1998年『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞してデビューした新堂冬樹さん。裏社会を描くノワール作品を中心に発表しています。
そんな新堂冬樹さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
新堂冬樹の単行本新刊情報
1.『戦国虫王 「世界最強虫王決定戦」外伝』(2024/10/22発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
自然界ではありえない、世界中の昆虫・毒蟲たちが闘いを繰り広げる様子を収めた、伝説の大ヒットDVD「世界最強虫王決定戦」が、小説になって帰ってきた!天下泰平な、日ノ本昆虫界を築き上げてきたカブト幕府。 あるとき、幕府転覆を企てようと、ノコギリクワガタ藩主、オオスズメ藩主が手を、いや、肢(あし)を組んだ…。
幕府に従わぬ毒蟲たち、タガメ藩主率いる水生昆虫をも巻き込んだ、戦乱の幕が切って落とされた。 さらに突如、強大で残虐な南蛮虫までもが、日ノ本の土地を奪い取ろうと海外から来襲! 日ノ本の昆虫たちの命と名誉を守るため、カブト将軍は自らを顧みず、戦いに挑むのだった!
昆虫を愛し、昆虫に愛され、「世界最強虫王決定戦」をプロデュースした男、新堂冬樹が手がけた、令和最大の“奇書”誕生!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『シン 人間失格』(2024/5/23発売)
ビジネス社
<あらすじ>
テレビやセミナーに引っ張りだこの青少年教育コンサルタント、森田誠(45)。美しい妻と可愛い子供たちにも恵まれ、その人生は正に順風満帆。しかし爽やかな笑顔の裏には、目的のためなら手段を選ばない姑息で卑劣な面が隠されていた。ライバルは捏造スキャンダルで潰し、大のギャル好きで若い女性をとっかえひっかえ抱く。
倫理観も良心も皆無な男が買った恨みの数々は、静かに、しかし着実に蓄積し復讐のときを待っていた・・・。
3.『虹の橋からきた手紙』(2023/4/17発売)
サイゾー
<あらすじ>
コメンテーターや情報番組MCが唇を削がれ十指を切断される連続殺人。被害者の共通点はこの国の「老害」を糾弾していたのだが。
4.『#刑事の娘は何してる?』(2023/4/7発売)
中央公論新社
<あらすじ>
コメンテーターや情報番組MCが唇を削がれ十指を切断される連続殺人。被害者の共通点はこの国の「老害」を糾弾していたのだが。
5.『嫌われ者の矜持』(2022/7/20発売)
光文社
<あらすじ>
芸能界の暗部にも遠慮なく切り込み、驚異的な持久力で〝ターゲット〟を決して逃さない写真週刊誌の編集者・立浪慎吾。人気タレント達のスキャンダルを暴き続ける目的は、因縁の芸能界のドンを倒すこと。スクープ力を武器に、悪の牙城に挑む!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
新堂冬樹の文庫本新刊情報
1.『おかえり ~虹の橋からきた犬~』(2024/9/20発売)
文庫最新刊
集英社
<あらすじ>
「嫌っ……嫌っ……嫌ーっ! 私を置いて逝かないでーっ!」菜々子の心の時計は、愛犬の茶々丸が亡くなった五年前で止まっていた。孤独に逝かせてしまった罪の意識に苦しむ日々の中、彼女は一匹の捨てられた柴犬と出会う。
愛情に満ちた眼で彼女をじっと見つめる犬の右頬には、ハート形の白い斑模様があった。それは茶々丸と全く同じで!?
愛犬を亡くし、絶望の淵にいた女性に起こった奇跡の連続を描く、次元を超えた感動長編。
2.『動物警察24時』(2023/7/21発売)
光文社
<あらすじ>
物言えぬ犬猫を虐待する者を、私たちが逮捕する!「ペット後進国」日本につきつけられた話題作、ついに文庫化!
東京都に実験的に設置された動物保護を目的とする〈東京アニマルポリス〉通称TAP。動物看護士師からTAP職員に転身した北川璃々は、同僚たちや警察ともタッグを組み、さまざまな動物虐待事件へと切り込んでゆく――。
有名タレントによる愛犬虐待疑惑、多頭飼育崩壊、高級ペットショップが抱える闇……次々と立ちはだかる問題に彼らはどう立ち向かうのか!?
2020年の単行本の文庫版です。
3.『極悪児童文学 犬義なき闘い』(2023/7/21発売)
集英社
<あらすじ>
人間という絶対的なリーダーがいなくなった新宿で、血を血で洗う抗争の火蓋が切られる。史上初、犬が主人公の任侠小説!
4.『なごり雪』(2023/4/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「なごり雪に願い事をすれば叶うって、小学生の頃に読んだ本に書いてあったの」トップモデルの海斗に密着取材するため、スイスを訪れたファッションライターの小野寺古都。季節外れのなごり雪が舞うチューリヒで、古都は露悪的に振る舞う海斗の真の姿を探ろうとする。
やがて似た者同士の2人は惹かれあうが、幸せも束の間、海斗が交通事故で半身不随となってしまった。死を望む海斗と、生を望む古都。二人の愛の行方は?
2021年の単行本の文庫化作品です。
5.『168時間の奇跡』(2023/4/21発売)
中央公論新社
<あらすじ>
保護犬施設「ワン子の園」には、心身ともに傷を負った犬たちと様々な里親希望者がやってくる。犬と人間の共生が抱える闇と希望を描く心温まる長編小説。
2021年の単行本の文庫化作品です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『戦国虫王 「世界最強虫王決定戦」外伝』(2024/10/22発売)
- 『シン 人間失格』(2024/5/23発売)
- 『虹の橋からきた手紙』(2023/4/17発売)
- 『#刑事の娘は何してる?』(2023/4/7発売)
- 『嫌われ者の矜持』(2022/7/20発売)
■文庫本新刊
- 『おかえり ~虹の橋からきた犬~』(2024/9/20発売)
- 『動物警察24時』(2023/7/21発売)
- 『極悪児童文学 犬義なき闘い』(2023/7/21発売)
- 『なごり雪』(2023/4/24発売)
- 『168時間の奇跡』(2023/4/21発売)
ハイペースで作品を発表している新堂冬樹さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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