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【2024年最新版】新井素子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

新井素子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1999年に『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞した新井素子さん。1977年に高校生でデビューし、今も精力的に作品を発表しています。

そんな新井素子さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

新井素子の単行本新刊情報

1.『定年物語』(2024/3/8発売)

最新刊

中央公論新社

<あらすじ>
正彦さんが定年を迎え、さてこれからは、一緒に旅行を……と期待していた二人。しかし、折しも世の中はコロナで自粛中。そんな中で、新たなフェーズに入った二人の生活は?

俳句、骨董と、趣味の道をきわめる正彦さんと、二次元コードに苦しめられたり、日々のちょっとした生活の変化を楽しんだりする陽子さんの日常を綴る、シリーズ最新作。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生』(2022/12/15発売)

角川春樹事務所

<あらすじ>
あたし、高井南海は超能力者!

今までは階段やらアチコチで転ぶため、「粗忽姫」と呼ばれていたけど、実は転ぶことで、この空間の各所にある“ヒビ”を修復していたのだ!

そのヒビを靄(もや)として検知できる御曹司の超能力者・板橋さんと組んで、世界に存在する歪みを修復し、副作用で物体を治す力を利用する「修復課」を立ち上げて、世界を直し始めました!

文庫版が発売です(下記参照)。

3.『絶対猫から動かない』(2020/3/28発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
56歳の大原夢路は将来が絶賛不安な元・校正者、両親介護のために仕事をやめ、その上認知症の義父母のケアも…仲良しの旦那はいるけれど、そりゃもうストレスは満載。おかげで最近妙な夢をみる。

地震で止まった地下鉄の中に閉じ込められ続けるのだ。友達の冬美と、袖振り合った見知らぬひと達と、そしてもうひとり、人類を捕食するいきもの「三春ちゃん」と!!

…それぞれに問題を抱えた大人たちが、自分達の生存と、たまたま居合わせてしまった子供達の未来を守るために戦いを始める。

憧れるのは猫のごとき平和な日常、いつか手にしたら、絶対そこから動いてなんかやるものか。でも、それまでは―。

文庫版が発売です(下記参照)。

4.『いつか猫になる日まで グリーン・レクイエム』(2019/7/26発売)

初期作品集

柏書房

<あらすじ>
若き男女六人の宇宙戦争!?(『いつか猫になる日まで』)。

緑の大地に奏でられる恋と生の調べ(『グリーン・レクイエム』『緑幻想』)。

作家生活四十年を迎えてなお精力的活動を続ける新井素子の初期傑作群が装いを新たにして甦る!

三作品収録の初期作品集です。


続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



新井素子の文庫本新刊情報

1.『南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生』(2024/1/13発売)

文庫最新刊

角川春樹事務所

<あらすじ>
あたし、高井南海は超能力者!今までは階段やらアチコチで転ぶために「粗忽姫」と呼ばれていたけど、実は転ぶことでこの世界の各所にある“空間の亀裂”を修復していたのだ!

多くの人々が意図せずひっかかり、事故の原因となっていた見えない“空間の亀裂”。それを靄として感知できる御曹司の超能力者・板橋さんと組んで、あたしは世界を救うために働きだした!

仕事に恋愛、そして世界を良くしたいと願う女性の生き方──人気作家が描く、ちょっと不思議なSF超能力ストーリー。

2022年の単行本の文庫版です。

2.『絶対猫から動かない』(2022/10/24発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
50歳を過ぎ、両親の介護のため大好きな仕事を辞めた大原夢路。

親友と出かけた帰り、地震で電車が止まった日から、奇妙な夢を見るようになった。緊急停止した電車に閉じ込められ続けるのだ。

ある時、夢の中で誰かの異様な悲鳴が上がる。不思議に思った夢路が意を決して車内を捜索すると、彼女の本能が恐怖を訴える存在がいた。”それ”は人の生気を吸う謎の生物、「三春ちゃん」だった――。

大人のための壮大な群像劇、SF界の名手による新たなる代表作!

2020年の単行本の文庫版です。

3.『この橋をわたって』(2021/12/23発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
妾は、猫で御座います。名前は、「ファー」って呼んでいただければ――。

新井素子版『吾輩は猫である』といえる「妾は、猫で御座います」や、素直になれない猫と不器用なカラスの友情を描く「黒猫ナイトの冒険」、大河の対岸にかすかに見えた〝何か〟をめざす年代記「橋を、架ける」、土地神からの風変わりな試練に十四歳の少女が立ち向かう「なごみちゃんの大晦日」など、日常から伸びる「橋」をわたった先に待つ、心あたたまる8つの不思議。

2019年の単行本の文庫版です。

4.『影絵の街にて』(2021/12/17発売)

短編集

竹書房

<あらすじ>
初の文庫収録となる『季節のお話』『ちいさなおはなし』の他、未収録作品などを集めたSF・ファンタジー短篇集。

 


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

エッセイも含めてコンスタントに作品を発表している新井素子さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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