目の交渉人も麻衣子ですので、改題は正しいと言えそうです。
3.『交渉人・籠城』(2010年)
<あらすじ>
喫茶店の店主が客を監禁・籠城する事件が発生。交渉人の麻衣子に、籠城犯は「テレビカメラを駐車場に入れ、事件を中継しろ」と要求する。過去に犯人の幼い娘が少年に撲殺された事件に動機があると推察するが、事態は膠着。そこへ警察としては決して呑めない前代未聞の要求が突きつけられ……。
警察小説にして、少年法の意味を問う社会派ミステリ。
3作目の交渉人も遠野麻衣子。籠城犯との交渉に息が詰まります。
まとめ
それではおさらいします。
五十嵐貴久「交渉人シリーズ」の読む順番は以上のようになります。
実はもう10年以上も新作が出ていません。そろそろ新たな「交渉人」が見たいですね。
それでは、良い読書体験を!
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